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カテゴリー「PC・ツール・サイト」の検索結果は以下のとおりです。

mcwm、E200HA

E200HAにArchを、その20
 
タイル型ウィンドウマネージャー(wm)、monsterwmを、スタックだけで使ってる。そうであればタイル型を使う意味はない。スタック型wmへ切り替えよう。それと、polybarは機能を切り詰めた軽量なwmと相性が合いそうだ。そんなことを考えてスタック型wmを検討し軽そうな候補二つに絞り込んだ。
 
一つは、ArchWikiのスタック型wmの項で紹介されているwm2。もう一つは、2bwmのサイトでの比較で最軽量級に位置付けられたmcwm。両方ともAURに登録されている。まずは、そこからインストールした。
 
外観やデフォルトでの使用感は、まずまず。メモリー使用量(単位MB)を、使ったことのある、icewmやmonsterwmと比較。条件を合わせるためにfcitx5-mozcやdropboxを外して立ち上げ、メモリーの数字を読む。icewm以外では、polybarやfehも併せて起動。
 
icewm、351
monsterwm、316
wm2、312
mcwm、307
 
wm2、mcwm、いずれも比較的低い値となった。両者にそれほど差はない。使い勝手を比べることにした。デフォルトではなく、設定を丁寧にカスタマイズ。config.hを修正、リコンパイル、という手順を踏む必要がある。monsterwmで経験したように、git cloneによるファイルの取得からスタート。
 
AURにあるということは、そこからgit cloneすることもできる。がしかし、それは事をより複雑にするだけ(it will only make life more complicated)と、指摘されているのが目に留まったこともあり、AURは敬遠して、GitHubからいただくことにした。
 
まず、wm2。ここ(https://github.com/cannam/wm2.git)からgit cloneして、makeまで進めた。が、sudo make clean installでは「ターゲット 'install' を make するルールがありません. 中止」と出て、初学者を悩ませる。散々調べて回って、Makefileの末尾に以下を追記。これで何とかクリアした。
 
install:
cp wm2 /usr/local/bin
 
次にmcwm。こちらは、もっと、すんなり行かない。git cloneした後、Makefileがフォルダーの中に見当たらず、似た名前のMakefile.amがある。調べてみると、一手間、二手間を経て、ようやく、makeに到る。
 
$ git clone https://github.com/bbidulock/mcwm.git
$ cd mcwm
$ bash autogen.sh
$ bash configure
$ make
$ sudo make clean install
 
本質はさっぱり判らないながら、出来てしまえば達成感はある。各々、config.h修正とリコンパイルを何度か繰り返し設定変更を完了。
 
さて、wmなのだから、ウィンドウ操作を比べることになる。wm2とmcwm、コンセプトは大いに異なる。wm2は、基本、マウスだけで操作する。潔い。一方mcwmはキーボードでの操作に力点が置かれているようだ。さらにマウスとの組み合わせで操作性は良好。これまで使い馴染んで来たmonsterwmに似たキーバインドにすることもできる。
 
結果、monsterwmから、スタック型のmcwmに切り替えることにした。
 
選に漏れた、icewm、monsterwm、wm2、をアンインストール。念のためconfig.hなどの設定をバックアップした上で、三者三様のコマンドで削除した。
 
$ yay -Rs icewm
 
$ cd monsterwm
$ sudo make uninstall
 
$ sudo rm /usr/local/bin/wm2
 
E200HAにArchをiceWMの設定、Arch Linux(いずれもサイト内)
 
2bwmwm2mcwm|GitHub

エラー、E200HA

E200HAにArchを、その19

スイッチを押してlogin:のプロンプトが出るまでの15秒ほどの間に、ブート・プロセスの文字列が画面を流れて行く。[ OK ] がずらっと並ぶのを見るのは気持ちの良いものだ。

ある時、その中にerrorが混じっていることに気付いた。一つか二つ。赤い文字の警告ではないので致命的な問題ではないのだろう。が、念のために、

$ sudo dmesg | grep error

と、dmesgを調べてみると、3か所、errorが登場していた。

INT33FF:04: probe with driver cherryview-pinctrl failed with error -61
platform regulatory.0: Direct firmware load for regulatory.db failed with error -2
intel-spi intel-spi: probe with driver intel-spi failed with error -22

各々いったい何を意味するのだろうか。時間がある時に調べてみよう。journalctlコマンドだと、さらに色々とwarningが出ていることが判る。これもよく見てみよう。

