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2024年04月の記事は以下のとおりです。

ソウシジュの箸

箸が一本折れた、先端から1センチほどの細い部分がポキリと。家人と揃いで二十数年前に購入しずっと使い続けて来たものだ。そろそろ耐用年数に達したのだろう。二膳とも新調することにした。

ただし今回は買い求めるのではなく自分でつくることにした。硬めの材料を選択。粗切りして、小ガンナで形を整えて行く。サイズや形状は使い慣れたものを踏襲して。

材料には県産材のソウシジュを選んだ。マメ科アカシア属の一種。ソウシジュは漢字で相思樹と書く。その名前を伝えると、私たちにぴったりね、と家人は笑った。

木工教室10の効用(サイト内)。ソウシジュ|Wikipedia

ブラ1、N響#2007

  • 2024/04/19 05:43
  • カテゴリー:音楽

ラジオでやっていたので聴いた。オンデマンドではなく放送中の視聴はまれ。

ブラームス
交響曲第1番ハ短調 作品68
(指揮)マレク・ヤノフスキ
(管弦楽)NHK交響楽団
(41分47秒)

毒にも薬にもならない凡庸な演奏。前半を終えてもう聴くのは止めよかな思った。が、後半もずるずると鳴らし続けた。第3楽章の中間部が粗雑な感じがしてマイナス1。全楽章通して、特に終楽章で低音がよく響き、その序奏のコラールはたいへん良好でプラス1。合計プラマイ0でまあまあの域を出ない。もう一度聴きたいとは思わない。

N響(サイト内)。N響第2007回定期公演、シューベルト交響曲第4番「悲劇的」、ブラームス交響曲第1番、【指揮】マレク・ヤノフスキ、【収録】2024年4月13日NHKホール▽ベストオブクラシック(NHK-FM、4/18 19時半)

眼科検診、24年4月

ネオスチグミン。50年前ならまだしも、現代の眼科医は、普通の目のかすみに、それを処方しません。

市販の目薬、特にかすみに効くとされる成分ネオスチグミン、について訊ねたところ、そういう答えが返って来た。パソコン作業などでの目のかすみ、その対策としては、瞬きを意識して増やすこと、点眼するとすれば涙に近い性質の生理食塩水、例えばソフトサンティアが適当、との話だった。

眼底検査で、左視神経乳頭陥凹疑いあり、と診断されたのは2015年のこと。それ以来1年か2年おきに眼科を受診している。沖縄に来てからは自宅のすぐ近くで診てもらっていたがそこはこの2月に閉院してしまった。今回は少し離れたところ、それでも歩いて10分くらいか、の眼科を訪ねた。

結果、緑内障云々の段階にはなく経過観察となった。ただ、白内障が進みつつある。視力は裸眼で1.5、1.2なのでまだまだ心配はないものの、年相応より少し進んでいる。1年後できれば半年後に受診するよう、とのことだった。

半年後に再度訪ねることにしよう。眼科は半年ごと、歯科もそう。胃と大腸のカメラは2年に一度。腎臓内科は毎6週間。この歳になると何やかやとある。メンテナンスを怠らないよう心掛けたいと思う。

眼科検診、22年3月目のかすみ対策ファルミック40 New(いずれもサイト内)

サプリメント、3つのウソ

「天然なら安全」「いいものは多いほどいい」「何もしないより何かする方がいい」

サプリメント業界は、これら3つの消費者心理に訴えかけて、何とか売上げを伸ばそうと画策する。引用は、Gigazineの記事「サプリメント業界が消費者をだますのに使っている3つのウソとは?」(4/9)から。

サプリメントは、法的には食品と同じであり、国の許認可の対象である医薬品とは一線を画する。安全性に関して何ら確かめられていない、と覚悟の上で摂取しなければならない。

記事によると、7割を超えるアメリカ人が、ビタミンや栄養補助食品を摂取していることが昨年の調査で明らかになったのだとか。そこまでではないにせよ、日本でも多くの人が日々のんでいるのだろう。

サプリメント業界が消費者をだますのに使っている「3つのウソ」とは?(4/9)、「紅麹サプリ」はただの食中毒問題ではない…医療関係者が小林製薬の「企業倫理」に激怒している理由-アメリカでは購入しないよう消費者に注意喚起(4/16)

ユーミンの罪

  • 2024/04/16 05:55
  • カテゴリー:読み物

刹那を切り取り、積み重ねていくことで、永遠を目指す。そんな意識が込められているような気がする、ユーミンのごく初期の歌。

刹那の輝きと、永遠の魔力。両者を手に入れとようとするユーミンの姿勢は、後々もずっと生き続けている気がしてならないと著者は言う。酒井順子著「ユーミンの罪」(講談社現代新書、2013年)から(p17)。

「読んだらすぐに理解できるタイプの散文ばかり書いている」著者が、デビューアルバムまで遡って、「わけのわからないところからじんわりイメージが滲み出てくる」歌詞を読み解く。雑誌連載時のタイトルは「文学としてのユーミン」。

引用部分の「ごく初期の歌」とは、デビューアルバム「ひこうき雲」(1973年)に収録された「空と海の輝きに向けて」。歌詞に散りばめられた「月」「門出」「海原」は、威勢のいい「熟田津に船乗りせむと月待てば~」(万葉集、巻1-8)を彷彿とさせる。けれど、続く「ただひとり帆を上げる」「命の舵を取ろう」からは、長く険しい人生行路への覚悟が読み取れる。「雲帆を挂けて滄海を済らん」と詠む、李白の「行路難」のようだ。

ユーミン(サイト内)。ウィリアム・ブレイク「無垢の予兆」

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