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カテゴリー「興行・放送」の検索結果は以下のとおりです。

人口あたりのメダル数

最終日に金メダル2つを獲得したことで、日本が今大会で獲得したメダルは金20個、銀12個、銅13個の合わせて45個となり、総数で6位。

NHKの報道にそんなデータがあった。上位の方は「メダル総数 アメリカ1位 中国2位 イギリス3位」だったとか。以降を調べてみると、4) フランス、5) 豪州、6) 日本、7) イタリア、8) オランダ、9) ドイツ、10) 韓国、と続く。

各国の人口を考慮するとどうなるだろうか、ちょっと気になって計算してみた。人口1千万人あたりのメダル数を算出。例えば、アメリカだと、今回のメダル数126個を、3.35億人で割り算すると、3.8個/千万人の数字が出る。小数点以下第2位四捨五入。

アメリカの3.8、それに近いのは、日本(3.6)とドイツ(3.9)。これって、人口に占めるスポーツする人の割合が似通っているということだろうか。それとも五輪に対する国の熱心さが似ているのか。

同じように近い数字が出ているのは、イタリア(6.8)と韓国(6.2)、英国(9.5)とフランス(9.7)、豪州(19.9)とオランダ(19.1)、各々の取り合わせ。これら6か国は人口あたりの数字で比較する限り、米日独より頑張ったと言える。

10位までで残る一国、中国は、0.64と桁違いに小さい数字になった。これは取りも直さず同国のポテンシャルを示している。今回のパリ五輪では91個だった。もし人口あたりの数字が日本やアメリカと同程度になるなら、獲得メダル数は5百個を超える。

次回ロサンゼルス大会(2028年)ではどんなことになるだろうか。

パラグアイに5-0で快勝兜の緒を締めよ(いずれもサイト内)。パリオリンピック メダルランキング【8月11日】(8/12)、パリオリンピック国別メダルランキング世界の人口ランキング

貧乏神

ばかなこと言いなさんな。あのねぇ、おまえはねぇ、もっと、ぱーぱーぱーぱー言うのがおまえらしいんやらからねぇ。そのねぇ、しおらしいこと言いなさんな。

久しぶりに桂枝雀の落語を聴いた。演目は「貧乏神」。枝雀さんが演じた新作落語の中でおそらく最もよく知られている噺の一つだと思う。小佐田定雄作。

いつもは、えらそーに言う人が殊勝にしている。この部分を聴いて、二つの歌詞が頭に浮かんだ。一つは「埠頭を渡る風」の「もうそれ以上やさしくなんてしなくていい、いつでも強がる姿、好きだから」。もう一つは「ふってあげる」から「もっとしおらしい娘が似合うのにどうして私を好きになったの」。どちらもユーミンの曲。

枝雀ユーミン(いずれもサイト内)。日本の話芸(リストア版)落語「貧乏神」桂枝雀▽おとなのEテレタイムマシン選(NHK Eテレ、7/30 22:45、1995/5/19初回放送)

眠れない時に読む本

大人の中にある子供の無垢を再生させる

ブックガイドの番組で、フィリパ・ピアス著「トムは真夜中の庭で」が紹介されていた。

この本は、中学生の頃に読んだ。何年か経って、高校の数学教師が、何かの折に、これを読んで感銘を受けたと話したことがあった。その後、エンデの「モモ」など何冊か彼にすすめられて読んだりした。

番組では、ほかに、中山有香里著「泣きたい夜の甘味処」と、小松左京著「果しなき流れの果に」が採り上げられた。

理想的本箱小松左京(いずれもサイト内)。理想的本箱 君だけのブックガイド「眠れない時に読む本」(NHK Eテレ、8/1 14:35)

空海の風景

新しい思想を伝えるためには、新しい表現が必要だ

真の天才はそう考える。そして実行に移す。NHKスペシャル「空海の風景」から。

今夏、NHKでは、生誕1250年を迎えた空海に関する番組が特集されている。2002年放送の「空海の風景」もその一つで、前編「大唐渡海の夢」と後編「弘法大師への道」を続けて観ることができた。原作・司馬遼太郎、朗読・中村吉右衛門、語り・若村麻由美。

司馬遼太郎(サイト内)。空海ナイト第二夜 、NHKスペシャル選「空海の風景」、前編「大唐渡海の夢」(初回放送2002/1/4)、後編「弘法大師への道」(同2002/1/5)NHK総合、7/20 1:45-3:23

街角のマンガ喫茶で

日本は、たぶん、一番いま大きい、というか、強い影響力のある国かと思う

フランスの出版関係者がそんなことを言っていた。いま世界の多くの国で日本のマンガが読まれている、その影響力は計り知れないと。

引用は、NHKの「ドキュメント72時間SP フランス・パリ 街角のマンガ喫茶で」から。

日本のマンガ文化、世界へのその影響力について、我々日本人は、日本の社会は、認識しているだろうか。試しに、在京六紙の社説がどの程度採り上げているか見てみた。年始まで遡って、漫画もしくはマンガの文字がタイトルに登場する社説を数えてみると、その数わずか2本だった。わが国の論壇はマンガ文化について十分に議論している、と言い切れるほどの数字ではなさそうだ。

その社説のタイトルは、「日本の漫画文化 価値ある原画を保存したい」(読1/6)と、「漫画ビジネスの健全な成長を」(経2/28)。

マンガ漫画(いずれもサイト内)。ドキュメント72時間SP「フランス・パリ 街角のマンガ喫茶で」(NHK総合、7/24 19:57-20:43)

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