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カテゴリー「興行・放送」の検索結果は以下のとおりです。

メディアの反省、本気度は

ジャニーズ事務所の特別チームの調査報告書についてNHKがコメントを発表したと、NHKラジオのニュース番組が報じていた(8/30)。

NHKだけでなく民法キー局も同様のコメントを出したことをYahoo!ニュースで知った。件の性的虐待について「マスメディアが正面から取りあげてこなかった」とその調査報告書で指摘され、各局とも、「重く受け止める」などと反省しきりだ。

同事務所のタレントを番組から閉め出す、そんな宣言が出ても良さそうに思うけれど、どの局もそこまで踏み込めない。皆一緒にコメント出して、そこには「重く受け止める」と同じ表現が並ぶ。どうも生温い感じだ。反省の本気度が疑われる。

もみ消し加担と非難されジャニーズ性的虐待問題(いずれもサイト内)。NHKきょうのニュース(NHKラジオ第一、8/30 19時)、ジャニーズ事務所・特別チームの調査報告書についてのコメント(8/30)|NHK、ジャニーズ問題でNHKコメント “報告書の指摘 重く受け止め”(8/30)、ジャニーズ性加害問題 NHKと民放キー局の声明そろう マスメディアに対する指摘「重く受け止め」言葉並ぶ【各局全文】(8/30)

レカネマブ

何よりも懸念されるのは副作用。米国の添付文書の警告文には、まれに生命を脅かす重要な事象が発生することがあると書いてある。

エーザイが開発した認知症薬「レカネマブ」が国内で承認された。「朝刊読み比べ」(森本毅郎・スタンバイ!、TBSラジオ、8/22 6時台)は、これを採り上げて、副作用について強調していた。

医薬品は化学物質であり、ある意味、毒物でもある。副作用は当たり前だし、「生命を脅かす」ような事象も別に珍しいわけでもあるまい。殊更に副作用を声高に言うのは、何か、意図があってのことだろうか。

その薬の名前は「レカネマブ」と言う。それを聞いて、朝の連続ドラマ「あまちゃん」でつとに有名になった「まめぶ汁」を思い出した。

認知症副作用(いずれもサイト内)。エーザイ認知症薬「レカネマブ」承認へ 厚労省部会了承(8/21)、まめぶ汁|Wikipedia

AIと就活

就活でChatGTPを何のために使ったのかと学生に訊ねると、エントリーシートの作成に使ったという答えが最多だった。

就活生の、なんと、4人に一人が何らかの形で、ChatGTPをエントリーシートの作成に用いていた。ある就活情報サイトの会社が、就活生を対象に6月にアンケートをおこなったところ、そんな結果が得られたとか。

志望動機や、自己PR、長所・短所などをAIを用いて作文し、求人へ応募する、それがごく普通になるんだろうな。庶民は履歴書を代書屋で整えてもらった、落語の中でしか知らないそんな昔の話が頭をよぎった。

引用は、NHKラジオ第一の朝の番組(8/21)から。

対話型AIの功罪代書屋(サイト内)。「AIと就活、可能性と課題」高橋暁子・成蹊大学客員教授▽けさの“聞きたい”(マイあさ!、NHKラジオ第一、8/21 7時台)

少子化の原因は何か

アンケートの結果を鵜呑みしてはいけない。

経済的に不安があるから結婚しない。だから子供が増えない。とアンケートの結果に出ているから政府はお金をバラまこうとしている。果たして、奏効するだろうか。少子化の本当の理由は別のところにあって、それを見定める必要あるのではないか。

引用は、マイ!Biz経済展望「少子化はなぜおきているのか、どうすれば良いのか」▽小幡績教授(慶應義塾大学大学院)、から。

たいへん示唆に富むお話だった。らじる★らじるの聴き逃しからダウンロードしてもう一度よく聴いてみようと思う。

アンケート(サイト内)。マイあさ!6時台後半(NHKラジオ第一、8/11)

なでしこ4強ならず

グループステージでの敗退はほぼないとは聞いていた。まだいくつかゲームはあるだろうからテレビ観戦して応援しようと思いつつも果たせずにいた。結局、一つも観ない内に、彼女たちの戦いは終わってしまった。

12年前は、決勝のアメリカ戦も含めて何ゲームか観た。彼女たちの熱い戦いぶりに心を揺さぶられたものだ。あの時は、思いがけないおまけがあった。ドイツ大会から凱旋する彼女たちと成田空港の搭乗口ですれ違ったのだ(ガラス越し)。優勝したなでしこジャパンを乗せてフランクフルトから成田に飛んで来たルフトハンザのA380、その折り返し便で欧州出張に出かけた。

2011/07/19 09:30 NRT-FRA LH711 A380-800 D-AIMH
2011/07/19 15:40 FRA-MAD LH1116 A319-100 D-AIBB

オーストラリア・ニュージーランド共催の今大会について社説がどう書いているか見返してみた。グループステージを全勝で突破した、なでしこ達を称える記述があっても良さそうなものだが、在京六紙の社説にはどこにも見当たらない。「女子W杯開幕 安心して楽しめる環境を」(産7/22)、「スポーツ界の男女格差 平等な競技環境整えたい」(毎8/7)と、不穏なタイトルがあるばかり。

昨年のW杯カタール大会の時とは大違いだ。16強止まりだったにも関わらず、各紙社説は手放しで称賛。本数も10本を超えた。今回はわずか2本(今のところ)。8強の彼女たちを称える言葉はない。ここにも「男女格差」は如実に表れている。

A380 生産打ち切りサッカー日本、戦い終えて(いずれもサイト内)。2011 FIFA女子ワールドカップ|Wikipedia、なでしこベスト4ならず、サッカー女子W杯(8/11)、女子初の南半球開催も「思ったより暖かい」なでしこが現地で初練習(7/17)

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