森本毅郎41年ぶりのNHK
- 2025/05/02 05:54
- カテゴリー:興行・放送
1984年3月放送記念日のテレソン24時間番組、そのキャスターを森本さんがやることになっていた。電車の中吊りポスター用に写真も撮ったのだが、その前に(2月末)で森本さんはNHKを辞めたので写真もテレソン出演もパーになった。
布谷洋勝氏(元NHKプロデューサー)が言っていた。テレソンのキャスターは鈴木健二さんが代わりに務めたとか。
引用は、NHKラジオの放送100年企画「森本毅郎41年ぶりのNHK」(3/21)から。森本さんの「朝刊読み比べ」(TBS)を時々聴く。元はNHKの人なんだな、再認識した。
私にも同じような経験がある。転職にまつわる話。
二か月先の国際的な催しに使うパンフレットに担当者の顔写真が載ることになっていた。私もその一人だったので業者のカメラマンに撮ってもらった。のだが、撮影中、この写真は無駄になるかもしれないな、と考えていた。
と言うのは、ちょうどその頃、二度目の転職活動を進めており、撮影の数日前に一社の面接を受け、手応えを感じていたからだった。そこは複数ある候補の中の本命だった。
手応えは勘違いではなかった。採用通知が届いた。やはり、写真はパーになった。
しようがない。転職しようとしていても本決まりになるまでは、そんなことをおくびにも出さず、ずっとそこに居続けるかのように現職のお仕事を続けるものだ。
さあ、本決まりになった。即、退職の意向を伝えると、退職日はその催しの後にして欲しいと求められた。まさか、そんな先まで残るつもりはさらさらない。パンフレットの原稿を差し替え、引継ぎを終えたらさっさとおさらばだ。
一方、転職先の会社は、早めに移って来て、その催しの準備を仕事始めにしてはどうか、と言って来る。同業のその会社にとっても重要な催しだった。
結局、どちらにも義理立てせず、その催しには参加しなかった。有休を消化し、さらに数週間を無職で過ごした。たっぷり充電期間をとったのだった。
なお、このラジオ番組は、放送100年記念で、TBSでも同時放送されたようだ。似たような企画で、NHKとTokyo FMとのコラボ(3/20)なんかもあったし、テレビではクローズアップ現代(3/31)に、(元)他局のアナウンサーが出ていたりした。放送100年記念をNHKだけのお祭りにするのは具合が悪いと考える向きでもあるのだろうか。
# 放送100年、転職(いずれもサイト内)。放送100年企画「森本毅郎41年ぶりのNHK」【出演】森本毅郎・布谷洋勝・上田早苗(NHKラジオ第1、3/21 20:05-)