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カテゴリー「興行・放送」の検索結果は以下のとおりです。

自動車業界の地殻変動

「朝刊読み比べ」(森本毅郎・スタンバイ!、TBSラジオ、6時台)は、8月に入って二日続けて自動車産業を採り上げた。

「EVは、iPhoneと同じように作られる時代が来る」(8/1)、「ハイブリッドで稼いでEVの競争に乗り込むと言っているがそんな悠長なこと言っていていいのか」(8/2)

iPhoneは、Appleが企画・開発し、鴻海(Foxconn)などEMS企業が製造を担う。EVの生産も分業される可能性がある。EVが自動車の主流になる時、どれほどの自動車メーカーが、企画から製造まで手掛ける完成車メーカーであり続けられるだろうか。

売れ筋を見誤る。価格で勝てない。それだけじゃない。産業構造を根本からがらっと変えられてしまう。日本の自動車も、国産スマホなどと同じ轍を踏むのだろうか。巨人トヨタは何を思う。

変革を問われる日本車日本のEVは間に合うのか国内スマホは生き残るのか(いずれもサイト内)。鴻海の野望、受託生産でEV市場狙う 勝機はあるか(2023/3/8)

もみ消し加担と非難され

事務所のタレント数百人が性的搾取と虐待に巻き込まれるという深く憂慮すべき疑惑が明らかになった。日本のメディアは数十年にもわたりこの不祥事のもみ消しに加担したと伝えられている

国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会は、ジャニーズ事務所の前社長による性的虐待の問題に関して見解を示した(8/4)。同日、NHKは、これを「報道機関の責任にも言及した」と報じた。

恥ずべき事態だ。前社長の犯罪行為もさることながら、メディアが「もみ消しに加担」したことが国際機関によって暴かれるなんて。日本のメディアは非難され、果たして、どんな反応を示すだろうか。

ニュースが盛り沢山で、この作業部会の見解が、NHKきょうのニュース(8/4)で最初に採り上げられたわけではなかった。秋本真利議員の事務所強制捜査や、健康保険証廃止に関する岸田首相会見、台風6号沖縄へ再接近、に続く、第4のトピックスだった。

今朝、在京六紙の社説も、秋本議員の収賄容疑や、首相会見に紙幅を費やし、性的虐待問題については一本もない。今後、新聞が、特にその社説が、何を述べるか注視しておこう。

ジャニーズ性的虐待問題山下達郎の音楽十選(いずれもサイト内)。ジャニーズ性加害「深く憂慮すべき疑惑」 国連人権理報告全文(8/4)、ジャニーズ性被害問題“数百人巻き込まれたか”国連作業部会(8/4)、NHKきょうのニュース(ラジオ第一、8/4 19時)

伯桜鵬、優勝逃す

新入幕の伯桜鵬は、千秋楽(7/23)の本割で豊昇龍に投げられ、優勝決定戦に駒を進めることはできなかった。彼の優勝を密かに願っていたので残念なことだった。2023年、大相撲名古屋場所。

14日目(7/22)に、北勝富士に勝ち、優勝争いのトップに並んだ。その際、優勝について尋ねられこう語っている。

一つの夢だが、ものすごく遠い。まだ優勝するレベルにはないと思う。自分はただ今日の相手に勝つという意識なので。

謙虚さが表れているようで、良い印象を持った。心体技がバランス良く整った大横綱の誕生を目にするのは、そう遠い先のことではないのかもしれない。

落合あらため伯桜鵬謙虚(いずれもサイト内)。新入幕の19歳・伯桜鵬、優勝争いの先頭で千秋楽へ 10代優勝は貴花田のみ、新入幕での優勝となれば109年ぶり(7/22)、豊昇龍が初優勝 大関昇進が確実に「相撲をやってよかった」(7/23)

戦争 なぜ殺し合うのか

相手を人間でないとみなすことで攻撃を正当化する傾向がある。相手を「非道徳的で仲間を脅かす存在」だと思いこむことが、攻撃性を最もエスカレートさせる。

NHKスペシャル「戦争 なぜ殺し合うのか」から。

脳内物質オキシトシンは、仲間との協力を促すと同時に、どこまでが仲間なのか、その線引きをするようだ。範囲の外の存在には敵意を抱かせる。

ロシア陣営と対峙するNATOは加盟国を増やそうとする。グローバル・サウスを自分の側に引き入れようと米中各々は働きかける。英国のTPP加入が正式に決定。それもこれもオキシトシンのなせる業なのだろうか。

米中戦争前夜米中戦争を避けるために(いずれもサイト内)。Nス「ヒューマンエイジ 人間の時代」第2集「戦争 なぜ殺し合うのか」(6/18)、スウェーデンのNATO加盟、トルコが容認 実現へ前進(7/11)、イギリスのTPP加入正式決定 2018年の発足後の新規加入国は初(7/16)

余命と向き合う人

自分がいなくなったあとのことを考える

NHKの100カメ「“余命”と向き合う人」から。

私も、いつの頃からか、自分がいなくなったあとのことを考えるようになった。医師から余命を宣告されたわけではない。ただ、急がないけれど重要な課題のように思えて気になるだけのこと。

課題や案件を、緊急度と重要度の四象限マトリクス、いわゆる時間管理マトリクス、に振り分ける。目を背けがち、もしくは、紛れがち、な「重要だけれど急がない」項目をそうやって可視化し忘れないようにする。どうもそれが習い性になっているようだ。

7つの習慣ビジネス書十選100カメ(いずれもサイト内)。100カメ選「“余命”と向き合う人-人生の残り時間を意識する人たちの日常に密着」(NHK、6/13 23時)

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