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7年ごとの記録、35歳

環境がかわって立場が良くなる、年を取って上に立つ。すると、勘違いをする。テングになる。そうなってはいけないとは思っているけれど、今、調子に乗ったな、エラそうにしたな、と感じる時がある。これではいけないと、今一度、初心を思い出す。

歌舞伎俳優の彼がそんなことを言っていた。録画しておいた「7年ごとの記録」(NHK総合、2020/12/29 16:45-17:58)から。一方、国際線のCAになった彼女は、仕事を辞めていた。苦労した就職活動を語る時、テレビカメラの前で涙を浮かべ声を詰まらせた彼女だったが。

今回、彼ら10人は35歳になった。28歳までは、確か、もう少し人数が多かったように思う。全員が全員、この長いプロジェクトに付き合ってられなくなるだろう、ぼんやりとそんなことを思ったのは、彼らが21歳の時だったか。

7年ごとの成長記録|Wikipedia

モモリン

バク転のできる市長がいたら連れて来いここへ、そんなものができるわけないだろう

モモリン・フラッシュ(笑)。立川志の輔の新作落語「モモリン」から。志の輔ラジオ落語DEデート新春スペシャル(文化放送、1/1 13時)。観世能楽堂で収録(19年1月)。

年末年始には、この外にもいくつかラジオ番組の落語を聴いた。きのう引用した三遊亭金馬3「高田の馬場」や、春風亭柳昇5「結婚式風景」ほか(NHK第1、12/30 9時)、柳家小さん5「御慶」(NHK第1、1/1 1時)、桂吉弥「いのいちばん」(NHK第1、1/2 1時)、桂三木助3「ねずみ」(NHK第1、1/4 1時)。それと講談では、一龍斎貞水「駿府城内猿飛佐助忍術大暴れ」ほか(TBS、12/20 20時)。

立川志の輔さん肺炎で入院 パルコ全公演を中止(1/4)。講談師で初の人間国宝 一龍斎貞水さん死去(20年12月)

天涯通信

スーパーマーケットに寄って昼食の食材を買う。あれやこれやを買って、レジの前の列に並ぶと、いつもと支払い方法が変わっている。

自分で支払機にお金を突っ込む。コロナで世の中が色々と変わった、これもその一つ。先日訪ねた病院もそうなっていた。引用は、沢木耕太郎著「天涯通信2020 第一信」(12/18)から。恒例のラジオ番組に先駆けて書き下ろされたエッセイ。

その病院には週を跨いで二回通い、胃と大腸の内視鏡検査を受けた。ほぼ一年ぶりに訪ねたそこでは、支払機の外にも色々と変化が感じられた。主任の看護師が替わったようだし、検査室の前室や回復室の様子が違う。それに、ぎこちなさとスマートさが綯い交ぜになったスタッフたちの動きや接し方が気になった。それもこれもコロナの影響だろうか。それとも病院の経営方針に変更があったのだろうか。

検査は、手際よく進められた。前回ポリープが見付かった辺りを中心に丹念に診てもらった結果、今回は異変なし。胃の方も炎症が治まっていた。心身とも健全。感染症の騒ぎが続く年の瀬にそう実感できるのは幸いなことだ。

大腸内視鏡検査(サイト内)。沢木耕太郎~ミッドナイト・エクスプレス天涯へ2020

年末のラジオ番組2020

  • 12/25 17:05~、NHK第1、ニュースで読み解く2020▽御厨貴、田中均、吉崎達彦、水無田気流、吉見俊哉、野村正育
  • 12/28 22:05~、NHK第1、NHKジャーナルSP「脱炭素戦争」▽高村ゆかり
  • 12/29 9時台、TBS、伊集院光とらじおとニュースと▽高橋和夫
  • 12/29 19:00~、文化放送、戦後75年企画シリーズ~封印された真実[三夜連続]『ホロコースト零地点~私は生き延びた』『あなたの故郷はどこですか?』『3万6000人の捕虜』
  • 12/30 0:05~、NHK第1、ラジオ深夜便・年末特集企画「ことばが映す2020“いつもと違う年”」▽一柳みどり
  • 12/30 7:20~、NHK-FM、「筒美京平」プレイリストにっぽんの歌こころの歌[番外編]FM増量版
  • 12/31 2:03~、NHK第1、ラジオ深夜便「2020ポピュラー・ミュージック~惜別のアーティスト」▽二宮正博
  • 12/31 19:30~、NHK第2、朗読特集「あと千回の晩飯」[全4回]▽【作】山田風太郎【朗読】中原丈雄
  • 12/31 23:00~、TOKYO FM、村上Radio年越しスペシャル~牛坂21

# 【連続テレビ小説】おちょやん よいお年を!(NHK総合、12/28 8:00~)。長期シリーズ「7年ごとの記録」(NHK総合、12/29 16:45~)、今回は「35歳」

100歳人生はこう歩く

長年、忘れる努力をして来た。

よく忘れ、よく学ぶ。頭の中のデスクトップに作業スペースを十分確保する。深夜便アーカイブス「今年お亡くなりになった方たち-“100歳人生はこう歩く"」お茶の水女子大学名誉教授…外山滋比古(NHKラジオ第一、12/22 1時台)から。元は、18年11月の放送。

忘れるのも一つの才能なのかもしれない。昔こんなことがあった。あれやこれや旋律が思い出せない、そもそも覚えることが苦手だ。そんな話をしていると、それは良い作曲家になるための素養かもしれないと部活の友人に言われた(皮肉かもしれないけれど)。それともう一つ。中学時代に通っていた塾の先生が、愛しい人を亡くした悲しみについて語ったことがあった。忘れることができず、長い間打ち拉がれた、自分には忘れるという能力が欠けていることを思い知った、と。

外山滋比古さん死去、96歳 ベストセラー「思考の整理学」(8/6)

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