お知らせ

メール送信フォームを設けました。ブログ記事への問い合わせなどにご利用下さい。

 

エントリー

2023年02月の記事は以下のとおりです。

目立たない指サック

先日キャン★ドゥで買ったマウスに問題点あり。ホイールの素材が硬く、そのギザギザで回す指の先がひりひりと痛むのだ。このまま使い続けると、すりむけるかもしれない、なんとかせねば、と指先を保護する物を求めて、再び、100均を覗いた。

今回はダイソー。経理の方などが伝票をめくるのに使う、確かメクリッコと言ったか、あんなのがあればなあと探すと、文具コーナーですぐに見付けられた。いくつか種類がある中から「目立たない指サック(リングタイプ、サイズM、5個入り)」を買い求めた。

使用感は良好。まったく痛まない、それに摩擦が増し、指だけで回すよりもホイールを操作しやすい。ただ、付けたまま並行してキーボード作業すると少し邪魔になる。先の方を数ミリ切り取って成形するとキータッチの具合も良好。

USB光学式マウス、110円(サイト内)

紅海行動

我々は中国海軍だ。ここは中国の領海である。直ちに退去せよ。繰り返す。直ちに退去せよ。

これには笑わされた。全編、中東での話だったのが、エンドロール直前に突如、南シナ海へ切り替わる、何の脈絡もなく。そしてこの警告が発せられる。最初は中国語で、そして英語で。プロパガンダ映画なんだな。

林超賢監督作品「紅海行動(オペレーション:レッド・シー)」(2018年)から。監督の英語名は、Dante Lam、なんとなく聞き覚えのある名だ。[Filmarks 3.6]

中国海軍の陸戦隊が中東のテロリスト集団を相手に大いに活躍する。それを描く単なるアクション映画ではない。プロパガンダ映画であればこそ、制作側の意図するところは、中国軍の強靭さ、優秀さを内外へ誇示することにある。それには成功しているようだ。中国の軍隊など大したことない、と思っている人は一度見ておいた方が良いかもしれない。

米中もし戦わばABEMA(いずれもサイト内)。オペレーション:レッド・シー(紅海行動)|Wikipedia、GYAO

三菱重工旅客機撤退

三菱重工がジェット旅客機の開発を断念。22日に毎日新聞が社説を掲載した。これで在京六紙の社説が出揃った。

「致命傷は、TC取得のノウハウが無かったことだ」(東2/10)。TCとは機体の安全性などを証明する型式証明のこと。「技術だけでは事業化には至らないというのも、今さらではあるが重要な教訓だ。だが、果たして技術力そのものも十分だったのか」(朝2/14)

「自力で航空機全体を設計・製造する能力は不十分だった」(読2/14)。「自前の技術を過信し、海外の先進技術を取り込むことに慎重すぎた」(産2/15)

「歴代経営陣の責任は重い」「問題なのは、弱点を認識して早期に対処するという基本動作を怠ったことだ」(毎2/22)。本社・三菱重工と事業会社・三菱航空機との間で「主導権争いもあったとされる」(経2/10)

開発ノウハウ、技術力、それに経営陣の力量、どれもこれも足りない、と断ずる。各紙とも手厳しい。

その矛先は、本事業に5百億円もの血税を投じた国にも向けられる。「官庁には、有望な技術を見極める能力が欠けているという自覚が求められる」(朝2/14)と。ま、確かにそうなんだろうけれど、そう言う新聞はどうなんだ。

例えば、各紙社説は、W杯カタール大会で16強止まりだったサッカー日本代表に対して、ダメだったけれどよく頑張ったね、と手放しで称賛した。これは、良くて16強、優勝なんてあり得ないと最初から見限っていたからだ。

国産旅客機開発の失敗に対しては、どの社説も、ダメだったけれどよく頑張ったねとは言わない。これは、成功するものと勝手に決め付けていたからだろう。「有望な技術を見極める能力が欠けている」のは、官庁だけでなく新聞も、ということだ。

さて、2/20wの六紙社説は、そのほかに、北朝鮮のICBM、立憲民主党大会、米中外交トップ会談、商工中金改革、竹島の日、ガーシー氏処分、原子力規制委の議論、露ウクライナ侵略1年、核軍縮の停止、はだしのゲン、沖縄北部の無人島、マイナンバーカードの普及、日銀総裁候補の所信などを話題にした。

