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華日記

東京より日本が広い。日本よりアメリカは広い。しかし、頭の中はもっと広い」そういった意味の文章がある小説を昔どこかで読んだ。あれは夏目漱石の小説だったか

早坂暁著「華日記-昭和生け花戦国史」(新潮社、1989年)から(p114)。2年前にラジオの朗読特集で聞き、いつか原作を読もうと思っていた。

帯で登場人物が紹介されている。「幼い家元を擁立して家元制存続に腐心する池坊。前衛挿花で頭角を現す小原流・小原豊雲。生け花を巨大産業に成長させた巨人、草月流・勅使河原蒼風。戦前の大家・安達潮花。家元制に抗う孤高の異才作家・中川幸夫」。

花と心中(p170)、見事な椿の花(p186)

夏目漱石「三四郎」|青空文庫。朗読特集「華日記~昭和生け花戦国史」【作】早坂暁【朗読】藤田三保子(NHKラジオ第2、18/12/31-19/1/3 計6時間)。勅使河原蒼風中川幸夫|Wikipedia。

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