河井買収事件夫編
- 2021/03/31 06:42
- カテゴリー:時の話題
3/22の週、六紙社説が同じ題材で揃ったのは、先日少し触れたLINE問題(3/22-25)、春闘集中回答(3/18-23)、柏崎刈羽原発「運転禁止」(3/18-28)、そして、河井買収事件の夫編(3/24-26)だった。
河井買収事件の妻編は先に済んでいる。その有罪判決や議員辞職に関して、六紙は計11本の社説で意見を述べた。そのほとんど(10本)では、例えば「案里議員辞職 目に余るモラルの低下」(朝日、2/4)のように、姓名の名がタイトルに示されて、個人が特定された。そして今回の夫編、被告人質問が始まった。社説のタイトルを見てみよう。
河井議員公判 真相解明はこれからだ(朝日、3/24)
河井議員が辞職表明 買収の全容説明すべきだ(毎日、3/24)
河井被告辞職へ 買収の原資に迫らねば(東京、3/24)
河井買収事件 自民にも責任(日経、3/24)
河井元法相公判 議員の辞職は遅きに失する(読売、3/25)
河井被告辞職へ これが「他山の石」なのか(産経、3/26)
夫編でも名(first name)が並んでいると思いきや、苗字だけで名はどこにもない。これはいったいどういうことだ。夫妻の場合、夫は姓、妻は名、で個人を特定する、そういう申し合わせでもあるのだろうか。
ちなみに、この週、六紙の内5紙が揃った題材は、日銀政策見直しや、五輪海外客断念、北朝鮮ミサイル発射などだった。
# 案里被告に有罪判決、河井案里被告、議員辞職、Signal(いずれもサイト内)。世界各地の男女格差 日本は156か国中120位(3/31)