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カテゴリー「PC・ツール・サイト」の検索結果は以下のとおりです。

らくらじ2

スマホのアプリその32

ラジオの放送は、NHKはらじる★らじるで、民放はradikoで聴くことが多い。

番組を録音(ダウンロード)することも頻繁で、その際、PC上で、どがらじシリーズの「らじれこ」を使って行って来た。ただし、それを聴くのは、ほとんどの場合スマホで。

それなら最初からスマホで録音すれば良い。ファイル転送の手間が省ける。幸いなことに同じシリーズにスマホ用の「らくらじ2」がある。

スマホにインストール。さっそく試しに何か録音してみた。新たに作成された音声ファイルは、Musicのdir(/storage/emulated/0/Music)内、「らくらじ2」フォルダーの中に格納されていた。拡張子はm4a。

しばらくこれでやっているがだいぶ具合が良い。聴き逃しなどの録音だけでなく、放送中の番組の視聴も、らじる★らじるやradikoの本家アプリより使いやすい。また、他のネットラジオもいくつか登録されている。クラシック音楽中心のBBC radio 3もある。

スマホのアプリらじれこ 1.9.30.0(サイト内)。どがらじ

30-touchpad.conf、E200HA

E200HAにArchを、その5

タッチパッドのタップ(クリック)を"on"にした。

このデバイスは、おそらく汎用ドライバのlibinputで管理されているだろうと見当を付けて、ArchWikiのその項目を開きその記載を頼りに作業を進めた。まず、このコマンド、

$ grep -e "Using input driver 'libinput'" ~/.local/share/xorg/Xorg.0.log

その出力結果の中に、'Asus TouchPad'の名を確認できた。

[ 25.064] (II) Using input driver 'libinput' for 'Power Button'
[ 25.178] (II) Using input driver 'libinput' for 'Asus Wireless Radio Control'
[ 25.193] (II) Using input driver 'libinput' for 'Video Bus'
[ 25.209] (II) Using input driver 'libinput' for 'Power Button'
[ 25.226] (II) Using input driver 'libinput' for 'Sleep Button'
[ 25.250] (II) Using input driver 'libinput' for 'Asus Keyboard'
[ 25.270] (II) Using input driver 'libinput' for 'Asus TouchPad'
[ 25.315] (II) Using input driver 'libinput' for 'chtdc_ti_pwrbtn'
[ 25.331] (II) Using input driver 'libinput' for 'Asus WMI hotkeys'

次に、/etc/X11/xorg.conf.d/30-touchpad.conf を新たに作成し以下を記入。

Section "InputClass"
Identifier "Asus TouchPad"
Driver "libinput"
Option "Tapping" "on"
EndSection

再起動するとタップでクリックはオンになった。が、

ちょっと敏感過ぎる。感度調整を検討しよう。

E200HAにArchをRe: E200HAでLubuntu(いずれもサイト内)。libinput|ArchWiki

alsa、E200HA

E200HAにArchを、その4

Google ChromeでNHKプラスを開いて何か観ようとするのだが音が出ない。さあ大変。

以前使っていたLubuntu(22.04 LTS)で音が途中から鳴らなくなるトラブルがあった。その症状への対処をすべく心づもりしていた。が、まさか、端から音が出ないとは。

音のシステムは、Advanced Linux Sound Architecture(ALSA)が、何もしなくても入っている。ArchWikiのその項を見てみた。「全てのチャンネルはデフォルトでミュートされています。手動でチャンネルをアンミュートする必要が」ある。たぶん、原因はこれだな。

ミュートの解除は、amixerかalsamixerで行え、とある。それを使うためにalsa-utilsをインストールして、まず、amixerを書いてある通りに実行。

$ yay -S alsa-utils
$ amixer sset Master unmute

が、Unable to find simple control 'Master'と出る。ミュート解除云々は全く的外れではないだろうか、そう感じつつも、念のため、ncurses UIのalsamixerでも試してみた。

$ alsamixer

This sound device does not have any controls.と出た。Thisとは、このデフォルト状態のことか。サウンドカード名は、Intel HDMI/DP LPE Audio。たぶん、これが違う。

$ aplay -L

とすると、card 0: Intel HDMI/DP LPE Audio、card 1: bytcht-cx2072x、二つあることを教えてくれる。たぶん、後者のcard 1をデフォルトにする必要があるのだろう。

そのために、/etc/asound.confというファイルを作成して以下を書き込んだ。

defaults.pcm.card 1
defaults.ctl.card 1

今一度、alsamixerを起動。サウンドカード名はbytcht-cx2072xに切り替わり、チャンネルには、Headphone、I2S ADC1L、二つが現れた。両方とも「MM」でミュート状態。mを押して解除した。これでOKか、と思いきや、音量調整のスライダーが0のまま、それを動かすことができない。やはり、根本的に何かがおかしい。

さらにwebで検索した。Linuxの設定方面のことは、とにかく検索。倦まず弛まず怠らず調査を行えば朗報を得られる。今回の答えは、Arch LinuxのBBSにあった。

