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2023年04月の記事は以下のとおりです。

Re: 米欧金融不安の先行き

アメリカの地銀が、また一つ、破綻するかもしれない。この度は、カリフォルニア州に拠点を置くファースト・リパブリック・バンク。「崖っぷち」、「株価急落」、「市場では再び金融不安を引き起こしかねない事態に警戒」。

やはり、と言うべきか。在京六紙の社説は、4月になって、前月に比べて本数は減ったものの、金融不安への警戒を解くべきではないと呼び掛けていた(3月10本、4月4本)。

「国際的な銀行規制の点検と再構築を急げ」(経4/8)。「金融動揺の世界経済への波及を注視せよ」(経4/13)。「インフレ圧力は根強く、(物価抑制のための)利上げが続けば、不安が再燃しかねない」、G20は「危機回避へ連携する時だ」(毎4/15)。「米銀が抱えるリスクへの警戒を怠るな」(経4/23)

日本の我々にとって、遠い国の話、と高みの見物で済むだろうか。ひと度、不安の連鎖が起きればどんなことになるか判らない。できる範囲で、自衛の策を講じておくに越したことはない。

さて、4/23週の六紙の社説は、そのほかに、衆参5補選、スーダンから邦人退避、将来の推計人口、米韓首脳会談、日銀政策会合、民間機月面着陸失敗、武器輸出緩和、ドイツ脱原発完了などを話題に採り上げた。

六紙社説、米欧金融不安の先行き(いずれもサイト内)。米地銀 ファースト・リパブリック・バンク株価急落 警戒強まる(4/28)、米ファーストリパブリック銀、再び崖っぷちに(4/29)、米監督当局の人員不足が浮き彫り、中堅2行破綻の検証報告(4/29)

うらなり与右衛門

  • 2023/04/29 06:17
  • カテゴリー:読み物

ひとは他人の美を見たがらず、むしろ好んでその醜を見たがるものだ

藤沢周平著「うらなり与右衛門」から。「たそがれ清兵衛」(新潮文庫、1991年)に収録されている(p58)。

たそがれ清兵衛薔薇の殺意(いずれもサイト内)。「他人の不幸は蜜の味」は科学的証明済み

老舗の工具箱屋がカゴ作る

結局みんなが「絶対に売れるよ!!」っていった製品はもしかしたら、それは誰もが思いつく、使い古したアイデアかも知れません。

みんなの意見は案外正しい、とは限らない。

スーパーのカゴを盗んで使う人がいる。そこに目を付けた。社内からは「タダで手に入る物は買わない」、社外では「今まで盗っていたものは誰も買わない」と総反対をくらうのだけれど、知恵を出し合って製品化してみるとヒット商品になる。

『盗まれる』から『買う』に。老舗の工具箱屋がカゴを作ったら、年間数十万個売れるようになった話(1/15)から。

安物(タダ)がある一方でもっと良い物は高くても売れる、という話なのか、改良品の方がよく売れる、という単純な話なのか。売れる物はどんなものなのか、市場が求める物は何なのか、それを考えるヒントがあるように思う。

あしたは最高のはじまり(サイト内)

9人の翻訳家

優秀な教え子たちは経営者になった。創作の苦しみよりも金儲けを選んだ。芸術では食べていけない。

映画「9人の翻訳家-囚われたベストセラー」(仏ベルギー、2019年)から。

時々立ち話をする近所の窯元の奥さんが、こんなことを言ったことがある。芸大で学び、沖縄に来て長年、夫婦で陶作を続けて来たけれど、食べて行くのはそう簡単じゃなかったのよと。窯が故障したのは昨年だったか。それを機に、ご夫婦は、高齢に差し掛かっていることもあって制作を終えることにしたのだった。

芸術を追い求めるのか、それとも、商売での成功を目指すのか。これは音楽や文学でも同じだろう。内なる声に耳を傾けるのか、聴き手や読み手に媚びるのか。おそらく、両立は難しい。真の芸術家は、金儲けとは無縁で、孤高を持する。市場で認められたいと考えた途端に商売人になる。

この「9人の翻訳家」は先月末に観た。GYAOでの最後の映画になった。[Filmarks 3.7]

おまえの家華日記ABEMA(サイト内)。GYAO

アルテ日本語入力

スマホのアプリその22

旧スマホ(Kyocera KC-01、Android 4.4.4)のスイッチをオンにすると、長らく使っていないアプリのリストが出た。要不要を判断して、上から順番に、削除して行った。慎重に作業したつもりだったのだけれど、ややあって、文字入力ができなくなった。どうやら、削除すべきではない「Google日本語入力」も消してしまったようだ。

復旧のための再インストールはPCから遠隔で行った。PCとスマホ双方がGoogleにログインしているとこの機能が使える。今回のように、スマホが文字入力機能を失いGoogle Playでの検索すらままならない場合には大いに助かる。

ただし、Google日本語入力の後継であるGboardはインストール不可。Androidのバージョンが古いからだろう。Simejiもダメ。選択肢が限られる中、新たに「アルテ日本語入力」を入れた。使用感はどうだろうか。怪我の功名となれば良いのだが。

旧機は、音楽再生専用にスマホのアプリ(いずれもサイト内)。アルテ日本語入力キーボード|Google Play

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