エントリー

カテゴリー「興行・放送」の検索結果は以下のとおりです。

米大統領選の行方

支持率は、辛うじてハリス氏がリードしている。が、実質的にはまったく互角。

両陣営とも決め手に欠ける、そんな解説だった。渡辺靖教授(慶應義塾大)のお話。

ハリス氏は、支持率で、全米2ポイント、激戦州7州で0.1ポイント、わずかながらリードしている。が、大統領選は、選挙人を選ぶ間接選挙。州ごとの人口を考えると共和党にやや有利な「カラクリ」になっている。民主党が選挙人で過半数を獲得するには、全米の支持率で最低3ポイントはリードする必要がある。「トランプ氏が勝利してもまったく驚かない状況にある」。

上智大の前嶋教授も、2ポイントのリードは誤差範囲だと言っていた。ほぼトラとか確トラとか言われるトランプ氏は選挙には強くない、一方のハリス氏は、ぽっと出だ。やはり両者決め手を欠く。「弱い者どうしで競っている」。

さあどうなる。投票は、11月5日。

リーダーの引き際トランプ登場に備えよ(いずれもサイト内)。「アメリカ大統領選挙 最新情勢と選挙の行方」渡辺靖(慶應義塾大)▽マイあさ!けさの“聞きたい”(NHKラジオ第1、9/19 7時台)、「米大統領選・勝敗のカギ」前嶋和弘(上智大総合グローバル学部教授)▽同(NHKラジオ第1、9/6 7時台)

鳥獣戯画

下書きがあったはず。絵そのものには下書きの線はない。おそらく簡単なラフな下書きを別の紙に書いて写したものと思う。構えた姿勢がない。簡単に線が走っている。これはスゴいこと。躊躇う線がない。

手塚治虫が、高山寺に伝わる「鳥獣戯画」を漫画家の目で評する。1982年の番組「私と鳥獣戯画」。

非常にスムースに書かれていることから、これそのものが、下書きのような、責任のない絵だったのかもしれない。とも述べている。

高校の副読本か何かにこの絵が出ていた。全部じゃなかったと思う。蛙チーム対兎チームその弓矢の試合に遅刻して走って来る一羽の兎、早く早くと呼び掛ける仲間の兎。この場面が好きだった。

# 手塚治(サイト内)。日曜美術館「私と鳥獣戯画」手塚治虫▽おとなのEテレタイムマシン(NHK-Eテレ、9/14 22時、1982/11/21初回放送)

特売情報から見えるもの

去年の年末あたりからスーパーの特売がじわじわと増えて来ている。

狙いは、「特売」による集客。局面としては、円安が進みメーカーもスーパーも値段を上げたいが、なかなかそうもできない。消費者の所得が追い付いて来ないためだ。節約に向かう客を「特売」によって引き寄せようとしている。

渡辺努教授(東京大学大学院経済学研究科)のお話。1200店舗ほどのスーパーに協力してもらって「特売」の情報を集めている。そこからある一定の傾向が見えるのだとか。

7月、日銀は政策金利を0.1%から0.25%へ引き上げることを決めた。「特売」の傾向からも消費はなかなか振るわない状況が見えている今、日銀の利上げ判断は時期尚早だったのではないだろうか。

やはりと言うべきか。きのう(9/20)、日銀は金融政策決定会合で政策金利の据え置きを決めた。

# マイ!Biz▽「検証 金融市場の混乱」【出演】渡辺努(東京大学大学院経済学研究科 教授)(マイあさ!、NHKラジオ第1、9/13 6時台)、日銀 マイナス金利政策を解除 異例の金融政策を転換(3/20)、日銀 追加利上げ決定 政策金利0.25%程度に(7/31)、日銀、利上げ先送りの公算 総裁選を注視 19日決定会合(9/14)、日銀総裁、利上げ判断「時間的に余裕」 金利は据え置き(9/20)

クレモナ

ルイジはアントニオの喧嘩友だち。アントニオはルイジの白馬を狙っていた。バイオリンの弓は白馬の尻尾。

アントニオはバイオリン工房の主だ。佐々木昭一郎作「川の流れはバイオリンの音-イタリア・ポー川」(1981年)から。「川」3部作の一つ。主演、中尾幸世。

ピアノ調律師、A子は、ストラディバリウスの故郷、イタリアのポー川沿い、クレモナを訪れる。川を見つめ、音を探す。出逢う人、出逢う人、みんないい声で歌う。

ベネチアから一挺のストラディバリウスが里帰りしていた。クレモナの市役所に保管されているそれを、毎日、朝7時、5分間だけ、助役が弾く。このシーンがいい。

NHKプラスで、ストラディバリウスの番組をやっていた。それを観て、この佐々木作品をまた引っ張り出して来た。

佐々木昭一郎さん死去弦楽器専門店の工房から(いずれもサイト内)。NHK特集「川の流れはバイオリンの音-イタリア・ポー川」(NHK総合、1981/5/1 19:30-20:49 初回放送)、「ストラディバリウス」▽「ステータス」(2)(NHK総合、9/11 19:57-20:41)

光る君へ(34)

幼いあの日から、恋しいあの人のそばで、ずっとずっと、一緒に生きていられたら、いったい、どんな人生だっただろう

主人公まひろ(紫式部)に扮する吉高由里子が語る。なかなかいい声だ。大河ドラマ「光る君へ」第34回「目覚め」から。

100カメでこの第34回の撮影風景を採り上げていた。すぐさまNHKプラスで本編を観たのだった。

今年の大河ドラマは、観るのはこれが初めてなら、オープニングのテーマ曲を聴くのもこれが初めて。いい曲だと思う。難点を言えば、余りにも、ラフマニノフっぽいことだろう。そんな風に聞こえるよう意図して書かれたのなら、それはそれでいいと思う。こういうのを、オマージュと言うのかな。

次の第35回も観た。一つ二つ観たぐらいでは、誰が誰だかさっぱりだし、人間関係もまだまだよく判らない。その分、想像力が掻き立てられる。ずるずる観てしまいそうだ。

交響的舞曲パロディ(いずれもサイト内)。100カメ 「光る君へ」 平安の雅を生み出す舞台裏(NHK総合、9/12 19時半)、光る君へ(34)目覚め(NHK総合、9/8 20時)、光る君へ(35)中宮の涙(NHK総合、9/15 20時)

ユーティリティ

« 2025年11月 »

- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

吉田簑助
2025/11/08 06:27
手塚治虫日記を読む
2025/11/07 05:49
「私の歯医者さん」
2025/11/06 06:08
いつか、無重力の宙で
2025/11/05 06:19
日本通信SIM、丸3年
2025/11/04 05:55
dynamic debug、E200HA
2025/11/03 05:52
政権への執念
2025/11/02 06:07
新規事業、その後
2025/11/01 05:56
てんやわんや
2025/10/31 06:01
トロント・ブルージェイズ
2025/10/30 05:45

過去ログ

Feed