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カテゴリー「興行・放送」の検索結果は以下のとおりです。

土と向き合う

日曜の朝、陶工が登場するドキュメンタリー番組が二本続いた。

初めてやるに(して)は、よくできたね、って、ほめられました。

益子焼の窯元でお手伝いさんをしていたところ、人間国宝、濱田庄司氏(1894-1978)に見出され職人となった。今や陶歴50年のベテラン。

日本伝統工芸展に好まれる作風、そっちへ寄せなきゃいけない、受かるようなものを作んなきゃいけない

有田焼の工房、その後継ぎは重圧に苦しむ。人間国宝の祖父、井上萬二氏(1929-)が広く知られるきっかけとなった公募展に出展しようと格闘する。

色んな陶工がいる。職人、芸術家、どっち付かずの人。皆どんな心持ちで器をつくっているのだろうか。

窯元でお手伝いすることに(サイト内)。小さな旅 選「ゆったり 土と歩んで~栃木県益子町」(NHK総合、6/29 8:00、初回放送2024年7月)、Dearにっぽん「祖父は、人間国宝~佐賀・有田焼の里で~」(NHK総合、6/29 8:25)

人生をゆく

どこかで誰かが見ていてくれる。

大切な言葉だ。同じ思いは多くの人にとって強力なモチベーションとなる。2001年5月に放送された、にんげんドキュメント「斬られ役」から。

孤独と不安が、私をバカにしていく。

老境に差し掛かると、社会的な繋がりは、また、生きがいともなる。土曜ドラマ「ひとりでしにたい」第1回(6/21)から。

おれは旧い人間だ。新しい時代だからと言って、今さら生き方を変えられん

正月時代劇「いちげき」(1/1)から。自宅ビデオのHDDを整理している時に見付けた。

あきらめて、あきらめて、あきらめて

必ずしも、すべて「諦めて」ではない。「あきらめる」には、3つほどの意味があるのだとか。ドラマ10「舟を編む」第2回(6/24)から。

刑罰面白いほど経済がわかった!ユーミンの罪(いずれもサイト内)。時をかけるテレビ「斬られ役 大部屋俳優 58歳の心意気」(NHK総合、6/27 22時半)、ドラマ10「舟を編む~私、辞書つくります~」(2)(NHK総合、6/24 22時)、土曜ドラマ「ひとりでしにたい」(1)「39才、×婚活 ○終活、はじめました」(NHK総合、6/21 22時)、正月時代劇「いちげき」(NHK総合、2025/1/1 13:05)、李白「行路難」

べらぼう(23)

狂歌の指南書「浜のきさご」は飛ぶように売れ、その他の品もとても評判が良く、そうそう、この頃から青本は黄表紙と呼ばれるようになったんです。

そういうナレーション(綾瀬はるか)が入った、大河ドラマ「べらぼう」第23回「我こそは江戸一利者なり」(6/15)では、蔦重(横浜流星)を取り巻く作家たちが色々な作品を仕上げて行った様が描かれていた。

画面に映った題簽には「濱乃きさこ」と見えた。元木網の作。前回、蔦重が元木網(ジェームス小野田)に指南書を書いて下さいとお願いしていた、それが実現したのだろう。

「その他の品」では、例えば、遠藤が扮する力士が「おれも買ったよ」と言った一冊「壽監商婚禮」。タイトルはそのように見えたけれど、店先のビラには「寿塩~」と大書されていた。それで調べてみると、作者は大田南畝。蔦重が南畝に依頼するシーンも前回あったように思う。タイトルの読みは、ことぶきしおやのこんれい。

「啌多雁取帳」(うそしっかりがんとりちょう)も映っていた。これは志水燕十の作。その上の段にあったのは、「長生見度記」(ながいきみたいき)だろう。朋誠堂喜三二(尾美としのり)の黄表紙。前回、これに画を付けるよう喜多川歌麿(染谷将太)が蔦重から頼まれていた。

