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Re: 8月ジャーナリズム

きのうの三宅民夫の真剣勝負!(NHKラジオ第一、8/20 7時台)の中で、NHKスペシャル「渡辺恒雄 戦争と政治」(8/9)のことが話題になった。当家のビデオはこの番組を留守録してくれているだろうか、と確認した際、ここ二週間ほどで録画された番組(以下)を見てちょっと驚いた。原爆、沖縄、東京裁判、そしてアウシュビッツ、8月ジャーナリズムの中でも最重量級が並んでいる。タイトルだけで戦争の悲惨さが十分に伝わって来る。敗戦から75年の今年、NHK(スペシャル)らしいラインナップだ。

  • 渡辺恒雄 戦争と政治
  • 証言と映像でつづる原爆投下・全記録
  • 沖縄 出口なき戦場~最後の1か月で何が
  • ドラマ「東京裁判」(再)
  • 特集ドラマ「太陽の子」
  • 忘れられた戦後補償
  • アウシュビッツ 死者たちの告白

バブル経済は80年おきに繰り返される、と何かで読んだ。80年経って世代が入れ替わると前のことを忘れてしまうのだ。その崩壊によって最終的にどんなひどいことが起こったのか、は、よく伝わっている。けれど、その言い伝えだけでは再発を抑止できない。問題は、ひどい状態に至るには、どんな出発点やきっかけがあったのかが記憶されていないことだ。どこで間違ったのか、間違わないにはどうすれば良かったのか、が伝わっていない。だから繰り返される。

敗戦から75年。もうすぐ80年になる、繰り返しを避けるために自分たちは伝えなければならない、という使命感のようなものを、NHKはじめこの国のメディアは持っているのだろうか。風化云々の言葉を時々聞くので意識はされているのだろう。ただ、開戦から数えると、それも十五年戦争(1931-45年)でとらえると、とっくに80年は過ぎてしまっている。

上にリストした番組は、まだどれも見ていない(東京裁判は前に観た)。どんなトーンで描かれているのだろうか。戦争の悲惨さを伝える以上に、どうすれば戦争を避けられるのかが語られているのだろうか。我々は忘れっぽい。ともすれば過ちを繰り返してしまう。そうであればこそ、戦争につながる原因や理由は何なのか、国のリーダーたちや我々民衆がどういう雰囲気に包まれると好戦的になっていくのか、それをよくよく知っておいて、そこへ近づかないようにしなければならない。ぜひそれをサポートする8月ジャーナリズムであって欲しい。

8月ジャーナリズム(サイト内)

誕生日休暇

私をどこかに結び付けていた風船の糸を、こんな風に、ぷつりと切ってしまうために。

話はそう終わる。ラジオ文芸館「誕生日休暇」(NHKラジオ深夜便、8/10 1時台)。角田光代作。朗読は、なんと、藤井彩子アナだった。先日、たまたま藤井アナがニュースを読むのを聞いた、8/7 21時台。

この「誕生日休暇」の話は知っている、と思った。けれど、著者の本を読んだ覚えはない。はて。パソコンの中を検索してすぐに判った。かつて朗読で聴いたのだ。やはりラジオ文芸館。7年前の13年7月6日、番組が土曜の朝8時台に放送されていた頃だ。この時の朗読は、高橋美鈴アナ、録音を聴き直してみると、「札幌放送局アナウンサーの」と言っている。

シブ5時に藤井アナ(サイト内)

再処理工場審査合格へ

四半世紀経っても完成しない工場っていうのは他の業種ではまずない。

NHKのマイあさ!ここに注目!「再処理工場 正式合格も続くいばらの道」水野倫之解説委員(ラジオ第1、7/29 7時台)から。今後のハードルは大きく二つ。1) やり直しが必要となる試運転が上手く行くか見通せない。2) 稼働しても生産されるプルトニウム(年7トン)を消費する目途は立っていない。在庫46トンもある。その他にも課題は山積。電力の受給が逼迫しているわけでもない。それでも政府はあくまで計画に執着する。それはなぜなのか。

近代日本一五〇年(サイト内)。青森六ヶ所村 核燃料再処理工場 審査に正式合格 原子力規制委(7/29)

照ノ富士勝てば5年ぶり優勝

敗れれば、照ノ富士と御嶽海、それに3敗どうしで直接対決する新大関・朝乃山と関脇・正代との勝者の3人による優勝決定戦の「ともえ戦」に

大相撲7月場所 きょう千秋楽 照ノ富士 勝てば5年ぶり優勝(8/2 4時53分)から。北の富士コラムは「決定戦になる公算が大きいような気がする」と書いている。

場所前、NHKジャーナル(7/16)の大相撲7月場所を展望するコーナーで、アナウンサーの一人が、照ノ富士の優勝を予想していた。それを聴いて、幕内復帰早々、話としては面白いけれど、あり得ないだろうと思ったものだ。さあ千秋楽、どうなるだろうか。

照強は足を取るだろうと確信していた…むざむざと取られる朝乃山は大関の名が泣こうというものである【北の富士コラム】(8/1 22時16分)。大相撲7月場所の展望・舞の海秀平▽NHKジャーナル2020年7月16日(木)

白鵬が敗れる波乱

「若いの、よくやるな」と思ったかどうかは分からない。ポンと相手の肩をたたいたのは横綱の余裕なのかもしれない。いい場面であった。

全勝の白鵬が敗れる波乱、押し相撲はひとつ間違えば怖い…そして優勝争いが面白くなってきた【北の富士コラム】(7/29、7月場所11日目)から。NHKの取組動画で、敗れた白鳳が、対戦相手の大栄翔の肩に触れるシーンが映っていた。それを観て特にネガティブな印象は持たなかった。北の富士さんが何か書いているかなと思って確認したのだった。不遜な態度と見る向きもあるだろうな。

大相撲取組動画|NHKスポーツ

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