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2023年03月の記事は以下のとおりです。

nanoのキー設定、Linux

再チャレンジ、Arch Linux、その8

キーボードからの文字入力では、Ctrlと何かのキーを同時に押す(Ctrl+◆、^◆)、いわゆるショートカットキーを日々多用する。これが使えると便利、と言うよりは、使えないとかなり困った事態となるほど普通に使う。

ショートカットとの出会いは、パソコンを日常的に使うようになった1991年まで遡る。その頃使っていたVZ Editorと日本語FEPのATOK(やWXP)、これらにショートカットがふんだんに組み込まれていた。以下は多数ある内の極ほんの一例。Enterや、BackSpace、ファンクション、カーソルなどの遠いキーに指を伸ばす必要がなくなる。

VZ Editor
 ^E、ダイヤモンドカーソル↑
 ^Y、一行削除
ATOK(文字未確定時)
 ^I、カタカナ変換
 ^K、文節の区切りを移動
両者共通
 ^M、Enter
 ^H、BackSpace

これらのキー操作に慣れ親しんだ結果、環境が替わっても、同じようにショートカットが使えるエディタを探すことになった。MacではJedit、M$-WinではWZやサクラエディタという具合に。日本語入力では、M$-IMEは、ATOK(正確にはWXか)のショートカットキーを踏襲している。なお、キーボードによっては、Ctrlが妙な場所に配置されており、Aキーの左隣りになるようキーアサインを変更する。

さて、Linuxにおいても散々エディタ探しを行った。Visual Studio Code、nano、この2つが候補に残った。前者は、VZライクのキーバインドが拡張機能にあり理想的。しかしエディタ自体の動きがかなりヘビーで当家の古いサブ機(Lenovo G550)には荷が重い。その点もう一方のnanoは軽快に動く。ショートカットもカスタマイズ可。現在、Arch Linuxでは以下のキー設定でnanoを使っている。~/.config/nano/nanorcファイルから抜粋。

#bind ^G help [default]
#bind ^M enter [default]
#bind ^H backspace [default]
#bind ^A home [default]
bind ^F end main
bind ^E up all
bind ^S left all
bind ^D right all
bind ^X down all
bind ^W pageup all
bind ^Z pagedown all
bind ^Q firstline all
bind ^R lastline all
bind ^Y cut main
bind ^C copy main
bind ^V paste all
bind ^B mark main
bind ^U undo all
bind ^J nextbuf all
bind ^O insert all
bind ^N whereis all
bind ^L savefile all
bind ^K writeout all
bind ^@ nohelp all
bind ^P exit all

なお、日本語入力のfcitx-mozcでは、ショートカットは違和感なく機能する。そう言えば、当初nano上での日本語入力ではインライン入力変換できなかった。この問題は、fcitxのアドオン設定を開き、X Input Methodフロントエンドの項目で、"XIMで On The Spotスタイルを使う"にチェックを入れると解消できた。

再チャレンジ、Arch LinuxDropbox問題解消、LinuxCapsLockをCtrlに、Ubuntu系サクラエディタ v2.4.1(いずれもサイト内)。ショートカットキー|Wikipedia、ダイヤモンドカーソル|同、VZ Editor|同、WXシリーズ|同、「Aの左」に位置するキーに文化を見る キーボード配列とコンピュータの歴史Documentation|nano、ATOK標準のキー操作|ジャストシステム

窯元でお手伝いすることに

窯元の工房でお手伝いすることになった。

時間に余裕ができたので、地域で、それも、できたら、ものづくりに関わることで、何かできないだろうかと考えていた。そんな矢先、近所の陶器窯元で人手が足りないという噂を耳にし話を聞いてみることにした。

履歴書を、一応、持って来てということだった。古いファイルを探し出し更新。ただ、かつての転職活動とはだいぶ勝手が違う。内外の化学メーカーに勤めていたなんて、マイナスのイメージにはなってもプラスには働かない、と家人も言う。職歴は簡略にした。

その代わりに、というわけでもないけれど、賞罰の欄を設けて、美術工芸の公募展で賞をいただいたことを記入した。分野は違うけれど多少なりとも興味を引くだろう。

履歴書を持って面接に出掛けた。工房まで歩いて数分。これまで色々面接を受けたが、こんなに近いことはなかった。履歴書をプリントアウトしに行ったコンビニの方が遠い。

社長や現場の方お二人と一時間ほどあれこれ話をし、結果、無事に採用となった。4月から工房通いが始まる。

さらば愛しきアウトロー公募展に応募、そして10の木工作品(いずれもサイト内)