そして、前回話題の中心だった恋川春町(岡山天音)が書いた「廓■費字盡」(さとのばかむらむだじづくし)も並んでいた。タイトル二文字目は竹冠に愚。

今回、蔦重が「おれの抱え」は、と作家たちの名を挙げる場面があった。歌麿、喜三二、春町。そして、あから(南畝)、しげまさ、まさのぶ、さんな、えんじゅう、などが続いた。

そう言えば、前回、さんな=唐来三和(山口森広)、が蔦重に構想を語っていた。「そこへお釈迦様がやって来て、やぁやぁとお神酒を飲んでる内に、ちょいと行くかぁって、お三方連れ立って吉原へよぉ」と。これは「三教色」という馬鹿話となる。今回は登場しなかったようだ。

べらぼう(サイト内)。大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」(22)小生、酒上不埒にて(NHK総合、6/8 20時)、(23)我こそは江戸一利者なり(同、6/15 20時)、【大河べらぼう】第23回に現役幕内力士 若元春・遠藤・錦木が出演!

富士山噴火の降灰対策

三百年の沈黙を続ける富士山への警戒が強まっている。平均すると30年に一度の頻度で噴火を繰り返して来たこの活火山で、近年新たな火口が見付かり、溶岩の流出する範囲が見直された。

NHK総合のドキュメンタリー番組でそんな話があった(6/9)。

富士山噴火への警戒、これは在京六紙の社説でも度々採り上げられる。今年は既に5本登場している。いずれも「降灰」対策がテーマ。直近は、6/2付けの読売。

富士山の噴火対策 首都機能の維持へ備えを(産3/24)
富士山降灰へ首都の備え急げ(経3/27)
富士山噴火の降灰対策 都市機能の維持へ備えを(毎4/6)
富士山噴火 火山灰への備えが急務(朝5/20)
富士山噴火 大規模な降灰に備えが必要だ(読6/2)

残る一紙、東京新聞もその内に書くかもしれない。2年前には以下のタイトルがあった。

富士山の噴火 「正しく恐れる」ために(東2023/4/6)

この中にも「降灰」に関する記載がある。富士山が、ひと度、噴火すれば、「その総灰量は東日本大震災で発生した災害廃棄物の十倍に達するとされる」(同)。

かなりな量の灰が降る。風向きにも由るだろうが、首都圏の鉄道や道路はもちろん、電気や通信などインフラへの影響は甚だしい、と想定しなければならない。

10年前、鹿児島へある研究者を訪ねた。海外出身のその人は、桜島の方を指差し、正直ここは人の住むところじゃない、と言っていた。そんなことを思い出した。

2015/07/14 14:30 KOJ-HND NH626 B767-300 JA604A
2015/07/13 09:40 HND-KOJ NH621 B787-8 JA821A

さて、6月第2週の六紙社説は、そのほかに、学術会議法成立、日本郵便に行政処分、ロスの抗議デモ、党首討論、東京都議選告示、選挙とばらまき、イスラエルがイラン核関連施設を攻撃、日鉄のUSS買収承認へ、などを話題にした。

六紙社説、死都日本(いずれもサイト内)。映像の世紀バタフライエフェクト 世界を変えた巨大災害(NHK総合、6/9 22時)【ナレーション】伊東敏恵アナウンサー

ダブル・スタンダード

アメリカの文化は、女性に娼婦であることを求め、でも、自分を娼婦だと言う女は許さない。

マドンナ(ミュージシャン)のドキュメンタリー番組で引用されていた。その時のテロップには、シャロン・オレック(ミュージックビデオ・プロデューサー)とあった。

表と裏、建前と本音、ダブル・スタンダード。二つが使い分けられる。どこにでもあることだが、とりわけ、世界をリードする米国のそれには気を付ける必要がある。二つのあいだに明確に線を引き、強情なまでにそれを譲らない。

「アメリカの本音」(サイト内)。ドキュランドへようこそ「私はマドンナ 後編 リスクなければ栄光なし」(NHK-Eテレ、5/23 23時)

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