六紙社説、サッカー日本、戦い終えて(いずれもサイト内)

善き人のためのソナタ

今は仕事を禁じられた哀れな演出家だ。フィルムのない映写技師、穀物のない水車小屋と同じさ。

著名な舞台演出家イェルスカが言う。1984年の東ドイツ、彼は当局によって反体制の烙印を押され活動を禁止されている。ドイツ映画「善き人のためのソナタ」(2006年)から。観るのは二度目。今回GYAOにあるのを見付けた。[Filmarks 4.1]

原題は、Das Leben der Anderen。当局が「他人の生活」を覗き見る、ぱっと見はそうだけれど、「他人の命」を弄んでいるとも取れる。さらに、「もう一つの顔」のようなニュアンスが込められているようにも思う。意味深長なタイトルだ。

女優クリスタ=マリー・ジーラント、そして、当局側のゲルト・ヴィースラー大尉。二人のコード名は、各々、CMS、HGW XX/7。このコード名が誰を指すのか、観る者にそれをはっきり認識させるまでに少しの間がある。その部分の描き方が上手い。

もう一人、劇作家ゲオルク・ドライマン、彼のコード名はラズロ(Laszlo)。前回観た時にも思ったのだけれど、この名は、映画「カサブランカ」(1942年)を彷彿とさせる。イングリット・バーグマン扮するイルザの夫がラズロという名前なのだ。この名を聞くだけで、あんたが愛すべき男はこいつなのか、本当にそれでいいのか、という雰囲気になる。不思議なもんだ。

# ABEMA(サイト内)。GYAO善き人のためのソナタ|Wikipedia、カサブランカ|同

Linuxで確定申告、23年2月

再チャレンジ、Arch Linux、その3

今回の確定申告は、Arch Linuxで行った。国税庁のサイト「確定申告書等作成コーナー」で入力を行い、そのまま電子送付。無事に受理された。

作業は、メインPC(M$-Win10)に置いてあった関連ファイルをLinux機に運ぶことからスタート。例えば、家人が毎年まとめてくれる医療費集計表や、申告の手順を記した作業メモなど。もちろん肝心の昨年分データ(r3syotoku_kessan.data)も。

国税庁のそのサイトでは入力開始時に、「国税庁において動作を確認した」推奨環境が表示される。WindowsとMacintosh、各々の場合はあるが、Linuxはない。かと言って、Linuxでも物理的に弾かれることなく入力作業は進められる。

昨年分データを果たして読み込めるだろうかと懸念したけれど、豈図らんや、すんなりアップロードできた。使っているブラウザはChrome。その拡張機能(uBlockなど)も障害にならなかった模様。そのほかに、表計算ソフトはGnumericを、作業メモを取るのにGeanyを用いた。

作業の所要時間は、電子送付するまでに一時間ほど。二人分の医療費十数件を一つ一つ入力したり、表計算ソフトがまだ入っていないことに気付いて途中でインストールしたり、そんなことで時間を食った。次回はだいぶ短縮されるだろう。

「確定申告書等作成コーナー」を使うのは今回で17回目、電子送付は5回目。途中で戸惑うことはほぼなくなった。こちらの慣れもあるだろうけれど、国税庁サイト側のユーザ・フレンドリー度向上が大きいと思う。随分使いやすくなった。

マイナンバーという名の納税者番号の普及もあって、徴税する側、納税する側、双方にとって確定申告の効率は上がって行く。公平公正な税制の維持拡充に寄与することだろう。隠しておきたいことがある人たちには迷惑な話かもしれないけれど。

確定申告再チャレンジ、Arch Linux(いずれもサイト内)。確定申告特集確定申告書等作成コーナー|国税庁

kernel: Linux 6.1.12-arch1-1
browser: google-chrome-stable 110.0.5481.100

ページ移動

ユーティリティ

« 2023年02月 »

- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 - - - -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

走り梅雨、2024年
2024/04/27 06:05
協奏交響曲K364、東フィル
2024/04/26 05:44
さよならマエストロ
2024/04/25 05:50
WANDERERS
2024/04/24 06:08
定家の原本発見
2024/04/23 05:56
ダイソーの500円イヤホン
2024/04/22 06:02
減少が続く書店
2024/04/21 06:05
ソウシジュの箸
2024/04/20 05:58
ブラ1、N響#2007
2024/04/19 05:43
眼科検診、24年4月
2024/04/18 06:08

Feed