ベートーベン十選
- 2020/10/31 06:48
- カテゴリー:音楽
今年、生誕250年のベートーベン。それに関連した催しや番組が色々と目に付く。年末にかけていよいよ盛り上がって来そうな様子。今回は、この作曲家の曲を十選してみた。交響曲は選ぶとしても一曲だけとして、他のジャンルも同じ方針で。ただ、室内楽曲は、編成が重ならないよう、複数採った。聴く楽しみ、演(や)る楽しみに二分し、各々成立した年の古い順に並べた。
[ 聴く楽しみ ]
- ピアノソナタ第8番ハ短調「悲愴」Op.13(1799年)
- 弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4(1800年)
- バイオリン協奏曲ニ長調 Op.61(1806年)
- チェロソナタ第3番イ長調 Op.69(1808年)
- ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調「大公」Op.97(1811年)
[ 演る楽しみ ]
- ClとFgのための3つの二重奏曲 WoO27(1792年)
- ピアノと管楽器のための五重奏曲変ホ長調 Op.16(1796年)
- 七重奏曲変ホ長調 Op.20(1799年)
- レオノーレ序曲第3番ハ長調 Op.72b(1806年)
- 交響曲第4番変ロ長調 Op.60(1807年)
演る楽しみと言っても、実際に演奏するとなると、楽しみなのか苦しみなのか判然としない曲もある(笑)。今回選んだ10曲は、いわゆる初期や中期の曲ばかり。交響曲第5番「運命」(1808年)が、「創作活動の頂点の一つ」だとすると、それに向かって、ベートーベンがまだ上り道を登っている頃の諸作だ。
# 十選、ベートーベンの調べ(いずれもサイト内)。ベートーベンの交響曲第4番▽音楽の泉(NHKラジオ第一、11/1 8:05)。ベートーヴェンの楽曲一覧|Wikipedia