さらば愛しきアウトロー

問題は、僕がどこにいて何をしていようと、子供の僕が今の僕を見て誇りに思うかどうかだ。答えがノーならまだ努力を続けるし、答えがイエスなら理想の自分になったってこと。

そう言う主人公(ロバート・レッドフォード)にとって、答えは「ノー」だ。まだまだ努力を続ける。ただし、彼が繰り返すのは銀行強盗や脱獄なのだが。引用は、映画「さらば愛しきアウトロー」(2018年)から。[Filmarks 3.8]。原題"The Old Man & the Gun"、これはもちろん、E.ヘミングウェイ著"The Old Man and the Sea"(老人と海)にかけているのだろう。

何になりたいか、どんな仕事に就きたいか、子供時代にどう思っていたろうか。幼稚園児の頃に「ちょうときゅうのうんてんしゅ」(超特急の運転手)と書いている。小学校の6年でも「自分で設計した飛行機にのって大空を飛び回りたい」とまだ夢見勝ち。中3では電気系の技術者とかなり現実的になる。長じてケミカル・エンジニアになったのだから、中らずと雖も遠からずと言ったところか。

さて、子供の頃の自分は今の姿を見てどう思うだろうか。1) 無難な線だったな、2) 理系は性に合わなかったのでは、3) 打算が先に立ったね、4) 高校や大学の時に考えた別の道はどうなったのだ、5) 木工をやったように新たな挑戦を続けるべきだよ、6) もうのんびり過ごせば良い、7) ・・・

冬の標Re: 文庫100冊定年後(中公新書、17年)ABEMA(いずれもサイト内)。GYAO

優勝を逃した大栄翔

2番の相撲ともペースも内容も完全に大栄翔のものだったが(略)2度、同じ過ちを繰り返した

大栄翔は、対霧馬山戦、本割、優勝決定戦ともに勝てず、優勝を逃した。引用は、北の富士コラムはやわざ御免(中日スポーツ、3/27)から。「気負い過ぎ」、「勝ちを急ぎ、詰めを誤ってしまった」。

webニュースのタイトルに霧馬山優勝とあるのを見て、意外な結果だなと思っていた。平日ならNHKらじる★らじるの「聴き逃し」で聞く19時のニュースがその日の結果を教えてくれるのだけれど土日にそれはない。千秋楽の様子はコラムはやわざ御免で知ったような次第。

今場所は一人ずつしかいない横綱と大関がお休み。そのコラムも、「もし横綱、大関が東西に4人も5人もそろっていたころなら」と嘆く。が、最近読み始めた別のサイトには、大相撲が面白くなって来たとある。色んな意見がある。

エルボー白鵬優勝横綱白鵬が引退へ日々読むブログ(いずれもサイト内)。2番続けて大栄翔のペースだったのに…霧馬山のしぶとさを忘れてしまったか|北の富士コラム

五重奏曲、K406、Ob版

  • 2023/03/27 06:13
  • カテゴリー:音楽

以前こう書いた。「モーツアルト作曲、セレナード第12番 K388。Ob、Cl、Hr、Fg、各々二本ずつ、標準編成の木管八重奏。セレナードと言う割には、ハ短調で、深刻な音楽。元々5声部のこの曲には弦楽五重奏版(K406)もある」と。

K406の方はあまり聴かない。同じ編成の著名な五重奏2曲(ハ長調K515、ト短調K516)に比べて「室内楽的な密度に不足する部分があり、時に粗削りに響く」とも評される。手元の音源も、原曲の管八版はやたら多数あるけれど、弦五版はグリラー四重奏団とプリムローズによる演奏(1959年)、これ一つしかない。

このハ短調の五重奏(K406)にオーボエ版なるものがあり、その演奏例を聴いてみた。元の編成(Vn2、Va2、Vc)の内、第1バイオリンがオーボエに置き換わっている。

Wolfgang Amadeus Mozart
Quintet in c, K406 (Version for Oboe & Strings)
Ob - Han de Vries
Vn - Philip Hirschhorn
Va - Neithart Resa, Vladimir Mendelssohn
Vc - Julius Berger
Recorded 1986, Lockenhaus, Austria

弦楽五重奏と管楽八重奏、双方の折衷版のように響いてたいへん面白い。それにしてもこのオーボエ吹きは強靭だ。確かオランダ管楽アンサンブルの主要メンバーだった方だ。原曲ならクラリネットと旋律を分け合うところを、オーボエがずっとリードする。25分ほど吹き詰め。すごい。ロッケンハウス音楽祭での収録。

管楽器の曲十選弦楽器の曲十選(いずれもサイト内)。「モーツァルト事典」海老澤敏ら監修(東京書籍、1991年)p494、Netherlands Wind Ensemble|Wikipedia

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