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カテゴリー「興行・放送」の検索結果は以下のとおりです。

桂枝雀▽青春ノート

大きな背中になったなぁって。子供の背中は大きくなるもんやと思っている。

枝雀さんが母親の思い出を語る。1986年のインタビュー番組にて。

今回の再放送では解説文にこうある。1980年代に放送されたこのシリーズは、「各界の著名人が自らの青春時代を語るもの。高校のホームルームの時間に向けて、自分のこれまでの生き方・これからの生き方を話し合うきっかけになるようにと作られ」た。NHKクロニクルで、当時の番組表を見ると「高等学校特別活動」と記されている。

聞き手の高校生が、聖子ちゃんカット風の髪型をしている。時代を感じる。

貧乏神代書屋(いずれもサイト内)。わたしの青春ノート 桂枝雀▽おとなのEテレタイムマシン(NHK Eテレ、10/8 22:45、1985/6/29初回放送)、NHKクロニクル

西田敏行さん死去

昨夜、「NHKきょうのニュース」のトップは西田さんの訃報だった。驚いた。

強く印象に残っている役どころがいくつかある。映画「ステキな金縛り」(2011年)での落ち武者の幽霊役や、ドラマ「タイガー&ドラゴン」(2005年)での噺家の師匠役、最近では大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(2022年)の後白河法皇役、など。

出演作が手元に何かないか探したけれど見当たらない。数日前の「新日曜名作座」が、らじる★らじるにあったので、それを聴いた。

# NHKきょうのニュース(NHKラジオ第一、10/17 19時)、新日曜名作座「羊は安らかに草を食み」(4)(NHKラジオ第一、10/13 19:25-19:55)【原作】宇佐美まこと,【出演】西田敏行,竹下景子,【脚色】荒木敏子,【音楽】小林洋平,【演出】真銅健嗣、俳優 西田敏行さん死去 76歳 北野武さんら芸能界から悼む声(10/17)

緊迫する中東情勢

イスラエルが大胆に動いている背景には、11月の米大統領選の前というタイミングがある。米大統領選のある秋には、イスラエルが大きな動きを示しがち。米国内のイスラエル支持者に気兼ねして、米政府はイスラエルに対して強い態度を取り難いと言われている。

高橋和夫氏の解説を久しぶりに聴いた、NHKのラジオ番組で。米ユダヤ系有権者の票が大統領選で大きな意味を持つ。

イスラエルは、パレスチナだけでなく、レバノンや、イエメン、シリアへの攻勢も強めている。空爆だけでなく9月には陸上部隊をレバノンへ投入した。ネタニヤフ首相は、戦線を拡大し、行く行くはアメリカの力を借りて、宿敵イランの核施設を潰すことを狙う。

タリバンの今後アメリカとイスラエル(いずれもサイト内)。「緊迫する中東情勢の深層」高橋和夫(放送大学名誉教授)▽けさの“聞きたい”(NHKラジオ第1、10/10 7時台)

大谷選手50-50

原則的に個別の取材を受けない大谷選手のコメントは横並び。データやビジュアル、関係者らのコメントで差別化を図ることに苦心したことが読み取れる

webの記事(9/22)にそんな記載があった。スポーツ紙の、日刊スポーツや、サンケイスポーツ、スポーツニッポン、スポーツ報知、デイリースポーツ、東京中日スポーツなどを読み比べてみても、他紙を圧倒するような記事は見当たらず、「大谷報道の現状と課題が垣間見えた」とある。

在京六紙の社説はどうだろうか。50-50達成を六紙が書けば読み比べてみようと思った。のだが、なかなか出揃わない。毎東読産経の5紙は、9/21・22に出た。もう一紙の朝日は書かないんだなと諦めかけていたところ、昨日(10/5)ようやく掲載された。

ざっと見てみた。気負ってる。なにせ社説だ。社としての主張だ。大谷スゴいでは済ませられない。教訓はこれだ、と示す。上から目線。パターンは二つ。

若い人の可能性を引き出そう。「大谷選手の活躍は、日本の次世代の育成を考えるうえでのヒントにもなろう」(経9/22)、「人は誰でも大小の可能性を有している。組織や指導者はその芽を摘み取る側に回っていないか。スポーツの世界にとどまらず、全ての人がわが身を省みる機会としたい」(産9/21)、「何より限界をきめつけないことが大事だろう。指導者が改めて考え、学ぶことは多い」(朝10/5)

驕らない謙虚な姿勢を見倣おう。大谷選手にとって「最も重要なのはチームの勝利」「そのために厳しいトレーニングを積み、入念に準備をする。本塁打や盗塁も、それ自体が目標ではなく、試合に勝つために、全力を尽くした結果」(読9/21)、「最高峰の舞台に君臨しつつ、なお野球少年であり続けていることがファンを引きつける」(東9/21)

残る一紙は教訓めいたことは書かない。「野球の可能性また広げた」「熱いプレーでまだまだファンを楽しませてほしい」(毎9/22)。こんな社説もある。

さて、9/30週の六紙社説は、そのほかに、レバノン空爆、中東の戦火拡大、EV電池への投資、新幹線60年、石破氏が早期解散表明、石破新内閣発足、石破首相所信表明演説、東大学費値上げ、コロナ定期接種、米大統領選最終盤などを話題にした。

六紙社説、クルーグマンの国際経済学(いずれもサイト内)。大谷翔平「50―50」、史上初の快挙に新聞各紙は苦心…大谷の取材対応は横並び、「裏話」にも驚く様なエピソードなし(9/22)

居残り佐平次

人間なんて、立って半畳、寝て一畳

立川談志の「居残り佐平次」から。最近NHKプラスで観た。元は1979年の放送。

ある社内研修に来ていた他部署の人が、立って半畳、寝て一畳を自身の信条にしていると最初の挨拶で述べていた。その研修には似つかわしくない、えらく貧乏くさいことを言うもんだなと思ったりした。そんなことを思い出した。

居残り佐平次は、古今亭志ん朝(1978年)でよく聴く。おこわにかける云々というオーソドクスなサゲ。それは説明なしでは何のことか判らない。今回聴いた談志版は、サゲに工夫があった。そんなやつは裏から返せどうのこうの。聴いてすぐ判る。いつか聴いた権太楼のもそうだった。居残りと居直りをかけていた。おこわ云々には難あり、サゲをかえよう、と思う噺家は少なくないかもしれない。

志ん朝長講二席(サイト内)。納涼落語特選リストア版「居残り佐平次」立川談志▽おとなのEテレタイムマシン選(NHK-Eテレ、8/13 23時、初回放送1979/8/3)

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