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Re: 二重小協奏曲ヘ長調

  • 2024/04/29 06:00
  • カテゴリー:音楽

作曲したのは、シュトラウスが83歳になる1947年。第二次世界大戦中ナチスに協力的であったことを非難されながらスイスで静かな晩年を過ごしていた頃。クラリネットとファゴット、二つの管楽器の魅力を存分に引き出した、晩年のシュトラウスらしい円熟味を感じさせる作品

そんな風な紹介があった、R・シュトラウス作曲、クラリネットとファゴットのための二重小協奏曲ヘ長調を、らじる★らじる聴き逃しで聴いた。

リヒャルト・シュトラウス
二重小協奏曲ヘ長調
クラリネット)リリアン・ルフェーブル
ファゴット)キム・ミンジュ
管弦楽)プラハ・フィルハーモニア
指揮)オクサーナ・リーニフ
(19分27秒)
2023年5月28日ドボルザーク・ホール(プラハ)

冒頭のクラリネットがなかなか聴かせるので続きも期待したのだけれど、第1楽章がどうもよろしくない。滑らかに進まない。指揮、オケ、ソロ、3者が、様子がよく判らず互いに探り合っている、そんな印象を受ける。曲の「円熟味」からは遥かに遠い。その後は段々挽回する感じがあって、特にソロ2人は第3楽章ではなかなか頑張る。終始オケの力量不足の感は否めない。

ソロのお二人は、2022年に開催されたプラハの春国際音楽コンクールで、各々の部門で上位に入賞したのだとか。

二重小協奏曲ヘ長調(サイト内)。チェコのオーケストラ(3)プラハ・フィルハーモニア▽ベストオブクラシック【曲目】交響曲第38番ニ長調「プラハ」他【案内】東涼子

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