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追跡・謎の中国船

大航海時代に世界の海原へ乗り出したスペインやポルトガルのように、今、中国が世界の海底に向かっている。他の国は追いついていない。大きな落差を感じる。

この21世紀の大航海に積極的に参加しなかった国々、日本も含む、は、将来、今の2020年頃をどんな風に回顧するだろう。海底の覇権争いも、その行方は、最早あの頃に決していたと思い返すのだろうか。

引用は、NHKスペシャル「追跡・謎の中国船」から。中国が、レアアースなどの資源を探す調査船や軍事拠点を築く浚渫船を世界の海に展開している。

# NHKスペシャル「追跡・謎の中国船~“海底覇権”をめぐる攻防」(NHK総合、10/5 2:05、6/26初回放送)豊原謙二郎語り

文七元結

覚えた味というのはね、何でもそうだけど、こと博打のは、一番忘れられないんだよ

古今亭志ん朝「文七元結」(1982年12月)から。

ラジオから録音したmp3ファイルを整理していると立川談志の「文七元結」があったので聴いてみた。佐野槌の女将さんが、思っているイメージとどうも違う。それが尾を引いて最後まで楽しめない。古今亭志ん朝の音源を取り出して聴き直したのだった。

落語を楽しむにも「覚えた味」はある。文七元結の流れで、明烏や、三枚起請、唐茄子屋政談、お若伊之助などを、志ん朝さんで聴いた。散歩の折などに数日集中して。

ちきり伊勢屋、リスラジ(サイト内)。志の輔ラジオ落語DEデート新春スペシャル▽立川談志、「芝浜」1982/12/9、「文七元結」1977/11/15(文化放送、1/2 14時)

シェアハウス、100カメ

匂いはさー、思い出すよね

100カメ「"家族"シェアハウス」(NHK総合、4/26 23時)から。

五感の内、過去の記憶を最も呼び起こすのは嗅覚。そういう説を読んだことがあるし、経験的にもそう思う。

100カメは、パイロット番組の「週刊少年ジャンプ編集部」を観た(2018年9月)。今年4月にレギュラー化。3か月の間に、「鎌倉殿の13人」のロケ現場や、「救急病院」など興味深い題材が並んでいた。一旦休んで10月から再開した模様。

# のぞき見ドキュメント(サイト内)。100カメ|NHK

Re: たそがれ清兵衛

そちが戸田仁斎道場の師範代を務めておったことは調べがついておる

主人公の井口清兵衛(真田広之)は、藩命で討手に選ばれる。ここに至るまでに、観客は清兵衛の腕前を知らされている。決闘にあっさり勝つ場面があるからだ。師範代なのだそりゃ勝つわな、とあの場面を思い返す。そう言えば、あの決闘のことが城下で噂となり御蔵奉行の連中は、初めて、同僚の清兵衛が剣の遣い手であること知った。付き合いの悪い同僚とは言え、流派の高弟だ。職場の仲間はそれくらいは承知していて良さそうなもんだが。

山田洋次監督の映画「たそがれ清兵衛」(松竹、2002年)から。

20年前のこの映画をまた観たのは、田中泯の声を聴いたのがきっかけだった。NHKスペシャルでの語りを聴き、「たそがれ清兵衛」に出演していたことを思い出した。ビデオはすぐ見付けられた。余吾善右衛門役だ、シブい。この映画で朋江に扮しているのは宮沢りえ。可憐だ。今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」りく役での毒婦ぶりとは大違い。そうそう、田中泯も「鎌倉殿~」に出ていた、藤原秀衡役。敬称略。

鎌倉殿の13人、たそがれ清兵衛(いずれもサイト内)。NHKスペシャル「沖縄戦全記録」(NHK総合、8/13 02:37、初回放送2015年6月)田中泯語り。田中泯(1945-)、宮沢りえ(1973-)、大杉漣(1951-2018)

鯨獲りの海

もう見付けているんだ。何が悪かったか、もうじぶんで判っている。

まだ上手くできない見習い砲手を師がそう評する。NHKスペシャル「鯨獲りの海」から。捕鯨船団を取材したドキュメンタリー。

いさなとり、という枕詞がある。いさなは鯨の古名。万葉集に何首かある、まず思い浮かぶのは、海は死にますか山は死にますかの、あの旋頭歌だろう。「鯨魚取り海や死にする山や死にする死ぬれこそ海は潮干て山は枯れすれ」(16巻3852)。

# NHKスペシャル「鯨獲りの海」(NHK総合、10/6 2:10、初回放送7/3)石田圭祐語り

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