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カテゴリー「興行・放送」の検索結果は以下のとおりです。

ジョン・ウィック

平和を望むなら、戦いに備えよ。

コンチネンタルホテルの支配人ウィンストンが言う。この場面でヴィヴァルディの「冬」その第1楽章が流れる。映画「ジョン・ウィック-パラベラム」(2019年)から。

ローマ時代まで遡る随分と古い格言らしい。それから2千年も経つのに、未だに平和維持には防衛力の強化が必要などと議論している。技術や産業は発展したけれど、人間の愚かさは変わらない。備えると使うことになるのが判らないのか。それは、いがみ合い、戦争を繰り返して来た歴史が証明している。一体どれ程の血が流されれば、人類はもっと賢明になれるのだろうか。

映画「ジョン・ウィック」シリーズ3本を、何となくずるずると見てしまった。惰性とは恐ろしいものだ。[Filmarks 3.7、3.7、3.8]

平和は槍で得るものなのかABEMA(いずれもサイト内)。汝平和を欲さば、戦への備えをせよ|Wikipedia、"Si vis pacem, para bellum"、米俳優ランス・レディックさん死去 60歳 「ジョン・ウィック」のコンシェルジュ役(3/18)

リスキリング等、日曜討論

日本人の転職行動を細かく分析すると、国際的に見て言えるのは、前向きな転職は非常に少ないっていうことだ。多くの方にとって転職というものは、主に人間関係のリセットボタンとしてしか機能していない。逆に言うと、職場での人間関係に不満がなければ、賃金が低くても、キャリヤアップが実現しなくても、あまり転職行動に到らない、ということになる。

小林祐児氏(パーソル総合研究所上席主任研究員)がそんな風に語った。日曜討論▽リスキリング・「日本型雇用」 私たちはどう働く?(NHKラジオ第1、3/19 9時)にて。

世の中、リスキリングやジョブ型などと喧しいが、もっと根本的なこととして、働く人の動機に光を当てる必要があるのではないだろうか。犯行の場合の「動機、凶器、機会」と同じように、労働(や転職)は、動機、能力、機会、この3点なのかもしれない。

リスキリング日本版ライフシフト戦略能力を評価するのは誰変身資産人を動かす5つの情報定年後(中公新書、17年)貴意に添いかねる・・・(いずれもサイト内)

short cut

まずは表面の消毒だ。毒を吸い出すゾ。

中井貴一が蜂に刺される一幕では大笑い。この映画での梶原善は、芸風がレオナルド熊に似ているとと思った。風貌もどことなくそんな感じ。

ドラマ「short cut」(2011年)から。三谷幸喜監督作品。[Filmarks 3.4]

全編ワンカット長回しリアルタイム劇、かなり実験的な作品。舞台は山道。登場人物は3人だけ、あと一人は鈴木京香。監督は、これで味を占めたか、それとも雪辱なのか、この作品の3年後に「大空港2013」を撮る。梶原善はそっちにも出ている、オタクさん役で。

大空港2013ABEMA(いずれもサイト内)。GYAO

JFK暗殺

偉大なチェスプレーヤは常にゲームの終わりを考えて作戦を立てる。ゲームの終わりは、大統領の暗殺を一人の人間が単独でやったと信じさせることだった。オズワルト一人の仕業にね。最も重要なのはカバー・ストーリーだ。

リー・オズワルトは、CIAの陰謀で濡れ衣を着せられた、と元CIA高官ロルフ・ラーセンが証言する。NHKスペシャル「JFK暗殺」から。昨年末に録画しておいた前後編を観た。

cover story、英辞郎(第6版)では、1) カバーストーリー、雑誌の表紙に関連した特集記事、架空の経歴、2) つじつまを合わせるための作り話、とある。make up a cover story、辻褄を合わせるために嘘をつく、という風に使うようだ。

CIAが「絵を描いた」ケネディ大統領暗殺から今年で60年になる。

ケネディ蛇の道(いずれもサイト内)。NHKスペシャル選「未解決事件File.08 JFK暗殺 前編・後編」(NHK総合、2022/12/28 23:50-)初回放送2020年4月、リー・ハーヴェイ・オズワルド|Wikipedia

エッシャー 視覚の魔術師

私は芸術家ではない。数学者だ。

ロック・ミュージシャンのグラハム・ナッシュは、エッシャーに電話をかけた。あなたは素晴らしい芸術家です、直接そう伝えたくてと。するとエッシャーは自分が芸術家であることを否定したのだった。

ドキュメンタリー映画「エッシャー 視覚の魔術師」(2018年)から。[Filmarks 3.5]

何曲かバッハが使われていた。例えばトッカータとフーガや、ゴールドベルク変奏曲、マタイ受難曲。「私の作品とも共通点が多い」と語られる場面では、無伴奏チェロ組曲第3番のブーレが流れる。「どちらも無限に向かっていて、強烈なリズムとテンポがある」。

ホフスタッター著「ゲーデル・エッシャー・バッハ-あるいは不思議の環」をまた読んでみようと思った。最寄り図書館は蔵書しているだろうか。

ABEMA(サイト内)。GYAO、Maurits Cornelis Escher(1898-1972)、マウリッツ・エッシャー|Wikipedia

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