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衆院3補選で自民全敗

島根1区は投票率はほぼ前回並だったので自公が力負けしたのだろう。

引用は、現代ビジネスのコラム、派閥解体で「無敵の首相」になった岸田政権が「自民党補選3連敗」に沈んだ「本当の理由」(4/29)から。

著者の髙橋洋一氏はコラムの最後をこう締めくくる。「保守王国で、財務省候補で島根1区が負けたのは、政策論的には、震災対策と経済が無関係ではないだろう」と。

在京六紙の社説が、「理由」をどう書いているか見ておこう。いずれも4/29付け。

「裏金対応 信を得られず」(朝日)。「政治とカネの問題に正面から向き合わない自民党の姿勢に、有権者がノーを突き付けた」(毎日)。「派閥パーティー収入不記載事件やその後の対応が原因で、厳しい審判を突きつけられた」(産経)。「自民党派閥の政治資金問題をめぐる生ぬるい対応などに、厳しい民意が示された」(日経)

「保守王国の島根で議席を失い、不戦敗の2選挙区と合わせて3戦全敗。自民党の凋落ぶりが浮き彫りになった」(読売)とは書くものの、この一紙のみ、自民全敗の「理由」について言及していない。他紙が挙って裏金事件への対応のまずさを指摘するのに。

派閥解体で「無敵の首相」になった岸田政権が「自民党補選3連敗」に沈んだ「本当の理由」(4/29)

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