超文楽入門
- 2025/07/11 06:13
- カテゴリー:興行・放送
新しい人を育てる時に、素質って言うけれど、素質なんて、ちょっとやりかけてから判るもので、それ以前の素材(というものがある)
文楽・三味線の竹澤團七氏がそんな話をしていた。「超文楽入門▽北村有起哉・桐竹勘十郎と文楽を楽しむ」(6/21)から。JOBK100年記念番組の一つ。
「素質」と「素材」。その「素材」というのは、どういう感じなのだろうか、と考えていた矢先、ドラマ「舟を編む」で「申し子」が話題になった。この言葉がどうやら「素材」に近そうだ、と思った。
手元の「大辞林」(第2版、三省堂、1995年)では「申し子」は以下のようにある。
(1)神仏に祈ってさずかった子。「八幡様の―」
(2)霊力を持つものから生まれたように見える子。「天狗の―」
(3)あるものの特性を著しく反映して生まれたもの。「国際化時代の―」
ドラマの中での語釈と微妙に違うかもしれない。「ある分野で、優れた能力を持つ人」
# ビフォア・サンセット、多発する山岳遭難(いずれもサイト内)。JOBK100年 超文楽入門▽北村有起哉・桐竹勘十郎と文楽を楽しむ(NHK総合・関西、6/21 10:40-)、ドラマ10「舟を編む~私、辞書つくります~」(4)(NHK総合、7/8 22時)