お知らせ

メール送信フォームを設けました。ブログ記事への問い合わせなどにご利用下さい。

 

エントリー

2023年09月の記事は以下のとおりです。

ファルミック40 New

目薬が切れたので新調した。キョーリンリメディオ製の「ファルミック40 New」、15mL入りで180円ほど。目のかすみ用と銘打った製品の陳列から一番安いのを選んだ。

前に使っていた「スマイル40EXマイルドa」に比べて、このファルミックでは少し清涼感が感じられる。これはこれで具合が良い。

ファルミックのボトル裏に有効成分として7種の化学物質が記載されている。ネオスチグミンメチル硫酸塩、タウリン、酢酸d-α-トコフェロール、パンテノール、塩酸テトラヒドロゾリン、クロルフェニラミンマレイン酸塩、そして、ε-アミノカプロン酸。

調べてみると各成分が役割を果たしていることが判る。特に目のかすみに効くのは、ネオスチグミンメチル硫酸塩のようだ。目がかすむのは毛様体筋の緊張が原因と考えられており、その成分は、毛様体におけるアセチルコリンの働きを助けることで、ピント調節しやすい状態にする働きを持っている。

目のかすみ対策(サイト内)。キョーリンリメディオ株式会社一般用医薬品(目薬)の主な成分一覧|参天製薬

全ての言語に共通する単語

「基本的にどの国でもその単語を使用でき、同じ意味を持つ単語」、そんなものが存在するのだろうか。Gigazineの記事は、2つの単語がそれに当たると教えてくれている。

コーヒーとチョコレートだ。前者はアラビア語のカフワーという言葉を起源とし、後者はカカオの飲み物を表すナワトル語の単語から派生したのだとか。wがfやvに、chがshにという具合に言語によって細かく変化しながらも共通する音が残っている。

パイナップルや、タクシー、トマトなども、いい線行っているらしいのだが、どれも中国語は当てはまらないのだとか。この辺りにも中国語の特殊性が現れているのだろうか。

中国語は不思議コーヒー(いずれもサイト内)。すべての言語に共通して存在する単語はあるのか?(9/16)|Gigazine

如意寺、神戸市西区

今回の帰省には一泊の小旅行をくっつけた。テーマは「兵庫県の国宝を巡る」。

訪ねたのは、朝光寺(加東市)や、一乗寺(加西市)、浄土寺(小野市)、太山寺(神戸市西区)など。いずれも明石市の実家からそう遠くはないけれど、これまでに一度も行ったことがなかった。西神中央駅そばでシェリングカーを借りてぐるっと回った。

古いお寺でそれぞれに趣がある。朝光寺や太山寺の本堂、浄土寺の阿弥陀三尊立像などが印象深い。ただ最も感銘を受けたのはそれら国宝の寺々ではなく、時間の調整でついでに立ち寄った如意寺(神戸市西区)だった。重文指定がある。

バス道を折れて細い道を1キロほど行くと山門がある。さらに進んで、この道で合っているのだろうかと不安になる頃に伽藍の中心あたりに到着。車を降りて少し坂を上るとそれまで文殊堂の陰に隠れていた三重塔が目に飛び込んで来る。これが素晴らしい。今回の旅で、三重塔は、一乗寺や、太山寺、鶴林寺(加古川市、別日程)でも観たけれど、この如意寺が最も良かった。

拝観料はない。そもそも人の気配がない。寺に常駐している方はいるのだろうか。日曜だと言うのに我々のほかに来る人もない。如意寺は神戸市西区の山里にひっそり佇んでいた。

帰省、23年9月(サイト内)。如意寺 (神戸市)三重塔|Wikipedia

大関の矜持

人生かかってますから。

優勝決定戦を制した貴景勝がそうコメントした。戦ったのは東前頭15枚目の熱海富士。随分格下の相手に「立ち合いで左へ変化してはたき込み」。要するに、ずるい方法で勝利を手にしたのだ。

優勝決定戦で、それも大関がやることなのか。実際、相撲協会の首脳陣は「ああいうのを見せてほしくなかった」、「がっかりした」と語ったとか。

大関なのだから、当然、横綱への昇進を目指しているだろう。「人生をかけている」、その気持ちも判る。けれど、ずるい手であろうが何であろうが、とにかく勝つ、という姿勢はどうか。そんな力士を横綱にしたいと思うだろうか。ファンは観たいと思うだろうか。

伯桜鵬が休場すると聞き、この場所は興味を持てなかった。が、帰省した際の数日間は、母とともにテレビ観戦。熱海富士や高安の善戦を観て、今場所の優勝は平幕だな、すっかりそう思った。土日の結果を知らずに那覇に戻り、血迷った大関のことを読んだのだった。

大相撲帰省、23年9月(いずれもサイト内)。「悪いけど自分の呼吸で…」貴景勝Vも来場所の横綱挑戦に〝物言い〟 決定戦はまさかの注文相撲「人生かかってる」(9/25)

中国語は不思議

  • 2023/09/26 06:11
  • カテゴリー:読み物

私は子供のころから時間が流れていくことが怖い。時間が流れて、やがて死ぬのが怖い。

大学生になってもそれは治まらず、哲学で時間論を学び、時間の逆流を夢想した、と著者は書く。今でも怖くて眠れないこともあるらしい。

橋本陽介著「中国語は不思議」(新潮社、2022年)から(p125)。本書副題は、「近くて遠い言語」の謎を解く

そのページの終わりで、著者は、「失われていく時の流れを見事に表現した」と、高行健の短編小説「おじいさんに買った釣り竿」を紹介する。そこから中国語の時制へと話題は展開して行く。中国語では過去形はないが過去を語る仕掛けがある。

最寄り図書館の新着コーナーにあるのを借りて来た。

ページ移動

ユーティリティ

« 2023年09月 »

- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

走り梅雨、2024年
2024/04/27 06:05
協奏交響曲K364、東フィル
2024/04/26 05:44
さよならマエストロ
2024/04/25 05:50
WANDERERS
2024/04/24 06:08
定家の原本発見
2024/04/23 05:56
ダイソーの500円イヤホン
2024/04/22 06:02
減少が続く書店
2024/04/21 06:05
ソウシジュの箸
2024/04/20 05:58
ブラ1、N響#2007
2024/04/19 05:43
眼科検診、24年4月
2024/04/18 06:08

Feed