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カテゴリー「興行・放送」の検索結果は以下のとおりです。

SNS投稿で裁判官罷免

SNSに殺人事件の遺族を傷つける投稿をしたなどとして訴追された仙台高裁の岡口基一判事に対し、先月、国会議員からなる裁判官弾劾裁判所が罷免の判決を言い渡した。

過去、弾劾裁判にかけられ、罷免されたのは、児童買春やストーカー、盗撮で刑事責任を問われたり、職務怠慢があったりした場合だった。SNSでの不適切な発言で、弾劾裁判で処分するのは行き過ぎではないか、そんな意見もあるようだが、どうだろうか。

岡口氏は、問題発言を繰り返して来た。口頭での厳重注意、文章での厳重注意でも改めず、最高裁から2度の戒告を受けた。裁判所内部ではこれ以上打つ手がなくなり今回の弾劾裁判となった。現職の裁判官からは特殊な事例として受け止められるのではないか。

NHKのラジオ番組で、慶應大の大屋雄裕教授がそんなコメントをしていた。

在京六紙の社説でも意見が割れていた。「自らが招いた必然の帰結」(読4/6)、「国民常識にかなう判断」(産4/5)、「制裁が苛烈に過ぎる」(東4/4)、「表現の自由や司法の独立にも絡む、重い課題」(経4/5)、「微妙なケース」(朝4/4)、「司法の発信考える契機に」(毎4/6)。

六紙社説(サイト内)。マイあさ!▽けさの“聞きたい”「SNS投稿で異例の罷免 裁判官のあり方を問う」大屋雄裕(慶應義塾大学教授)(NHKラジオ第一、5/1 7時台)

国際秩序のこれから

米国は、イラク戦争のように、力に任せて正しくない政策を追求していくことが往々にしてある。多国間の枠組みの中で米国の方針を変えさせる、それが一番できるのは日本だと思う。それに、これからの最大の課題は中国。中国にどう向き合うか、それが世界の分断や2つの戦争がどうなるかを決めて行く。中国に最も近い民主主義大国の日本には米国を先導して行く役割が期待されている。

日本総研の田中均氏がそんなコメントをしていた。果たして、わが国は上手く立ち回ることができるだろうか。

特集番組「戦争に揺らぐ世界」第2回「国際秩序のこれから」(4/30)は、前回に続いて興味深い話で溢れていた。

この第2回の冒頭、同志社大の吉田徹氏がこんな風に言っていた。自然は空白を嫌う。米国のヘゲモニーが衰退しつつある今、新しいアクターがそれを埋めようとして国際情勢の液状化に拍車をかける。米国主導でつくって来た戦後という時代の賞味期限がそろそろ切れ始めているとも言える。

寄らば大樹の陰とばかり、日本は、米国への忠誠度があまりにも高い。さあどうする。

終わらない戦争(サイト内)。特集番組「戦争に揺らぐ世界」第2回「国際秩序のこれから」(NHKラジオ第一、4/30 21:05-21:55)

小林稔侍▽私の人生手帖

時間かかるけれど、こつこつやってれば、誰かが見ててくれる

小林稔侍さんがそう言っていた。ラジオ深夜便の「私の人生手帖」(4/27)で。

関西弁イントネーションが時々ぽろっと出る。どこのご出身だろうかと思っていると、やり取りの中で和歌山と言っていた。やはり関西なんだな。

組織戦略の考え方(サイト内)。私の人生手帖▽ラジオ深夜便、【出演】小林稔侍、【アンカー】桜井洋子(NHKラジオ第一、4/27 4時台)、映画「駅 STATION」(1981年)

Re3: たそがれ清兵衛

セリフをしゃべるのはまったく始めて。踊りは基本的には抽象的なもので、言葉で言えないことを範疇にしている。演劇の場合は、言葉から始まって、言葉で表せないところへずれて行く。両極端のように感じる。

映画「たそがれ清兵衛」(松竹、2002年)に関するインタビューで、田中泯がそんな話をしていた。ダンサーの氏は、これが映画初出演で、剣客・余吾善右衛門に扮した。

踊りと演劇、「両極端」とは言っているけれど、突き詰めると言葉で表せないことに重きを置いている点、そんなに違わない、とご本人も心では思っているのではないだろうか。畑は違っても採れるものは同じという風に。

たそがれ清兵衛(サイト内)。【真田広之】たそがれ清兵衛の裏側★未公開シーン・撮影風景・インタビューなど|YouTube

終わらない戦争

ウクライナ、ガザ、個別の戦争と捉えられるけれど、後世の歴史家は、第三次世界大戦の始まりだったと見ることになるかもしれない

それぐらいの危惧を持って事態に向き合う必要がある。酒井啓子特任教授(千葉大)がそんな話をしていた。特集番組「戦争に揺らぐ世界」第1回「終わらない戦争」にて。

「いま、終わりの見えない戦争が、世界を大きく揺るがしている。なぜ、戦争を終わらせられないのか? 危機の国際秩序は、どこに向かうのか? 戦争に揺らぐ世界について、2回シリーズで考える。」

第1回「 終わらない戦争」(4/23)、第2回「国際秩序のこれから」(4/30)、いずれもNHKラジオ第一で放送された(21:05-21:55)。出演は、田中均(日本総研国際戦略研究所特別顧問)、酒井啓子(千葉大学特任教授)、吉田徹(同志社大学教授)、キャスター鎌倉千秋(NHK放送文化研究所研究員)。

第1回の締めくくりで吉田氏がこんな風に言っていた。ウクライナ侵攻、ガザ侵攻、いずれも国際秩序への挑戦だ。秩序や、規則、ルールは、弱肉強食の状態を避けるためにある。それがないと世界はアナーキーな状態に陥る。資源がなく軍事力の弱い日本のような国にとって極めて致命的な環境を生み出すことになる。

遠い国の戦争、これは決して他人事ではない。

危機とどう向き合う(サイト内)。戦争に揺らぐ世界|NHK

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