眠れない時に読む本
- 2024/08/02 06:11
- カテゴリー:興行・放送
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新しい思想を伝えるためには、新しい表現が必要だ
真の天才はそう考える。そして実行に移す。NHKスペシャル「空海の風景」から。
今夏、NHKでは、生誕1250年を迎えた空海に関する番組が特集されている。2002年放送の「空海の風景」もその一つで、前編「大唐渡海の夢」と後編「弘法大師への道」を続けて観ることができた。原作・司馬遼太郎、朗読・中村吉右衛門、語り・若村麻由美。
# 司馬遼太郎(サイト内)。空海ナイト第二夜 、NHKスペシャル選「空海の風景」、前編「大唐渡海の夢」(初回放送2002/1/4)、後編「弘法大師への道」(同2002/1/5)NHK総合、7/20 1:45-3:23
日本は、たぶん、一番いま大きい、というか、強い影響力のある国かと思う
フランスの出版関係者がそんなことを言っていた。いま世界の多くの国で日本のマンガが読まれている、その影響力は計り知れないと。
引用は、NHKの「ドキュメント72時間SP フランス・パリ 街角のマンガ喫茶で」から。
日本のマンガ文化、世界へのその影響力について、我々日本人は、日本の社会は、認識しているだろうか。試しに、在京六紙の社説がどの程度採り上げているか見てみた。年始まで遡って、漫画もしくはマンガの文字がタイトルに登場する社説を数えてみると、その数わずか2本だった。わが国の論壇はマンガ文化について十分に議論している、と言い切れるほどの数字ではなさそうだ。
その社説のタイトルは、「日本の漫画文化 価値ある原画を保存したい」(読1/6)と、「漫画ビジネスの健全な成長を」(経2/28)。
# マンガ、漫画(いずれもサイト内)。ドキュメント72時間SP「フランス・パリ 街角のマンガ喫茶で」(NHK総合、7/24 19:57-20:43)
この勝利は、他の競技にもいい影響を与えるだろうな。各種目の日本代表選手たちもいい刺激を受けたはず。アルゼンチンもブラジルも勝てなかった南米予選1位のパラグアイに5-0の快勝だ。
サッカーの1次リーグが始まったということは、オリピックの開会式はもうすぐだな、この記事を読んでまずそう思った。2024年の今年開催だとは知っていたけれど、7月下旬のこの時期からとは認識していなかった。引用は、セルジオ越後「ちゃんとサッカーしなさい」の最新記事「他競技の日本代表選手たちにもいい影響を与える5-0の快勝」(7/25)から。
南米予選1位だったパラグアイに5-0で完勝。普段は辛口のこのコラムも手放しで讃える。日本のU-23が、それほどの出来栄えだったということなんだろう。が、いつもと調子が違うので、読んでいて頼り無い感じがした。何か良くないことでも起こるのでは、と勘繰ってもしまう。
スポーツ関連のコラムでは、サッカーは、この「ちゃんとサッカーしなさい」、大相撲は、北の富士勝昭さんの「はやわざ御免」、この二つを読むことが多い。「はやわざ御免」の方は、現在、休載中。場所が盛り上がっても、北の富士さんのコラムがないと、どこか物足りなさを感じてしまう。
# セルジオ越後「ちゃんとサッカーしなさい」、パリ・オリンピック(7/26-8/11)
家も親友も社会的地位も投げ打って、自らの心の自然と向き合うか否か。人は何を覚悟して絶交するのか
夏目漱石著「それから」が、ブックガイド番組で紹介されていた。NHKプラスで観た。
「絶交」という切り口でこの本が選ばれるのは意外だなと思った。「かつて好きだった人に会った時に読む本」あたりの方がしっくり来る。その選書テーマなら、いくつか候補が思い浮かぶ。「蝉しぐれ」や、「国境の南、太陽の西」、「錦繍」など。
# 戦争が迫ってきた時に読む(サイト内)。理想的本箱 君だけのブックガイド 選「友達と絶交した時に読む本」(NHK Eテレ、6/29 21時)
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