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2025年11月の記事は以下のとおりです。

立花党首逮捕

兵庫県の内部告発問題に絡み、死亡した前県議に関するデマを発信、拡散して名誉を傷つけたとして、県警は、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者を名誉毀損容疑で逮捕、送検した。

在京六紙は挙ってこれを社説で採り上げた。

「立花容疑者の逮捕 異例捜査で徹底解明せよ」(産11/11)。「同容疑による身柄拘束、政治家の立件、死者の名誉毀損についての立件はいずれも異例中の異例である」。よほど悪質と判断されたのだろう。

「立花党首逮捕 犯罪と判断された言葉の暴力」(読11/11)。立花氏の情報はSNS上で拡散された。「安易に虚偽情報を広めたSNSの利用者も、責任は免れないことを自覚しなければならない」。

「立花党首を逮捕 社会ゆがめるデマと扇動」(毎11/11)。「見過ごせないのは、多くの人がデマや中傷の拡散に加担したことだ。人は独りよがりの『正義感』や一時的な憤りから他人を攻撃することがある。同じ情報が繰り返しもたらされるネット上では、そうした傾向が強まりやすい」。

「立花容疑者逮捕 SNSとデマ 考えたい」(朝11/11)。「誰もが気軽に意見や思いを発することができる時代だからこそ、事実を確認し、人権を考えながら冷静に行動する必要がある」。

「立花容疑者逮捕 虚偽広げた社会の病理」(東11/12)。「『ポスト真実』『もう一つの事実』として虚偽情報を流し、自らに有利な状況をつくろうとするのは世界的現象だが、虚偽と見破り正すための対応は遅れている」。

「立花党首逮捕をSNSの歪み正す契機に」(経11/12)。SNSは「誤った情報が拡散しやすい」「近年その弊害は深刻」「受け取る側も複数の情報に接するなど、真偽を見抜く努力を怠らないようにしたい」。「虚偽の情報を拡散したり、竹内氏に抗議したりした支持者らも行動を省みるべきだ」。

比較的新しいメディア、SNSを舞台にした事件だ。古いメディアである新聞は黙っちゃいない。ここぞとばかり、SNSやその利用者に対して意見する。「社会の病理」(東11/12)という言葉さえ登場する。

さて、この一週間、六紙社説は、そのほかに、存立危機事態、デフリンピック、自民党結党70年、などを話題にした。

六紙社説(サイト内)

マイルプーリング

近々失効するマイルがあるので使ってね、と家人が言う。ソラシドエアでも、家族のマイルを合算できる、マイルプーリングというサービスがある。

次回の本土行き日程がほぼ確定したので、チケットを予約する際に、このサービスを使ってみることにした。家人のマイルを合算して特典航空券を予約。元は家人分の、失効日の早いマイルから引き落とされた。

かつて、年間に、国内外合わせて、50、60便は乗っていた頃は、そこそこマイルが貯まっていくので無駄に失効させないよう意識していたものだ。が、今、年に10便も乗らなくなって特に気にせず放っておいた、特典航空券がもらえるほどには貯まらないだろうと。

二人分を合算できると話が違って来る。適宜、使うようにしよう。

帰省、25年9月(サイト内)。マイルプーリングについて|ソラシドエア

ショパン・コンクール

スポーツ選手のようなピアニストは多いが、感情を込めて演奏する者は少ない。彼女の演奏には魂がある。

ショパン・コンクールに挑もうとしている弟子を師はそう評する。NHKスペシャル「魂を弾く ショパンコンクール 天才ピアニストたちの挑戦」(NHK総合、11/9 21時)から。

字幕に出たこのコメントを読んで、気分を害した「スポーツ選手」は少なくないのではないだろうか。自分たちにもアスリート魂はあると。

スタニスラフ・ブーニン田中一村フジコ・ヘミングさん死去一流奏者の需要蜜蜂と遠雷(いずれもサイト内)。Grigory Gruzman(1956-)、中川優芽花(2001-)

アサヒのシェアを奪う

キリンやサントリー、サッポロビールなどの競合他社もこの機をチャンスと捉えており、ビールディスペンサーやグラスをアサヒビールから自社のものへ切り替えるよう、卸売業者を通じて働きかけて

アサヒビールが、ロシアのサイバー犯罪集団「Qilin」の攻撃を受けたのは9月末頃。まだ復旧の目処は立っておらず、忘年会シーズンを前にした今、出荷量は通常の一割にまで落ち込んでいるとのこと。

引用は、Gigazineの記事「アサヒグループはサイバー攻撃のせいで出荷量が通常の10%に落ち込みライバルビール各社がシェア奪取を狙っている」(11/12)から。

受注や出荷ができず、製造を停止。メーカーにとって悪夢のような事態だ。競合にとってはまたとない好機。ここを先途と鼻息が荒い。市場原理と言ってしまえばそれまでなんだろうけれど、火事場泥棒のようで良い感じはしない。

4社による寡占市場なのだし、明日は我が身と思慮して、助け合うようなことはできないものか。装置の事情はまったく知らないが、例えば、ディスペンサーを総取っ替えするのではなく、一時的にアダプターを取り付けるとか何か工夫できるのではないだろうか。

沖縄のオリオンビールは、アサヒの傘下にある。今回のサイバー攻撃騒動とは無縁ではいられず「最大で4億円の売り上げの減少」と社長が会見で述べたとか。

つい先日、居酒屋で飲んだ折、家人が言った。このオリオンビールが少しぬるいのは、出荷が滞っている影響かしら、と。

ところで、サイバー犯罪集団「Qilin」、その読みはキリンか。アサヒにとって奇しくもライバルと同じ名前。心穏やかでいられないだろうな。

ビール(サイト内)。サイバー攻撃「まるでトクリュウ」 企業標的、闇サイトで請け負い(10/29)、オリオンビール、4〜9月の純利益は67%増 那覇のホテル売却で(11/12)

仲代達矢さん死去

印象に残っている出演作を3つ選んでみた。

まず、「人間の條件」(松竹、1959-1961年)。【出演】仲代達矢、新珠三千代、佐田啓二ほか、【原作】五味川純平、【脚本】松山善三ら、【監督】小林正樹。高一の冬、テレビで放映された全編9時間超を一気に観た。

「食卓のない家」(松竹富士、1985年)。【出演】仲代達矢、小川真由美、中井貴一、中井貴恵ほか、【原作】円地文子、【監督・脚本】小林正樹。大学院の二年間は、実験、実験の日々。週末の映画館通いが良い息抜きになった。その頃に観た一本。

「清左衛門残日録」(NHK総合、1993年)。【出演】仲代達矢、かたせ梨乃、南果歩、財津一郎ほか、【原作】藤沢周平、【演出】重正泰。初回とBSでの再放送(2007年)、二度観た。吹雪の夜を描いた、第10話「夢」が特にいい。激しい雪で自宅に戻れず、何とか小料理屋「涌井」に辿り着く。みさ(かたせ梨乃)の部屋で一夜を過ごすのだった。

その第10話「夢」はビデオのHDDに残っているはず。この機会にまた観てみよう。

清左衛門残日録食卓のない家終わりなき旅(いずれもサイト内)。俳優 仲代達矢さん死去 92歳「影武者」や「人間の條件」で主演(11/11)。仲代達矢(1932-2025)

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