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カテゴリー「興行・放送」の検索結果は以下のとおりです。

いつか、無重力の宙で

人工衛星。何もないところから打ち上げられる状態までつくったわけですよね。それは立派な「0から1」やと思いますよ。

ドラマ「いつか、無重力の宙で」第31回(NHK総合、10/29 22:45)から。

何となく、ずるずる、全32回すべてを観てしまった。終盤に、自分にとって馴染み深いこの言葉「0から1」が登場して、ちょっと嬉しいな、と思った。何もないところから新し事業をつくり出す物語だった。

それも、まず、一緒にやりたい人を集める。そして、微妙なところはあるけれど、何を行うか、テーマは後で決める。「誰をバスに乗せるか」の議論そのままに話が進んだ。

いいドラマだった。

音楽を生きるイヌ的?ネコ的?フレームワーク十選べらぼう(15)新規事業、その後(いずれもサイト内)

トロント・ブルージェイズ

定期通院で病院へ行くと待合のテレビで野球をやっていた。大谷選手が投げている。ということはメジャーリーグのワールドシリーズだ。その選手が所属するドジャースがシリーズに出場することは、いつだったか、ニュース記事で読んだ。

相手チームは、トロント・ブルージェイズと画面に出ている。はて、トロントとな。確かそこは、カナダのはずだが。へえ、隣国カナダを本拠地とするチームもメジャーリーグに参加しているんだな。初めて知った。

Wikipediaで見てみると、ブルージェイズは、「2005年以降、MLBで唯一アメリカ国外に本拠地を置くチーム」とある。2004年まではモントリオールのチームもあったようだ。

ワールドシリーズなどと尊大な名称はいかがなものか、とずっと思っていた。米国とカナダのチームどうしの戦いなら多少なりとも違和感は和らぐというものか。

さてゲームの結果はブルージェイズの勝ち。これで2勝2敗だとか。既に4試合もやってるんだな。野球興行は毎日のようにあるのでシリーズの進展も早い。

MLBのソロバン勘定大谷選手50-50比較優位と二刀流(いずれもサイト内)。トロント・ブルージェイズ2025年のワールドシリーズ|Wikipedia

地面師詐欺事件

ただの出会い頭の泥棒集団よ。たまたま表に出て(いる五反田の件が)、上手くいっただけの話であって、見えないところで失敗したのって、いっぱい、山ほどある

詐欺集団、地面師のグループって洗練された緻密な連中なのか、と問われ、事件で逮捕された口座準備役の男が言う。

「未解決事件」File.03「地面師詐欺事件」(NHK総合、10/25 22時)から。

土地があって、買いたい業者がある。複数の土地、そして複数の買い手、掛け算で母集合は膨らむ。どれか一つでもウソが成立すれば良い。一つの土地に限って見れば、多くの人を騙す必要はない。一人、一社だけが、心底、騙しに引っかかってくれればそれで良い。

実際、五反田の55億円の事案では、約50の不動産業者に声をかけ、その多くが騙しと気付く中、積水ハウスだけは買うところまで話を進めてしまう。カモになったのだ。それどころかネギも背負っていた、と番組を観て思った。

ノンフィクション作家の森功氏がこう言った。地面師たちは「計算ずくでやってる。7、8年懲役くらっても、10億だませば年収1億ってそういう計算だから割り切っている。世の中にそういうワルがいる」と。

確率を読む。計算をする。地面師たちは「洗練された緻密な」集団なのかもしれない。

ジャッカルの日ずっとだまされやすいはず選択を間違えた場合に(いずれもサイト内)

政局の行方、25年10月

構図としては、かなりすっきりした。立憲民主党と国民民主党は、連合を支持母体としている。両党、野党に留まった。公明党は中道リベラルで立憲などと政策がかなり近い。国民民主党も中道なので、これら3党の、政策的な一致度は相対的に上がって来た。が、色んな点で野党が連携するのは難しい。自民と維新も難しい。全体として流動的な状況。

自民党と日本維新の会が連立合意、ただし維新は閣外協力で、に関して、中北浩爾教授がコメントしていた。たまたま見た、NHKクローズアップ現代(10/20)にて。

「構図」はすっきりした。政権交代可能な保守の二大政党制に近付くなら尚良い。

番組では、各党のキーパーソンが取材に応えていた。その中で、国民民主党の榛葉賀津也幹事長は、「野球で言ったら今は4回に入ったところ」と言う。1回は高市小泉、2回は高市玉木、3回は高市吉村、各々攻防があった。自維の連立が本決まりとなり、新たな局面に入って行く、と。

野球とか、4回とか、言って、政治屋の彼らにとってはゲームなんだろうな。

保守右派 vs 保守リベラル(サイト内)。クローズアップ現代「総理大臣は誰に? 政局激動のゆくえは」(NHK総合、10/20 19:30-19:57)桑子真帆、小口佳伸、ゲスト)中北浩爾(政治学者・中央大学法学部教授)

わたしの自叙伝、新藤兼人

その間ずっとね、その、よしんだから、母の写真と仏壇をずっと持ち歩いている。それは家ということなんですよ、姉にとって。

新藤兼人による一人語り。米カリフォルニアに嫁いだ姉を訪ねて行った話を語る。53年ぶりの再会だった。姉は、渡米してからずっと仏壇を手放さずにいた。戦時下に強制収容所へ入れられている間でさえも。再会した家にもそれが鎮座しており、彼は、そのことに、「非常に強烈なショック」を受ける。

わたしの自叙伝「新藤兼人~一家離散の記憶」(NHK教育テレビ、1978年)から。新藤兼人(1912-2012)、66歳の時に収録された。

「よしんだから」。広島のお国言葉なのだろう。この言葉が頻繁に出て来る。それも話に興が乗って来ると連発される。「姉の、よしんだから、気持ちが安定するんですね。それはもう非常に、よしんだから、強烈なですね、強烈な、よしんだから、ショック受けました。その家に仏壇があることに」という具合に。

この連発される「よしんだから」とは、どういう意味だろう、と最初気になった。途中からこれは、どうやら、ええと、とか、あのう、に類する感動詞だ、と気付いた。特に意味なく隙間に入っている言葉。英語で、fillerと言うのかな。それだろう。

帰省、25年9月(サイト内)。わたしの自叙伝「新藤兼人~一家離散の記憶」▽おとなのEテレタイムマシン(NHK-Eテレ、10/14 22:45-23:15、初回放送1978/10/19)

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