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昭和元禄落語心中(3)

おまえの落語には隙がねえ。色気ってのは、隙から生まれるんだ。いいかい。完璧なものに色気は差さねえ。隙があるくれえのが、愛嬌とか遊びがあっていいんだ。

後に八代目の八雲となる菊比古(岡田将生)は、師匠からそう諭される。そんな折、芸者みよ吉(大政絢)との恋を通して何かに気付いて行くのだが・・・

ドラマ「昭和元禄落語心中」が再放送されている。これは第3回「迷路」から。

迷路やなせたかしの真剣勝負なにわ落語青春噺(いずれもサイト内)。昭和元禄落語心中(3)「迷路」(NHK総合、9/7 23時)

べらぼう(34)

おれも、お前と同じ成り上がりであるからな。(これまでは)持たざる者には良かったかもしれぬ。けれど持てる側からしたら憤懣やる方ない世でもあったはず。今度はそっちの方が、正反対の世を目指すのは、まあ、当然の流れだ。

失脚した田沼意次(渡辺謙)は蔦重(横浜流星)に向かって言う。NHK大河ドラマ「べらぼう」(34)「ありがた山とかたじけ茄子」(9/7)から。

日曜日のこの日(9/7)、ドラマでは田沼意次が、現実世界では石破首相が、表舞台から姿を消すことになった。

岸田政権はだいぶ左寄りだった。右側の人たちからすると「憤懣やる方ない」政治だったろう。さあ、ポスト岸田は右だ、という時に首相になった石破さんは、案の定、降ろされてしまう。次は「正反対の」右寄り政権となるだろうか。キツネ目の女が担がれるのか。

さて、「べらぼう」のこの回の最後に、朋誠堂喜三二作の黄表紙「文武二道万石通」が登場した。これについては、鈴木俊幸教授が、お武家の世界を茶化したお話で、随分、売れるのだが、それがために喜三二たち戯作者は活動がし難くなって行く、と話していた。

ドラマ「べらぼう」は、そして日本の政治は、どうなっていくだろうか。

べらぼう石破首相 辞任表明「石破やめるな」(いずれもサイト内)。「蔦屋重三郎のまなざし」第4回▽日曜カルチャー(NHKラジオ第2、4/27 20時)【出演】中央大学教授…鈴木俊幸

やなせたかしの真剣勝負

作品を書くっていうんじゃなしに、この人生をどう生きるかっていうこと。生きるということで詩もできるし作品もできる。だから、どう生きていくかということ。

生きる、それこそが創作の源だ、ということなのだろう。NHKのドキュメンタリー「83歳のアンパンマン~やなせたかしの真剣勝負」から。初回放送は、2002/4/22(月)22時。

芸術にせよ芸能にせよ、およそ芸の付くものは人生の反映だと思う。例えば工芸。つくり出される直線や円弧、そんなシンプルな造形に人間が出てしまう。部分がそうなのだから全体もそう。最近よくそんなことを考える。

河井寬次郎 住める哲学なにわ落語青春噺うつくしい靴(いずれもサイト内)。おとなのEテレタイムマシン選「83歳のアンパンマン~やなせたかしの真剣勝負」(NHK-Eテレ、8/23 22時)、やなせたかし(1919-2013年)

母の待つ里(1)

それで子供時代の詳細から家族関係まで事前アンケートに答えたのか。おまえ、脇が甘いよ。

食品会社の社長、松永徹(中井貴一)は、カード会社のプレミアムクラブ特典「ホームタウン・サービス」を利用して、過疎の村にやって来る。そこは、疑似的な自分の故郷。村の人たちも、松永の幼馴染のように振舞う。

NHKの土曜ドラマ「母の待つ里」第1回から(8/30)。全4回。

引用は、松永の友人、秋山(鶴見辰吾)のセリフ。米国のカード会社と限界集落が手を組んだ、得体の知れないサービスだ。そんなものに、ご丁寧にアンケートに答えたのか。取られるのは個人情報だけとは限らない。用心しろ。もう、その村には近付かない方がいい。立場を考えろ。と。

そこまで気遣う必要があるだろうか、と考えている矢先に、こんな記事を観た。「専用列車で訪中の金正恩氏、吸い殻も回収 『生体情報』流出を警戒」(9/2)。特殊な専用トイレが設けられていて、排泄物の処理にも気が配られているほどだとか。

国も地位も違うのだけれど、立場を考えないといけない点では同じ。そう考えると、社長の松永が個人情報を開示したのはあまりにも軽率かもしれない。まさに垂れ流し。

不思議な雰囲気のこのドラマ、次回が楽しみだ。

空き巣が狙う家(サイト内)。母の待つ里|Wikipedia、専用列車で訪中の金正恩氏、吸い殻も回収 「生体情報」流出を警戒(nikkei.com、9/2)

賃上げの実態

景気循環型の賃上げではなく、必然での賃上げ。働き手の確保が難しくなっており、人材確保や離職防止ために、やむを得ず賃金を上げる。

そのため、製造業よりサービス業の方が上がりやすく、働き手が少ない地方の方が上がりやすい。NHKラジオのマイ!Biz「賃上げの実態」(8/26)から。

最低賃金の引き上げにより、日本の場合、就業率が下がる、という現象が見られる。

例えば、時給千円以下なら雇えたのが、それを超えたので雇えない。企業の側に賃上げに付いていく余力がない。同「最低賃金引き上げ」(8/25)から。

同じ番組で、賃上げの話題が二日続いた。聴いていて、こんなことを思った、

不断の努力によって労働生産性の向上を図り、賃上げ余力をつくり出す企業は生き残る。それほどには頑張らなくても利益を生み出せる業種、業態、もしくは産業、が経済をリードする。産業も企業も入れ替わっていく。

賃上げ成長論の落とし穴グンゼ、国内4工場閉鎖(いずれもサイト内)。「最低賃金引き上げ」土居丈朗(慶應義塾大学教授)8/25、「賃上げの実態」古屋星斗(リクルートワークス研究所主任研究員)8/26▽マイ!Biz(NHKラジオ第一、マイあさ!、6:40-)

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