$ journalctl -b -p 4

次回は、その20。そろそろこのシリーズを終えようと考えている。

E200HAにArchを(サイト内)

feh、E200HA

E200HAにArchを、その18

polybarの設定を書き換えてそれがどのように反映するか、-rオプションを付けて重ねて起動するとそれが即時に判る(前々回その16の続き)。

$ polybar -r

すんなり受け入れられることもあれば、その記述は、invalidです、deprecatedです、などと警告が出る(warn)こともある。その場合には、修正してwarnを潰して行く。

それでも、ずっと出続けるwarnがあった。最後の行に、"warn: background_manager: Failed to get root pixmap, default to black (is there a wallpaper?)"、と。

何度も言われる内に、wallpaperを入れてみる気になった。fehをインストール。

feh --bg-fill --randomize ~/Pictures/*.jpg

と、.xinitrcに追記した。wallpaper用の画像を何枚か用意。起動する毎にそこからランダムに選ばれて表示される。ファイルは画面サイズ(1366x768)に配慮。

wallpaperある無しで、見た目の雰囲気ががらりと変わる。

普通の画像ヴューアなので、もちろんその用途にも使える。ファイラーから画像ファイルをクリックすると瞬時に立ち上がる。速い。画像を見るのに、間に合わせで、webブラウザを使っていたので速さの差は歴然、感動的ですらある。

fehのmanページは驚くほど情報が膨大。知りたいものがなかなか見付けられない。とりあえず、次のファイルはSpaceキー、逆戻りはBkspキー、ズームは上下矢印キー、を探し当てた。これだけ判れば何とかなる。

残念ながら、Ctrlキーとマウスのホイールとの組み合わせでズームは動かない模様。

E200HAにArchを(サイト内)

Known Issues|polybar
FEH(1) General Commands Manual
i3 wm を使うことのメモ (3) カスタマイズ
Unsplash

linux-firmware、E200HA

E200HAにArchを、その17

先週末、パッケージのアップデートを行ったところ途中で止まってしまった。この時、更新対象だった、linux-firmwareが引っかかってるようだった。

調べてみると、手動での対処が必要とのことだったので、一旦、旧いlinux-firmwareを削除して入れ直し。これでパッケージのアップデートを完結させることができた。

$ sudo pacman -Rdd linux-firmware
$ sudo pacman -Syu linux-firmware

linux-firmwareというのは必要なのだろうか。以前そう考えて、別機(G550、Lenovo)のそれを削除してみた。特に支障なし。今、E200HAではどうだろう。今回、firmwareは各社別に分けられた(split our firmware into several vendor-focused packages)ことでもあるので要不要を検討しようと思う。

E200HAにArchを(サイト内)。linux-firmware >= 20250613.12fe085f-5 upgrade requires manual intervention(6/21)

polybar、E200HA

E200HAにArchを、その16

タスクバーのtint2を少し検討したことを思い出した。Linuxを触り始めた頃だ。とっつきにくい感じがしたのだが、確か、system tray(notification area)を表示できた。

あのタイプなら、conky、dzen2、trayer、この3つでやっていることを一つで実現可能かもしれない、類似の良いものはないだろうかと、ArchWikiの「アプリケーション一覧/その他」に並ぶいくつかを検討する内に、polybarに行き当たった。

結果は上々。すっきりpolybarだけで所望の情報を表示できる。

最初から付いている設定例、その名もexample、が、なかなか良くできている。これを下敷きにして手を加えて行った。何(module)をどの順番に並べるかを指定し、各moduleの内容を書く。今現在並べているmoduleは以下、

modules-left = menu-apps systray date cpu memory filesystem wlan dropbox battery yay pulseaudio v_mute v_down v_up

左から順に、メニュー(ランチャー)、system tray、日時、CPU・メモリー・ディスクの占有%、WiFiの信号強度、Dropbox接続状況、電池残量、直近のパッケージ更新日、音量とそれのミュート・下げ・上げのボタン。

各moduleの内容ををどう書くかは、GitHubにあるpolybarの解説で何とか判る(正直判り難い)。検索すればweb上に事例も見付けることもできる。

そうそう、当初、バックグラウンドで実行されず、一つのアプリとして動くという、あまりよろしくない問題があった。これは、設定(~/.config/polybar/config.ini)で次の一行を有効にすれば解消できた。

override-redirect = true

E200HAにArchを(サイト内)。タスクバー|ArchWiki、polybar|GitHub

Polyabar battery module don't show prefix
Has anyone managed to get the menu module working?

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