$ yay -S pulseaudio pulseaudio-alsa

この二つをインストール。あっさり音が出るようになった。alsamixerでの表記は、カード名はPulseAudio、チャンネルはMaster。スライダーは自在に動かすことができる。

なお、Lubuntuで経験した途中から鳴らなくなるトラブルは今のところ起きていない。

E200HAにArchをRe6: E200HAでLubuntu(いずれもサイト内)。Advanced Linux Sound Architecture|ArchWiki、Topic: amixer: Unable to find simple control 'Master',0 (Read 3758 times)[Solved] ALSA: aplay cannot play .wav file - no sound

xinit、E200HA

E200HAにArchを、その3

GUI化あたりのことを書いておこう。関連するパッケージのインストールはこの一行で、

$ yay -S xf86-video-intel xorg-server xorg-xinit icewm xterm

X Window Systemディスプレイサーバー(Xサーバー)上でIceWMを使う構成。ディスプレイマネージャ(DM)ではなく、xinitでXサーバーを起動し、デスクトップ環境(DE)ではなく、ウィンドウマネージャ(WM)でXサーバーを補完する。

xf86-video-intelは、Intel汎用のビデオドライバ。ターミナルのxtermは、IceWMのオリジナル・ツールバーから起動できる(ことが判っている)、とりあえず入れる。

設定は、以前、G550(Lenovo)で経験しているので、戸惑うことはない。Xサーバーの自動起動設定を.bash_profileに、IceWM開始のコマンドを.xinitrcに、各々書き込む。

書き込む文字列は、そのほかのも色々取りまとめてテキストファイルにし、USBメモリーを介して持って来ると作業はだいぶ捗る。USBメモリーのマウント(念のためメモ)は、

$ sudo mkdir /mnt/usb
$ sudo mount -t vfat /dev/sda1 /mnt/usb

識別子sda1(E200HAの場合はこれ)は、USBに挿してlsblkすると判る。作業のあとにアンマウントする時は、umount /mnt/usb

その他の設定ファイル、いわゆるドットファイル類も移す。IceWMの設定は.icewmフォルダーごと、ごっそりと。すると、使い慣れた環境が、たちまち出現する。

そして、ターミナルはlxterminalに置き換え、そのほかに、thunar、Google Chromeなど普段使うアプリケーションを導入。そうそう、GUI化の後には、忘れずキーボードレイアウトをjpにする。

$ sudo localectl set-x11-keymap jp

これで、ほぼ整った。さて、メモリーをどのくらい占有しているだろうか、

$ free -h

351MBと出た。思惑通り、軽い。首尾は上々と言いたいところだけれど、Google Chromeを立ち上げた時、難題が残っていることを知った。つづく。

E200HAにArchをiceWMの起動、Arch Linux(いずれもサイト内) xinit|ArchWiki

systemd-boot、E200HA

E200HAにArchを、その2

この度、Arch Linuxへの載せ替えを企図したのには、いくつかの理由がある。UEFI BIOSではどんな具合になるだろうか試してみたいと思ったのもその一つ。

以前、Archを入れたG550(Lenovo)は、レガシーBIOSだった。E200HAは、比較的新しいPCなので(と言っても9年前のモデル)、UEFI BIOSをサポートしている。

実際のインストール作業では、2つの点で、以前と異なる操作を行った。

まず、ディスクのパーティション。cgdiskというコマンドを用いた。パーティションの方針は、boot用UFEI 512MB、SWAP 4GB、rootに残り全て。その通りに区切った。

# lsblk
# cgdisk /dev/mmcblk1

次は、ブートローダーの導入。デフォルトでインストールされているsystemd-bootを選択した。これはレガシーBIOS非対応。作業は、まずこのコマンドを実行する、

# bootctl install

その後、2つのファイルを整える。(1) "/boot/loader/loader.conf"。nanoで作成した。

default arch.conf
timeout 0
console-mode auto

そして、(2) "/boot/loader/entries/arch.conf"。カーネルにlinux-ltsをインストールしたので、以下の設定でもltsを付ける。○○○○部分は実際の識別子の略記。

linux /vmlinuz-linux-lts
initrd /initramfs-linux-lts.img
options root=UUID=○○○○ rw

このarch.confを作成するには、以下で必要な文字列を取得。あとはnanoで編集した。

# ls /boot > /boot/loader/entries/arch.conf
# cat /etc/fstab >> /boot/loader/entries/arch.conf

2つのファイルを整えた後、エントリー内容を、bootctl listコマンドで確認。

# bootctl list

type: Boot Loader Specification Type #1 (.conf)
title: arch.conf (default) (not reported/new)
id: arch.conf
source: /boot//loader/entries/arch.conf
linux: /boot//vmlinuz-linux-lts
initrd: /boot//initramfs-linux-lts.img
options: root=○○○○ rw

その後、何もかも完了してリブート。素早く立ち上がって来る。OSを選択するメニューが出ない設定(time 0)も奏効している。

E200HAにArchを(サイト内)。Arch Linux をおしゃれに最速インストールArch Linuxの最小限インストールsystemd-bootの紹介

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