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キーワード「ことばの切れ味」の検索結果は以下のとおりです。

組織の力

凡人に非凡な業績をあげさせるのが組織である

アメリカの政治家ベバリッジの言葉だとか。秋庭道博著「ことばの切れ味」(東洋経済新報社、1992年)から(p107)。

その言葉には妙に納得させられるものがある。果たして組織はどんな力を持っているから凡人に非凡な業績をあげさせることができるのだろうか。

スタッフを確保している。皆その領域のプロだ、だいたいのことは判る。3人寄れば文殊の知恵ということもあるだろう。刺激し合って新たな発想が生まれる。得手不得手を補い合い例えば2人で3人分以上の能力を発揮できる。モチベーションも管理される。

有形無形の、必要なものを必要十分に備えている。設備や、道具、資料。知識や、技術、ノウハウなど。

予算を確保しそれを執行する。

ひと、もの、かね、ということだろうか。ただ、こう書いてしまうとこういうことなんだろうけれど、組織には、もっと別の大きな力があるように思う。ちょっと得体の知れない、どう表現していいのか判らない力。例えば、無言の圧力、掟、自信、安定、安心、継続、統一感など、そんな感じのもの。

ことばの切れ味(サイト内)。Albert Jeremiah Beveridge (1862-1927)

Cause and result ルール

  • 2023/11/09 05:52
  • カテゴリー:読み物

日本語では、この論理からはずれている文章が多い。日本語では、理由しか言わなくても相手がその先の効果・結果を察してくれるからである。以心伝心というわけである。

例えば英語では、いつも Cause and result を意識して、話さなければならない。文章を書く際もそうだ。cause、原因や理由。resultは、結果、効果、言いたいこと、要求。

引用は、高橋昭男著「仕事分の書き方」(岩波新書、1997年)から(p83)。最寄り図書館で除籍になったリサイクル本。

仕事上ある課題が生じたと連絡網で通知された。数日経って、関係者らしきメンバーに召集がかかった。何日何時に集まれとあるだけでアジェンダはない。こういうご招待を受けることは珍しくない。その度に、話し合うべきことを箇条書きしてください、終了予定時刻も知らせてください、もし何か準備(心づもり)しておくことがあれば併せて、と返事をするようにしている。すると、こちら(皆)が察していた事項だけでなく色んな議題が並んだりする。そんなことがままある。

ことばの切れ味(サイト内)

思ひ出を反芻する

  • 2023/09/12 05:54
  • カテゴリー:読み物

私もどうやら思ひ出を反芻する老いぼれになったらしい

週末に、ハイ・ファイ・セットが歌う「卒業写真」と「最後の春休み」、2曲を聴く機会があった。何十年も前のあれやこれやが頭の中をよぎり、「思ひ出を反芻する老いぼれ」の気分になった。

引用したのは、種田山頭火の著作にある言葉らしい。秋庭道博著「ことばの切れ味」(東洋経済新報社、1992年)でそのことを知った(p126)。

ことばの切れ味(サイト内)。種田山頭火「遍路の正月」|青空文庫

「お若く見えますね」

お若く見えますね、と言われたら、年をとったな、と言われていると思え

秋庭道博著「ことばの切れ味」(東洋経済新報社、1992年)から(p208)。

ある作業をやっていると、年齢を感じさせませんね、とおっしゃる方があった。引用した警句をふと思い出した。元は「アービング(アメリカの作家)」の言葉らしい。

工房では、午前中、Z世代の若者と組んで肉体労働、午後は、集中力と手先の器用さが求められる制作。身体も頭も疲れ果てるけれど決して不快ではない。

窯元でお手伝いすることに木工教室10の効用ミスを防ぐにはことばの切れ味(いずれもサイト内)。Washington Irving(1783-1859)、"Whenever a man's friends begin to compliment him about looking young, he may be sure that they think he is growing old."

運も実力のうち

  • 2022/11/29 06:29
  • カテゴリー:読み物

「一寸先は闇」というが、それは「一寸先は光」ということでもある。幸運な人の前には光が、不運な人の前には闇がある。

最近、出先でちょっと待ち時間がある時などにこの本を開くことが多い。秋庭道博著「ことばの切れ味」(東洋経済新報社、1992年)。引用はそのp16から。

日曜日、実家へ電話した折、11月場所で遠藤が負け越したと母は残念がっていた。高安はまたもや惜しいところで優勝を逃したとか。運はなかなか味方してくれない。サッカーW杯の方はどうだろう。その電話の頃にはもうコスタリカ戦は始まっていた。サッカー日本は運を引き寄せることが出来るだろうか、と思ったものだ。

ことばの切れ味(サイト内)。気の毒を絵に描いたようだったのは高安。何と声をかければよいのか言葉がない【北の富士コラム】(11/28)、ワールドカップ 日本 コスタリカに敗れ決勝T進出は持ち越し(11/28)

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