3G回線の契約数は昨年9月末時点で、高齢者を中心に約2200万も残っているという。携帯電話全体の1割強にあたる規模だ。
読売新聞の社説「3G携帯終了 利用者への説明をきめ細かく」(3/15)から。
KDDIが、3大キャリアの先陣を切って、auの3G通信サービスを明日31日に終える。ソフトバンクは2024年1月下旬に、NTTドコモは2026年3月末に、各々3Gを終了予定。この機にガラケーからスマホへ乗り換える高齢者が少なからずいる(た)のではないだろうか。
義母も、記事にある22百万の一人だった。団塊世代の義叔母もそう。姉妹でお揃いの3Gガラケーはドコモ回線だったので停波までに猶予はあったけれど、お二人には早めに切り替えるようすすめていた。まだスマホに馴染める内にと。もちろん4Gガラケーの選択肢もあるけれど。
昨秋、家人が楽天のスマホを無料キャンペーンで手に入れた際、併せて、それと同プラン同機種への切り替えはどうですかと二人に提案。義母はすんなりそれを容れた。娘と同じにするメリットを考えたろう。義叔母はドコモのスマホを選択することに。そのキャリアのメールアドレスを使い続けることを望んだ。当家としての最大の難所は、何と言っても、使い方を指南する場面であり、お二人の内一人はドコモショップにお任せできることになって胸をなでおろした。
さて、問題は義母のスマホ切り替え。サポートしようにも遠く沖縄からできることは限られる。晩秋の頃、コロナウイルス第5波と第6波の間隙を縫って家人が帰省。切り替えの手伝いがあるのでやや長めの滞在となった。旧機解約とMNP手続き、新規契約、スマホ受取り、初期設定、使い方の説明など、その事前準備も含めて、それは当家にとって大きな出来事だった。ミッションをすべて終えて沖縄に戻った家人は、スマホじゃなくて4Gのガラケーにしておいてもらうんだったわ、とぼそっと言ったものだ。
数か月経ち、義母はご満悦の様子。当初色々あったけれど今では以前のガラケーのように普通に使っている。義叔母の方は、最早ショップの窓口に相談に行くこともなくなったとか。
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