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2024年04月の記事は以下のとおりです。

走り梅雨、2024年

令和6年(2024年)は、沖縄地方より先に、奄美地方で梅雨入りになるかもしれません。

気象予報士、饒村曜氏のコメント。「ゴールデンウィーク直前の全国的な初夏のような暑さと沖縄・奄美地方での梅雨の気配」(4/26)から。

那覇では、ここしばらく、ぐずついた天気が続いている。今朝も未明から雨が降ったり止んだり。月曜から金曜(4/22-26)で見てみると、日照時間は1日平均でわずか0.7時間、降水量は5日間の合計で100mm超えた(116.5mm)。梅雨入りしてしまったのでは、と思わせる。

ただ、この先二週間の予報を見ると、数日は雨や雲マークが並んでいるが、5/6に晴れが登場してその後それが続く。本格的な梅雨はまだ先なのだろう。平年では5/10あたりから。

今日もそうだけれど前線は沖縄より北にある。名瀬(奄美諸島)の二週間予報では傘マークが優勢。奄美の梅雨入り宣言が先に出るかもしれない。きのう段階ではまだのようだ。

梅雨(サイト内)。ゴールデンウィーク直前の全国的な初夏のような暑さと沖縄・奄美地方での梅雨の気配(4/26)

協奏交響曲K364、東フィル

  • 2024/04/26 05:44
  • カテゴリー:音楽

らじる★らじるの聴き逃しにK364があったので聴いてみた。

モーツアルト
協奏交響曲変ホ長調 K.364
Vn)三浦文彰
Vaと指揮)ピンカス・ズーカーマン
管弦楽)東京フィルハーモニー交響楽団
(32分10秒)
2023年5月7日 Bunkamuraオーチャードホール

ズーカーマンがソロと指揮を兼ねているからなのか、オケの統制が十分でなく、緩んでしまう感じがあり残念。それとも関係するのだろうか、両端の楽章、特に第1楽章は安全運転気味。もう少しテンポは早い方が良かったろう。緩徐楽章は、随分漫然とした演奏。ソロも情感が足りない。この協奏交響曲は、セッションにせよライブにせよ、なかなか好演に出会えない。

番組の案内は落ち着いていて良い。柴辻純子という方だったようだ。

協奏交響曲、N響#2003モーツアルト十選(いずれもサイト内)。名手競演・モーツァルトの協奏交響曲▽ブラボー!オーケストラ選(NHK-FM、4/21 19:25)

さよならマエストロ

あなたが指揮棒を振っている間、私は人生を棒に振っていた

「さよならマエストロ」というテレビドラマ(TBS、2024年1-3月期)で、そういうセリフがあったらしい。あるブログに併設されているBBSで知った。

テレビはあまり観ない。観るとしたらNHKの何かを少しだけ。民放は余程のことがない限りチャンネルを合わせることはない。小中高の頃あれほどテレビっ子で、民法の番組ばかり見ていたのに、今はどうも関心が向かない。

棒振りに関する粋なセリフに触れて、脈絡なく「振ると面食らう」のことを思った。往年の大指揮者フルトヴェングラーの名前を捩って、彼一流の指揮法を揶揄している。思い出したついでに彼が指揮するシューマンの4番を引っぱり出した。BPh、1953年。

「さよならマエストロ」志帆(石田ゆり子)、約3分のセリフに込めた俊平(西島秀俊)との離婚理由が視聴者に刺さる「名言のオンパレード」「共感しまくり」さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート|Wikipedia、Wilhelm Furtwängler(1886-1954)

WANDERERS

  • 2024/04/24 06:08
  • カテゴリー:音楽

きみのために替えたタイヤと心は試せなくなった

ユーミンのアルバム「LOVE WARS」(1989年)に収録の「WANDERERS」から。男は心を入れ替えて女と一緒に暮らすことを考えていた。

男はオートバイを乗り回すカッコいいやつなんだろう。女はそんな男に惚れてしまう。彼のバイクの後ろに乗って二人で街を飛ばす。

が、そんなことやっている時期はずっとは続かない。女の気持ちが離れて行く。ほかの曲でユーミンは唄う。例えば「よそゆき顔で」の「かたい仕事」を持った人。例えば「幸せはあなたへの復讐」の「仕事が出来るおとなの彼」。女は現実的な選択をするものだと。

それとも男に失望したのだろうか。バイクを乗り回して気ままな生き方をしている、そこにこそ彼の魅力を感じているのに、男は変心して「少し未来の幸せ」を考え始める。そんな所帯染みた気持ちは要らない。この男はさよならね。

いずれにせよ、すれ違いが語られる。曲は、ドッドドッドと大きな排気量のエンジン音を思わせるドラムで疾走感を漂わせ、男と女、二人のさまよう気持ちを綴っている。

ダイソーの500円イヤホン(サイト内)。Jake H. Concepcion(1936-2017)

定家の原本発見

定家の時代から800年を経て、いまだこうした発見があることに、日本の奥行きがあるといえよう。

藤原定家の自筆本が見付かった。古今和歌集の注釈書「顕注密勘」。歌学者の顕昭による注釈に、定家が自説を付け加えたもの。引用は、産経新聞の社説「定家の原本発見 文化の神髄深く究めたい」(4/21)から。

子孫の蔵の中で見付かったのだとか。襖や屏風の下張りに埋もれていたわけではない。ましてや土中から発掘されたわけでもない。蔵に収められた特別な箱に入っていたのだ。

おそらく、その箱に何が入っているかは判っていたけれど秘されていたのだろう。なぜ今になって「発見」なのだろうか。社説は事情を明らかにしないが、「傷みがひどく」云々あたりに真相がありそうだ。国宝級の古文書をこれ以上損なうわけにはいかない、存在を世に知らしめて、専門家による修理、保存を進めようと。

そう考えてみると、引用部分にある「日本の奥行き」という妙なコメントは、痛烈な皮肉を言っているように読める。

# 藤原定家(1162-1241年)、顕昭(1130?-1209年?)、「定家の原本発見 文化の神髄深く究めたい」(産4/21)

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