エントリー

定年後(中公新書、17年)

  • 2018/12/17 07:21
  • カテゴリー:読み物

なぜか『3年が一区切りだった』と語る人が多い」という発言にも興味を持った。やはり1年や2年ではなく、また5年という話も聞かない。なぜか1クール3年なのだ(略)。一つの立場で物事をなすためには、3年程度の時間が求められるのだろう。

楠木新著「定年後-50歳からの生き方、終わり方」(中公新書、17年)から(p114)。大工や寿司職人などが一人前になるのに必要な10年程は3年が3クール、大学と大学院で3年が2クール、と、3年の組合せで捉えることができる、そんな風に書いている。

おれにとっての一区切りは、6年でやって来る。周りにもそう言って来たしここにも書いたことがあったと思う。意識し始めたのは、会社での研究所勤めがちょうど6年で終わったときだ。考えてみると、幼少期や、小学校、中高、大学と大学院、6年ずつで計24年。就職して研究所勤めに6年。果たして、その後も6年間が一区切りとなる、事業部へ転勤して6年、結婚して転職の準備とその試行に6年。そして、2005年、42歳の春、再度の転職で新しいシリーズを迎える。ここで、自身のホームグラウンドで本格的な事業づくり、全く未知の領域で事業づくり、各々に、やはり、6年ずつ費やした。今は、還暦に向かう6年間の中にいる。

# クール〖(フランス) cours〗放送で,連続番組の一区切りの単位。一三週(三か月)が一クール。出典:大辞林第2版

ページ移動

ユーティリティ

« 2025年11月 »

- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

てんやわんや
2025/10/31 06:01
トロント・ブルージェイズ
2025/10/30 05:45
地面師詐欺事件
2025/10/29 06:58
systemd-resolved、E200HA
2025/10/28 06:39
母の待つ里
2025/10/27 06:46
高市新政権発足
2025/10/26 06:30
夭折の画家 石田徹也
2025/10/25 07:10
四つの伝説、N響#2044
2025/10/24 06:01
「私と八木一夫」
2025/10/23 06:55
再びArch Linux、E200HA
2025/10/22 06:21

過去ログ

Feed