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2024年06月の記事は以下のとおりです。

メディアへの強制捜査

公権力によって強制的に情報提供者を調べるような事態がまかり通れば、もはや健全な民主主義国家とはいえない。

日本経済新聞の社説「報道の自由脅かす強制捜査」(経6/26)から。

不祥事が相次ぐ鹿児島県警は、とんでもないことに、捜査の過程で報道機関を強制捜査していたのだとか。日経以外の在京六紙は、どう書いているだろうか、

「言論、表現の自由にかかわる問題だ」「どのような検討を経て捜索に至ったのか、公の場で説明を尽くさねばならない」(朝6/20)

「報道にとって取材源の秘匿は死活的に重要」、鹿児島県警の捜査は、「報道の自由脅かす手法だ」(毎6/23)

捜査当局の都合で、「報道関係者への捜索が行われて情報源が探索されることになれば、取材の自由が妨げられ、国民の知る権利が脅かされる結果につながりかねない」「憲法で保障された表現や報道の自由を脅かす深刻な問題」(東6/25)

「今回をあしき前例にしないためにも、誰が、どのような経緯で強制捜査を決めたのか説明すべき」(経6/26)、そういう段階にあるためか、各紙社説の怒りは、まだまだ序の口のように見える。

もうちょっと色々明らかになって来れば、まだ書いていない2紙(読産)も含めて、各紙とも激しく怒りをぶちまけることになるだろうか。

さて、6/24週の六紙社説は、そのほかに、三菱UFJの不正、党首討論、大学授業料、JAXAから情報流出、電気ガス代補助、沖縄米兵性加害、松本サリン30年、米大統領選討論会などを話題にした。

六紙社説(サイト内)

骨太の方針、24年

財務省は、21日、短期国債の発行を増やす方針を示した。国債の短期化は財政破綻が目前に迫っている国が行う常套手段。長期国債を市場に買ってもらえない国は、なりふり構わない。とにかく短い年限で国債を買ってもらって借金をし、資金繰りをつなぐ。日本もついにここまで落ちぶれたか、その感を禁じ得ない。

日本の財政運営はかなりアブないところまで来ている。NHKの番組でエコノミストがそんな話をしていた。

在京六紙の社説も見ておこう。岸田政権が骨太の方針を閣議決定したのは21日。それ以前に2本、その後に4本。

骨太の方針原案について、「財政再建の決意見えぬ」(東6/18)、「財政余力を高める布石に」(産6/17)。そして方針決定、「看板倒れの懸念が募る」(朝6/23)、「放漫財政への危機感欠く」(毎6/22)、「骨太の名に値する成長戦略示せたか」(経6/22)、「日本の底力を生かす展望示せ」(読6/23)。

やはり、厳しい声が多い。そんな中、二紙ほどは暖かく見守ろうしている。が、「底力」とか「布石」とか言っても空々しく響く。

# マイ!Biz▽「”骨太の方針”の評価と課題」【出演】河村小百合(日本総合研究所主席研究員)(NHKラジオ第一、6/24 6時台)

那須町遺体遺棄事件

栃木県那須町で会社役員の夫婦の遺体が見つかり長女の内縁の夫ら6人が殺人の疑いで逮捕された事件で、警視庁は、長女も事件に関わっていたとして新たに逮捕しました

NHKラジオでそんなニュースがあった。リードだけだったので、NHKのサイトでもう少し詳しいところを読んだ。その上でいくつか思った。

長女が両親の殺人に関わっていた。やはり、身内による犯行だった。統計の数字は覚えていないけれど、殺人は、多くの場合がそう、と認識している。親子や、夫婦、兄弟のあいだで何らかの問題が生じてそれが殺人に発展してしまう。

それと、既に6人が逮捕されている。首謀者は、意図したかしなかったかに関わらず、結果的に、そんな多人数を犯行に関与させてしまった。それだけいたら口の軽いやつもいる。記事には、「スマートフォンを解析」された結果バレてしまったともある。情報管理があまりにも杜撰だ。犯罪ではない何か事を起こす時に他山の石になるかもしれない。

# NHKきょうのニュース(NHKラジオ第一、6/27 19時)、栃木 那須町遺体遺棄事件 被害者夫婦の長女 殺人の疑いで逮捕(6/27 15:43)

Six-Piece Diagonal Burr

このパズルの構成(configuration)は湿度の変化にたいへん敏感なので、マホガニーのような狂いの少ない材料でつくることをおすすめする。

Stewart T. Coffin著「Puzzle Craft」(1992年)から(p36)。"Diagonal Burrs"と題された第7章は、6つのピースがまったく同型の"Six-Piece Diagonal Burr"から始まる。

ホオ材でつくってみた。これもどちらかと言うと狂いの少ない材。16mm角。

同書は、"diagonal saw jig"を用いた機械(power tool)での作業を図示している。が、今回は、基本的に手作業で行うことにした。それにしても治具は作る方がいい。なにせ45度の角度でノコを入れる。あとのノミでの調整を楽にするためには、ノコはできるだけ正確に入れるに越したことはない。墨付けぴったりに。

ピース6つの加工を終えて組んでみた。入りそうで入らない。それを無理矢理にぐっと押し込んだ。そしたら抜けなくなった。あらたいへん。電子レンジで10秒チン。なんとかバラすることができた。その後エアコンの効いた部屋に置いてたら、今度は、簡単に組み立てられるようになった。が、ぐすぐす(笑)。確かに「湿度の変化にたいへん敏感」。

Coffin(サイト内)。"Puzzle Craft"

香港、百年のカオス

明日をもしれぬ借り物の土地の上で生き続ける香港は、中国共産主義者の背中に張り付いた厚かましい資本家の生き残りである。それは、大英帝国の植民地主義と中国流の生活様式との時代遅れの混ぜ物であり、百万長者たちの邸宅と惨めなスラム街のごちゃ混ぜ。あくせく働く人々がうようよしている統制の取れた独裁国家である。

イギリスのジャーナリストが言ったとか。数十年前のことだろう。NHKの映像の世紀バタフライエフェクト「香港 百年のカオス」(NHK総合、6/17 22時)から。

「厚かましい」とか、「時代遅れ」とか、「ごちゃ混ぜ」とか、イギリスが香港を植民地にしたからそうなったんだろ。自分たちの悪行を棚に上げて、よくまあ言えるなぁ。

香港の友人がイギリスへの移住を計画している。渡英する前に、この夏、沖縄に遊びに来ることになっている(た)のだけれど、体調を崩してしまい、それも手術するほどのことらしく、話が二転三転している。来日はともかく、移住計画をも左右しかねない。さあ、どうなることやら。

台湾と香港、22年4月(サイト内)。香港 百年のカオス 借り物の場所 借り物の時間|映像の世紀バタフライエフェクト、図解香港|日本経済新聞

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