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カテゴリー「興行・放送」の検索結果は以下のとおりです。

足固めの儀式

最も頼りになる者は最も恐ろしい。

頼朝の指南役、大江広元(栗原英雄)が、上総広常(佐藤浩市)をそう評する。今の内に消しておかねばならないと。そして謀殺する。

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第15回「足固めの儀式」(NHK第1、4/17 20時)から。

幼なじみの絆(サイト内)

幼なじみの絆

楽しいだろう、生きていて。何が起こるか判らない人生、羨ましいわい

留守にしている木曽義仲(青木崇高)が戻るのを待っている場面。三浦義村(山本耕史)が北条義時(小栗旬)に向かって言う。自分は、当たり前のように家督を継いで平凡に生きていると。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第13回から。

取って付けたような、二人のこの会話は何だろうか。平家と源氏が向き合っている騒乱の時代では全てが非日常のように見えてしまう。一面はそうかもしれないけれど、どんな世の中でも極々普通の人々の営みがある、とでも表しているのか。

1月と2月のダイジェストを目にして以来、本編を続けて観ている。大河ドラマは久しぶり。前回は6年前の「真田丸」。それも今回も三谷幸喜脚本だな。たまたまかな。

あの係長が頼朝の側近(サイト内)。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第13回「幼なじみの絆」(NHK総合、4/3 20時)。「噂は、流す方に都合良くできている」

蒼ざめた馬

とは言え、快楽を求めるのは正解かもね。明日にはみんな死ぬんだから。世界が終わるのよ、新聞を信じるなら。

主人公の親友デイビット・アーディングリー、彼の伯母さんが言う。「蒼ざめた馬」BBC版から。若隆景が豪快に決めた大技「送りつり落とし」(大相撲春場所七日目、3/19)を見てみようとNHKプラスを開いた折に、クリスティー原作のそのドラマに気付いた。配信期限に間に合い観ることができた。

夫の話が嘘だったことに妻が気付く場面。ピアノ曲が静かに流れる中、嫉妬に狂う彼女の心情が剥き出しになる。「焼き餅は遠火に焼けよ焼く人の胸も焦がさず味わいもよし」とはだいぶ程遠い。そのピアノ曲は、サティ作曲「グノシエンヌ」の1番。

10年前にこんなことを書いている(「タリウム」2012/1/14 8:45)。昨日(1/13)、国内大手製薬メーカーの研究所での傷害事件が報じられた。同僚たちに毒を盛ったということだった。使われたのは硫酸タリウム。この記事を目にしたとき、アガサ・クリスティの小説を思い出した。その小説「蒼ざめた馬」を読んだわけじゃなく、高木仁三郎著「元素の小事典」のタリウムの項で、その小説に触れられていることを覚えていた云々

これ以外にも、1981年福岡、1991年東京、2005年静岡など、タリウムを盛る死傷事件がいくつかあったことをwebで知った。

# アガサ・クリスティー 蒼ざめた馬「前編」(NHK総合、3/13 23時)。若隆景の豪快な投げを見て思い出した千代の富士の相撲…強くなる過程、そっくりではないか|北の富士コラム。「同僚困らせようと思った」 タリウム混入容疑の研究員(2012/1/14)、東大タリウム毒殺事件

あの係長が頼朝の側近

渥美清が金田一耕助役を演ずる映画があった。「八つ墓村」だ。渥美清=車寅次郎のイメージがあまりにも強く、渥美清ではなく、フーテンの寅さんが探偵をやっているように思えて仕様がなかった。

ほかに思い出すのは、例えば、「おしん」で浩太を演じた渡瀬恒彦。「ちりとてちん」で草若師匠に扮するのを見て、あ、浩太さん、落語もできるんだ、と思ったもんだ。

NHKプラスで大河ドラマのダイジェストを見ていたら、Eテレ「出社が楽しい経済学」のあの係長が出ていた。役名は、そうそう、居相田司郎だ。あ、係長、侍の役もやるのか。テロップに「頼朝の側近・安達盛長」とあるので改めて調べた。Eテレのあの番組での印象が強いけれど、色んなドラマに出演している。「テンペスト」にも。それは気付かなかった。

その大河ドラマ、國村隼や、佐藤浩市、中村獅童、脇役がシブい。その一方で大泉洋はどうもコメディっぽい。そういう役づくりなんだろうな、この頼朝。

# 20分でわかる!「鎌倉殿の13人」1月ダイジェスト(NHK総合、3/5 2:25-)、出社が楽しい経済学|NHK放送史、野添義弘|Wikipedia

こちらはアンブッシュか

スノーボーダーが、ボードに書いている、個人のスポンサーのマークを塗りつぶさないと競技に出られない

そういうことが北京大会であったのだとか。留守録しておいた「伊集院光とらじおとニュースと」(TBS、2/21 9時台)で知った。ドーピング大国の選手が懲りずにまたやらかしたことは社説で読んだ。この大会も色々がたがたしたらしい。

そのスノーボーダーは、webの記事によると、ロゴが「ルール40」のマーケティングに関する規則に反するとIOCから説明を受けたようだ。いわゆるアンブッシュ・マーケティングと見做されたのだろう。

問題視されたロゴは「プラダ」だった。それが例えばバートン製のボードに書かれていたなら明らかにアンブッシュだ。しかし今回のケースはそうじゃない。ボードはプラド製だと言う。つまり単にボードにそのメーカーのロゴが書いてあるだけのこと。例えばミズノのウェアにミズノのロゴが付いていると同じだ。いったい何がルール40に反したのだろう。たとえロゴの位置や、大きさ、個数が、定めに沿っていなかったとしても、それは大会の規定に反することであって、ルール40云々にはならないのでは。

プラダが注目されることを不快に思う公式スポンサーがあって、そこが文句をつけた、それなら可能性として十分あり得る。それとも、記事にあるように何か「IOCの逆鱗に触れ」ることがあって、ルール40の範疇で解釈されたのだろうか。

と、ここに書いておくと詳しい方が教えてくれるかな。

アンブッシュじゃない(サイト内)。「プラダ」のボード使用禁止で棄権 女子米国代表のジュリア・マリノの告白が波紋(2/20)、15歳「ワリエワ」で揺れた五輪の銀盤 ドーピング問題に浮かぶ二つの謎(2/18)

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