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2022年09月の記事は以下のとおりです。

想像を超えた世界

  • 2022/09/30 06:24
  • カテゴリー:読み物

昼間には想像のつかないことが起きているのではないか

夜、人が寝静まっている間に、獣や虫が跋扈して、とんでもないことが起きているかもしれない。いや、昼夜問わず、自分の知らないところで色んなことが起きている。引用は、秋庭道博著「ことばの切れ味-生き方を発掘する200のヒント」(東洋経済新報社、1992年)から(p42)。元の出典は、津島佑子著「黙市」。

ことばの切れ味(サイト内)。サタデーエッセイ「虫が消えゆく地球」養老孟司(再、マイあさ!、NHKラジオ第1、9/22、8時台)

日時表示とフォント、antiX

antiXのタスクバーに表示される日時をカスタマイズにする方法、その続き。

日時の表示形式、〇月〇日〇時〇分とか、は、iceWMのメニューから変更できる。スタートボタンから「設定/設定/String」へと辿り、"TimeFormat"の項目を書き換える。

そのフォントはどうすれば良いだろうか。設定には複数のファイルが関係しており以下の優先順位になっていることを知った。prefoverrideというファイルを作り、所望の設定を書けば良いようだ。他に何と書いてあろうとも、文字通り、設定(pref)を覆す(override)。

0. [default]
1. ~/.icewm/preferences
2. 各テーマのdefault.theme
3. ~/.icewm/prefoverride

prefoverrideは、日付のフォントに限らず、iceWMの設定全般に有効。タスクバーの配色もここに書き込んでみた。Dropboxのバッジが黒背景なのでそれが映えるように、タスクバー全体も背景を黒で統一。ずいぶんすっきりした。なおテーマはBlueDay-Medium。

ColorNormalButton="black"
ColorDefaultTaskBar="black"
ColorNormalTaskBarApp="black"
ColorNormalTaskBarAppText="#7e8d9f"
ColorMinimizedTaskBarApp="black"
ColorMinimizedTaskBarAppText="#48412b"
ColorNormalWorkspaceButton="#3c3b37"

日時表示と週番号、antiX(サイト内)。Icewm clock font|antiX-forum

distro: antiX-21_x64-base Grup Yorum
kernel: 4.9.0-326-antix.1-amd64-smp
base: Debian GNU/Linux 11.5
session: rox-icewm

ティーレマンのワーグナー

  • 2022/09/28 06:22
  • カテゴリー:音楽

ティーレマンのマイスタージンガーを聴いた。あの前奏曲のみ。リヒャルト・ワーグナー作曲、楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲。

Richard Wagner
Die Meistersinger von Nürnberg - Vorspiel zum 1. Aufzug
Christian Thielemann
The Philadelphia Orchestra
Recorded 1997

かなりいいと思う。明らかに指揮の勝利。丁寧な演奏だけれど鈍重な感じは一切ない。テンポ取りが的確なのだ。どのセクションも達者で、細かなフレーズが蔑ろにされずよく聞こえる。かと言って全体の統一感が損なわれているわけではない。よく統制されている。セクションでは金管が特に映える。冒頭の響きからして素晴らしい。和音づくりにだいぶ神経を尖らせたようだ。

ティーレマン、フィラデルフィア、ワーグナー、こんな妙な取り合わせがあるんだな。いつか聴いたリエンチは、ウィーン・フィルだった、そちらは2002年の録音。

リエンチ序曲(サイト内)

サンクコスト効果

  • 2022/09/27 06:28
  • カテゴリー:読み物

昔を見てはいけない

昔は昔、今は今、折々の判断がある。引用は、秋庭道博著「ことばの切れ味-生き方を発掘する200のヒント」(東洋経済新報社、1992年)から(p71)。出典、神津カンナ著「美人女優」。

サンクコスト効果という言葉がある。これまでの投資がもったいない、払ったコストが心残りだ、と、取り返すことのできない金銭的、時間的、労力的なコストに気を取られ、合理的な判断ができなくなる心理傾向のこと。

例えば、原発政策に関する新聞の意見。福島第1原発の事故を忘れるなと、原発の活用に反対する左派系3紙(朝毎東)に対し、一紙は異を唱える(sankei.com、9/7)。「原発の活用をやめることは、福島が原発立地自治体として果たしてきた貢献をかえって無にすることにならないか」と。サンクコスト効果全開。

主にビジネスの領域で使われる用語ではあるけれど、個人の生活でも無縁ではない。もったいないから、とか、随分前に買っておいたから、というようなことは度々ある。捨てても良さそうな物をなかなか整理できないのもそうだ。センチメンタル・バリアと重なっていることが多いように思う。

ことばの切れ味(サイト内)。埋没費用|Wikipedia、原発政策の転換 「福島の教訓忘れるな」朝毎 産読は「原発の活用を評価」▽社説検証(sankei.com、9/7)

precarityと港珠澳大橋

週末のテレビの日に二つの番組を観た。一つは「銃撃があぶりだした日本社会」。この中でロバート・キャンベルさんが、precarity(漠とした不安感)という言葉を紹介していた。

唯ぼんやりした不安を抱いて服毒自殺した芥川龍之介のことを思った。調べてみると1927年だ。治安維持法が制定されたのはその2年前の1925年。中島岳志さんの話によると、当時多発したテロ、例えば原敬の暗殺(1921年)、もその立法に影響したのだとか。

もう一つは、NHKスペシャル「染紅~変貌する香港」。空港のあるランタオ島とマカオを結ぶ巨大な橋のことを知った。

U・ボート(サイト内)。Precarity港珠澳大橋|Wikipedia。ETV特集「ロングインタビュー 銃撃があぶりだした日本社会~いま何を問うべきか」(再、9/22 0:00)出演:高村薫、中島岳志、ロバート・キャンベル、道傳愛子、NHKスペシャル「“染紅”変貌する香港-『自由と民主』が消えるとき」(再、9/15 1:10)

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