香港、百年のカオス
- 2024/06/26 05:55
- カテゴリー:興行・放送
明日をもしれぬ借り物の土地の上で生き続ける香港は、中国共産主義者の背中に張り付いた厚かましい資本家の生き残りである。それは、大英帝国の植民地主義と中国流の生活様式との時代遅れの混ぜ物であり、百万長者たちの邸宅と惨めなスラム街のごちゃ混ぜ。あくせく働く人々がうようよしている統制の取れた独裁国家である。
イギリスのジャーナリストが言ったとか。数十年前のことだろう。NHKの映像の世紀バタフライエフェクト「香港 百年のカオス」(NHK総合、6/17 22時)から。
「厚かましい」とか、「時代遅れ」とか、「ごちゃ混ぜ」とか、イギリスが香港を植民地にしたからそうなったんだろ。自分たちの悪行を棚に上げて、よくまあ言えるなぁ。
香港の友人がイギリスへの移住を計画している。渡英する前に、この夏、沖縄に遊びに来ることになっている(た)のだけれど、体調を崩してしまい、それも手術するほどのことらしく、話が二転三転している。来日はともかく、移住計画をも左右しかねない。さあ、どうなることやら。
# 台湾と香港、22年4月(サイト内)。香港 百年のカオス 借り物の場所 借り物の時間|映像の世紀バタフライエフェクト、図解香港|日本経済新聞