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カテゴリー「興行・放送」の検索結果は以下のとおりです。

街角のマンガ喫茶で

日本は、たぶん、一番いま大きい、というか、強い影響力のある国かと思う

フランスの出版関係者がそんなことを言っていた。いま世界の多くの国で日本のマンガが読まれている、その影響力は計り知れないと。

引用は、NHKの「ドキュメント72時間SP フランス・パリ 街角のマンガ喫茶で」から。

日本のマンガ文化、世界へのその影響力について、我々日本人は、日本の社会は、認識しているだろうか。試しに、在京六紙の社説がどの程度採り上げているか見てみた。年始まで遡って、漫画もしくはマンガの文字がタイトルに登場する社説を数えてみると、その数わずか2本だった。わが国の論壇はマンガ文化について十分に議論している、と言い切れるほどの数字ではなさそうだ。

その社説のタイトルは、「日本の漫画文化 価値ある原画を保存したい」(読1/6)と、「漫画ビジネスの健全な成長を」(経2/28)。

マンガ漫画(いずれもサイト内)。ドキュメント72時間SP「フランス・パリ 街角のマンガ喫茶で」(NHK総合、7/24 19:57-20:43)

パラグアイに5-0で快勝

この勝利は、他の競技にもいい影響を与えるだろうな。各種目の日本代表選手たちもいい刺激を受けたはず。アルゼンチンもブラジルも勝てなかった南米予選1位のパラグアイに5-0の快勝だ。

サッカーの1次リーグが始まったということは、オリピックの開会式はもうすぐだな、この記事を読んでまずそう思った。2024年の今年開催だとは知っていたけれど、7月下旬のこの時期からとは認識していなかった。引用は、セルジオ越後「ちゃんとサッカーしなさい」の最新記事「他競技の日本代表選手たちにもいい影響を与える5-0の快勝」(7/25)から。

南米予選1位だったパラグアイに5-0で完勝。普段は辛口のこのコラムも手放しで讃える。日本のU-23が、それほどの出来栄えだったということなんだろう。が、いつもと調子が違うので、読んでいて頼り無い感じがした。何か良くないことでも起こるのでは、と勘繰ってもしまう。

スポーツ関連のコラムでは、サッカーは、この「ちゃんとサッカーしなさい」、大相撲は、北の富士勝昭さんの「はやわざ御免」、この二つを読むことが多い。「はやわざ御免」の方は、現在、休載中。場所が盛り上がっても、北の富士さんのコラムがないと、どこか物足りなさを感じてしまう。

セルジオ越後「ちゃんとサッカーしなさい」、パリ・オリンピック(7/26-8/11)

友達と絶交した時に

家も親友も社会的地位も投げ打って、自らの心の自然と向き合うか否か。人は何を覚悟して絶交するのか

夏目漱石著「それから」が、ブックガイド番組で紹介されていた。NHKプラスで観た。

「絶交」という切り口でこの本が選ばれるのは意外だなと思った。「かつて好きだった人に会った時に読む本」あたりの方がしっくり来る。その選書テーマなら、いくつか候補が思い浮かぶ。「蝉しぐれ」や、「国境の南、太陽の西」、「錦繍」など。

戦争が迫ってきた時に読む(サイト内)。理想的本箱 君だけのブックガイド 選「友達と絶交した時に読む本」(NHK Eテレ、6/29 21時)

[ 朝刊休刊日 ]

法医学者たちの告白

分からないときは分からないと言わなきゃいけないです

法医学者がそう述べる。確証が得られないままに、こうだ、もしくは、こうではない、と述べるのは非科学的だ。科学の立場では「わからない」とするのが正しい。

引用は、NHKスペシャル「法医学者たちの告白」から。NHKプラスで観た。

科学性を信じる彼は、真剣な面持ちで「それを蔑ろにしたら、自分が法医学をやっているのか判らなくなる」と言っていた。それは何も法医学に限ったことじゃない。科学全般に通じると思う。

日本で、年間の異常死は約20万人、その内、死因不明で犯罪の疑いがあり違法解剖に回されるのは約1万人なのだとか。

# NHKスペシャル「法医学者たちの告白」(NHK総合、6/30 21時)

骨太の方針、24年

財務省は、21日、短期国債の発行を増やす方針を示した。国債の短期化は財政破綻が目前に迫っている国が行う常套手段。長期国債を市場に買ってもらえない国は、なりふり構わない。とにかく短い年限で国債を買ってもらって借金をし、資金繰りをつなぐ。日本もついにここまで落ちぶれたか、その感を禁じ得ない。

日本の財政運営はかなりアブないところまで来ている。NHKの番組でエコノミストがそんな話をしていた。

在京六紙の社説も見ておこう。岸田政権が骨太の方針を閣議決定したのは21日。それ以前に2本、その後に4本。

骨太の方針原案について、「財政再建の決意見えぬ」(東6/18)、「財政余力を高める布石に」(産6/17)。そして方針決定、「看板倒れの懸念が募る」(朝6/23)、「放漫財政への危機感欠く」(毎6/22)、「骨太の名に値する成長戦略示せたか」(経6/22)、「日本の底力を生かす展望示せ」(読6/23)。

やはり、厳しい声が多い。そんな中、二紙ほどは暖かく見守ろうしている。が、「底力」とか「布石」とか言っても空々しく響く。

# マイ!Biz▽「”骨太の方針”の評価と課題」【出演】河村小百合(日本総合研究所主席研究員)(NHKラジオ第一、6/24 6時台)

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