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秋・豊肥本線

ここが火口じゃないですか。火口だと思います、ここが。

この日は小雨模様。六角さんが阿蘇山上ターミナルのバス停で降りた時には、あたりは霧に覆われていた。火口の近くへ行くと益々濃い。何も見えない。

「六角精児の呑み鉄本線・日本旅 秋・豊肥本線、南阿蘇鉄道を呑む!」から。NHKプラスでやっていた。「BS放送の魅力を体験!おすすめ番組を限定配信」。

私が阿蘇の火口を見物に行った折も同じように霧で何も見えなかった。1977年、中学3年の修学旅行。訪ねたのは6月で梅雨のシーズン。全行程、晴れることはなかった。

六角さんはこの番組で、豊後竹田にも降りている。

ここにも一度行ったことがある。こちらは比較的最近のこと。2016年4月、大分市に出張した際に半日時間が空いたので岡城址を目当てに竹田へ行った。見事な石垣を観た。

六角さんは古い城下町に武家屋敷などを訪ねていた。「せっかく」ここまで来たのだから阿蘇山の火口を見に行った六角さんだったけれど、せっかく竹田に来たのだから岡城址へ行こうとはならなかったようだ。城巡りの番組じゃないしね。

2016/04/10 16:55 OIT-HND NH3792 B737-800 JA803X
2016/04/08 15:55 HND-OIT NH797 B737-800 JA68AN

呑み鉄本線日本旅(サイト内)。六角精児の呑み鉄本線・日本旅 秋・豊肥本線、南阿蘇鉄道を呑む!(初回放送2024/12/12)

子規、逝く

とりとめのない日常じゃが、その中に、何か大切なものが潜んでいるような気がしてのぉ。どうやらわしにとって、世界とは深いもののようや

死の床にある正岡子規(香川照之)が、秋山真之(本木雅弘)に語る。軍艦乗りのおまえにとって世界は広い、自分にとって世界は深いと。ドラマ「坂の上の雲」第14回から。

その場面を観て、「とりとめなく」別のことを思い出していた。

ある指揮者が、何かの番組で、こんな話をしていた。欧州でデビューした頃に、極東から来た青年にバッハが振れるのかと言われた。確かに、バッハの本質がわかっているのかどうかは長じた今でもあやしい、と。謙遜するでもなく本音を語っていたように思った。

世界的な指揮者、偉大な音楽家と称えられた人がそんなことを言う程に、音楽の世界は広くて奥深い。その人が名を成したのは、少しでも遠くを少しでも深くを目指し、「何か大切なもの」を追い求めたからなのだろう。

うつくしい靴ご趣味は?あの人に会いたい 小澤征爾(いずれもサイト内)。スペシャルドラマ「坂の上の雲」第14回「子規、逝く」後編(NHK総合、12/15 23時)

保阪正康▽最後の講義

1:1:8の法則があるように感じた。1割の人は、ものすごく正直に語る。整理して話せる。もう一つの1割は、初めから嘘を言う。8割は、普通の私たち。記憶を美化する。記憶を自分の都合のいいように変える。改竄する、善意に。

保阪正康氏による「最後の講義」から。

沢山の人たちの証言によって近現代の歴史を解き明かそうとして来た。4千人にも及ぶ証言取材を続ける中で人間を見抜く眼が研ぎ澄まされて行った。証言を聞く者は、審判者でもあるべきだ。少なくとも、語られる嘘を史実としてはならない、と。

保阪正康(サイト内)。最後の講義・選「ノンフィクション作家 保阪正康」(NHKーEテレ、12/11 22時、初回放送2023/3/9)、自由学園明日館

モータウン

自動車工場での経験はとても重要だった。組み立てラインがどのように機能するかを知ったからだ。それが私の音楽レーベルのベースとなった。

映像の世紀バタフライエフェクト「ラストベルト アメリカ 忘れられた人々」から。この回の語りも、伊東敏恵アナだった。 

「モータウン」の創業者、ベリー・ゴーディ・ジュニアは、フォードの自動車工場で働いていたことがある。彼は、歌手を車のフレームに見立て、作曲家や演奏家などの部品を取り付けていく完全な分業システムでヒット曲を連発した。

領域はまったく違っても、好業績を上げる仕組みや思想はよく似ていたりする。

レコードレーベル「モータウン」は、ミシガン州デトロイトで生まれた。その名前の由来は自動車の街、モータータウンだった。

語りは伊東敏恵アナ「ザ・ゴール」との出会いフレームワーク十選(いずれもサイト内)。トランプ氏、ラストベルト3州全勝 奪還で8年前を再現(11/7)、映像の世紀バタフライエフェクト「ラストベルト アメリカ 忘れられた人々」(NHK総合、12/9 22時)

物語の先に

つづきはまた明日

そう言う、まひろ(吉高由里子)の表情が何とも切ない。

大河ドラマ「光る君へ」第48回「物語の先に」から。これで最終回。

道長(柄本佑)は死の床についている。まひろは、物語の力で道長の生をつなごうとするのだが、道長はつづきを聞くことなく逝ってしまう。

最初からではなく第34回から観始めた。ちょうど、まひろが源氏物語を書き始めたあたりからだった。以来、人の心を引き付ける物語の力がずっと語られた。この最終回ではそのことが殊更に強調されていたように思う。ただ、その力は、死にゆく道長には果たして及ばない。時代も変わりつつある。物語の時代は最早これまで。「嵐が来るわ」と、まひろが呟いてドラマは終わるのだった。

総集編は29日に放送されるとか。

光る君へ(サイト内)。光る君へ(48終)物語の先に(NHK総合、12/15 20時)、ラストのせりふは「最初から決まっていた」 チーフ演出が語る「光る君へ」最終回(12/15)

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