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カテゴリー「興行・放送」の検索結果は以下のとおりです。

隠し剣 鬼の爪

「わたしと旦那はんでは身分違うもの」「何が違うの」「身分」「何のことそれ」

姉妹の会話。映画「隠し剣 鬼の爪」(2004年)から。山田洋次監督による時代劇三部作の第2作。観るのは2011年以来12年ぶり。

主人公、片桐宗蔵(永瀬正敏)に仕える中間(ちゅうげん)は、神戸浩が扮する直太。三部作の第1作「たそがれ清兵衛」(2002年)と同じだ。第3作「武士の一分」(2006年)の中間は笹野高史が好演していた。この第2作では医師役。彼らのように三部作の内2本に出ている方は少なからずいる。緒形拳や田中泯もそう。

果たして、3本すべてに出演した役者はいただろうか。小林稔侍の顔が思い浮かんだ。いずれも主人公の上司だったはず。念のためWikipediaの出演者リストで確認。正解だ。もう一人いた、赤塚真人。こちらはいつも主人公の同僚役だった。

Re: たそがれ清兵衛ABEMA(いずれもサイト内)。GYAO[Filmarks 3.7]

家へ帰ろう

聞いた話じゃない。この目で見たんだ。

実際に見たことだからこそ、その後の人生に大きく影響した。映画「家へ帰ろう」(スペイン・アルゼンチン、2016年)から。[Filmarks 3.8]

映画の冒頭、皆が楽し気に踊っている。少し古い時代の様子。音楽や風貌からどうやらユダヤ人の集まりのようだ。このシーンが現代とどう繋がっているのか、話が進むにつれ徐々に明らかになって来る。

あ、この主人公のじいさんがユダヤ人か、ふむふむ、ポーランドへ行く、アルゼンチンからマドリードの便で、そこからは鉄道で、なるほど。生まれ故郷に行く、ある男に洋服を渡すために。え、1945年以来70年ぶり。そしてこのセリフ、「ヨーロッパのユダヤ人に、あの時、何があったか知ってるか」。これを聞いて大体の様子が見えた。

少しコメディっぽいところがあって、あまり深刻になり過ぎないよう和らげる効果を果たしている。が、それも、ドイツで乗り換える辺りまで。列車がポーランドへと進む内に、不穏な空気が占め始める。そして、このじいさんが、なぜ遠路遥々この地を訪ねて来たのか明かされつつ、感動の再会へと収斂して行く。

「オール・イズ・ロスト」、そしてこの「家へ帰ろう」と良い映画が続いた。

ABEMA(サイト内)。GYAO

オール・イズ・ロスト

誠実な人間であろうとした。だが違った。君には見透かされていた。もう言い訳はできない。私は自信過剰だった。すまない。

死を覚悟した男は、手紙を書き瓶に入れる。ロバート・レッドフォード主演の米映画「オール・イズ・ロスト~最後の手紙」(2013年)から。監督脚本J.C チャンダー。

全編、無名のヨットマン一人の姿を追い続ける。最後の最後にもう一人登場する。顔は見えない。腕だけが伸びて来る。このシーンに得も言われぬ感動を覚えた。

手紙の件(くだり)は蛇足かもしれない。筋書き、役者、ドラマ性、三拍子揃って見事に調和している。[Filmarks 3.5]の評価は低過ぎる。

たった一人の生還ABEMA(いずれもサイト内)。GYAOオール・イズ・ロスト~最後の手紙|Wikipedia

キャプテン・フィリップス

身柄を米国司法省に引き渡す。米国で裁判を受ける。容疑は海賊行為だ。君はアメリカに行くんだ。

ソマリアの海賊ムセは、そう宣告され、手錠と足錠をかけられる。ここに至るまでに、彼が夢を語るシーンがあった。いつかアメリカへ行って車を買ってと。それと上手く対比させている。あっさり夢は叶う。ただし、アメリカへはムショ暮らしのために行くのだ。

トム・ハンクス主演の映画「キャプテン・フィリップス」(2013年)から。

ABEMA(サイト内)。[Filmarks 3.8]、GYAO

アメリカン・スナイパー

狙いは小さく。外してもどこかに当たる。大きく狙うとズレも大きい。

射撃のトレーナーがそう助言する。映画「アメリカン・スナイパー」(2014年)から。以前に観たことがある。8年ぶり。[Filmarks 3.9]

引用した場面では、ライフルスコープを覗いて、狙いを定めて、トリガーを引く。新規事業の開発に通じるものがあるような気がしてメモしておこうと思った。

ABEMA(サイト内)。GYAO

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