Six-Piece Diagonal Burr
- 2024/06/27 06:07
- カテゴリー:工芸・美術
このパズルの構成(configuration)は湿度の変化にたいへん敏感なので、マホガニーのような狂いの少ない材料でつくることをおすすめする。
Stewart T. Coffin著「Puzzle Craft」(1992年)から(p36)。"Diagonal Burrs"と題された第7章は、6つのピースがまったく同型の"Six-Piece Diagonal Burr"から始まる。
ホオ材でつくってみた。これもどちらかと言うと狂いの少ない材。16mm角。
同書は、"diagonal saw jig"を用いた機械(power tool)での作業を図示している。が、今回は、基本的に手作業で行うことにした。それにしても治具は作る方がいい。なにせ45度の角度でノコを入れる。あとのノミでの調整を楽にするためには、ノコはできるだけ正確に入れるに越したことはない。墨付けぴったりに。
ピース6つの加工を終えて組んでみた。入りそうで入らない。それを無理矢理にぐっと押し込んだ。そしたら抜けなくなった。あらたいへん。電子レンジで10秒チン。なんとかバラすることができた。その後エアコンの効いた部屋に置いてたら、今度は、簡単に組み立てられるようになった。が、ぐすぐす(笑)。確かに「湿度の変化にたいへん敏感」。
# Coffin(サイト内)。"Puzzle Craft"