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カテゴリー「興行・放送」の検索結果は以下のとおりです。

べらぼう (6) (7)

そりゃやっぱり、きんきん野郎たちでありんすなぁ。そっちは、きんきんじゃないざんすよ。

通ぶって粋がってるやつらが吉原へ遊びに来るのだが・・・。大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」第6回から。

続く第7回では「女の股で飯食ってる」なんてセリフもあったりして、このドラマ、当時の吉原をしっかり描こうとする意気込みや覚悟が感じられる。

そっちは、きんきんじゃない、女の股で、って、それはどういう意味、とか、ありんすとか言ってる人たちはどういう人なの、とか、小学生、特に低学年なら親に質問しそうだ。大河ドラマは歴史の勉強になるから、と子供も一緒に観させている家庭では気を付けないといけない。第1回で、遊女の裸体(死体)が登場した段階で、今年は子供は見ちゃダメとなった家庭は少なくないと思うが。

そんな話を同僚としていたら、以前話題になった「鬼滅の刃」に遊郭編があって、それはだいぶ物議を醸したんだよ、と教えてくれた。

さて、今年の大河ドラマ、蔦重の奮闘ぶりもさることながら、田沼意次や平賀源内がどんな風に絡んで来るのか、その点にも興味がある。映像のつくりも好ましい。観続けることになりそうだ。

べらぼう(サイト内)。大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」(6)鱗剥がれた『節用集』(NHK総合、2/9 20時)、(7)好機到来『籬の花』(NHK総合、2/16 20時)

「今度」と「次」

今、自分がいる場所、時間、そこから近いエリアの過去、ちょっと未来が「今度」。

「今度」は文脈により過去にも未来にも使われる。一方、「次」は、過去形になじまず、専ら未来を表す。電車なら「今度」が先発で、「次」がその次に発車する。

NHKラジオの国語辞典サーフィンがこの話題を採り上げていた。

山手線や営団地下鉄とかでホーム上に掲示されていた。「こんど」「つぎ」と、確か、ひらがなだったように思う。1980年代、東京への出張にまだ慣れない頃、この表記に、かなり戸惑ったものだった。何せ、関西では、先発、次発、次々発、が主流。

私が利用する範囲では、いつの頃からか、その「こんど」「つぎ」は見かけなくなった。わかりずらいという声が多かったのではなかろうか。

国語辞典(サイト内)。国語辞典サーフィン「『今度』と『次』どっちが先?」(NHKラジオ第一、2/1 12:45)、三省堂国語辞典(第8版)

USスチール買収の行方

USスチールの子会社、ビッグリバー社だけを買収できると、その技術を日本の電炉に応用することによって大幅な生産性の向上を図ることができる。この買収問題の落としどころになるかもしれない。

へえそんな話があるんだな。NHKラジオの番組で、吉崎達彦氏が話していた。確かに、買収するのがUSスチール全部だと、お荷物になりかねない。美味しいところだけを、つまみ食いする方が良さそうだ。

高炉での鉄鋼生産は石炭を使うので二酸化炭素の排出が問題視される。一方、炭酸ガスの排出量が少ない電炉法がある。世界的には、まだまだ高炉が主流で、高炉と電炉の生産量の比率は7:3ほど。ところが、米国は、電炉シフトで先行しており、その比率は、3:7と逆転している。

ビッグリバー社(Big River Steel)は、アーカンソー州にあるUSスチールの子会社。最先端の電炉設備を備えているのだとか。

トランプ大統領は、今のところ、日本製鉄によるUSスチールの買収に大反対。とは言うものの判断を変える可能性はある。大統領は米国経済の将来に対して責任のある立場だ。吉崎氏はこう指摘していた、「海外からの投資を拒否したという前例を残すのは、今後の米国経済にとって良いことではない」と。

USスチール(サイト内)。「USスチール買収の行方」吉崎達彦(双日総合研究所チーフエコノミスト)▽マイ!Biz(マイあさ!、NHKラジオ第一、1/27 6時台後半)

103万円の壁

壁の引き上げの恩恵、それが誰にどれだけ行くのか、あまり議論されていない。

所得格差の是正がなされるべきなのに、そうならず、かえって、格差を広げることになりかねない。なぜなら、今回議論されている壁(課税最低限の額)の引き上げは、低所得者よりも高所得者に恩恵をもたらすし、非課税世帯には何の恩恵もない。

京都大の諸富教授が、NHKのラジオ番組でそんな話をしていた。さらに、

低所得者の手取りを増やし、所得格差の是正を目指すのであれば、壁の引き上げである所得控除だけでなく「税額控除」も選択肢とすべきだ。それでも、非課税世帯は蚊帳の外におかれるので「一律給付」についても議論すべきだろう。と。

将来を見据えた再分配政策、それについて徹底的に議論する良い機会かもしれない。

それに、103万円の壁のことは、国会における熟議のネタとしてよく話題に上るので、どちらかと言えば蚊帳の外にいる当方も少し注目しておきたい。

103万円マイあさ(いずれもサイト内)。「あらためて問う“103万円の壁”問題」諸富徹(京都大学大学院教授)▽マイ!Biz経済展望(マイあさ!、NHKラジオ第一、1/31 6時台後半)

クインシー・ジョーンズ

音楽プロデューサーとは何をする人か。一言でいうと、アーティストのサウンドづくりの総責任者。

色んなタイプがある。作曲、編曲だけでなく演奏にも参加する人もいれば、楽譜は書かず演奏もしないけれど何がカッコいいかを伝えることができてアルバムづくりをリードするような人もいる。アーティストを輝かせるには何が必要か知っていて、プロモーションやその後のイベント展開まで担う人もいる。

「江﨑文武のBorderless Music Dig!」(1/26)から。この回では、音楽プロデューサーの大御所、クインシー・ジョーンズ(1933-2024年)が採り上げられた。

Wikipediaの"Quincy Jones production discography"を見ると、自身がプロデュースしたアルバムに彼がどのように関与したかが判る。

例えば、1955年のアルバム"Helen Merrill"ならば、Producer、Conductor、Arranger、その3つにYesが付されている。管楽器に、トランペットとバリトン・サキソフォンを用いた彼のアレンジが冴え渡る。トランペットのClifford Brownが神技のようなソロを披露。かなりアドリブっぽいが、ある程度はクインシー・ジョーンズが譜面を書いたのだろうか。何せボーカルのHelen Merrillとの調和が素晴らしい。

クインシー・ジョーンズは、1957年にパリに渡りNadia Boulangerに師事。そこで作曲や対位法を学んだ。交響曲を書こうとしたが、師に止められたのだとか。彼の才能からするとオーケストレーションでもその力量を発揮したはず。実現しなかったのは残念なことだ。

追悼 Quincy Jones江﨑文武(いずれもサイト内)。Helen Merrill (album)Quincy Jones production discography|Wikipedia、江﨑文武のBorderless Music Dig!「クインシー・ジョーンズ」(NHK-FM、1/26 21:50)

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