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カテゴリー「興行・放送」の検索結果は以下のとおりです。

ロストフの14秒

故意のファウルは日本人らしくない。確かにフェアプレーを重視することで日本人は損をすることが多い。多過ぎるかもしれない。いや、間違いなく多いだろう。望ましい結果が得られなくてもそれ(を良しとするの)が日本人なのだ。

あの状況を切り抜けるには、レッドカード覚悟で相手の足元に飛び込みボールを止めるしかなかった、と言った後で、そんな風に付け加えた。かつて日本代表を率いたイビチャ・オシム氏のコメント。12/8 放送の NHK スペシャル「ロストフの14秒~日本vsベルギー知られざる物語」から。

番組を観ながら、「江夏の21球」のことを思い出していた。山際淳司著「スローカーブを、もう一球」(角川書店、81年)に収録されているノンフィクションだ。のちに NHK 特集が採り上げている。調べてみると、初回放送は1983年。このドキュメンタリー制作でも、試合のビデオが、インタビュー時の重要な素材になったと聞いた。当時のことなので、様々な方向からの複数の映像ではなく、テレビ中継の録画一つだったとは思うが。

大リーガーNOMO

私は同じ映画を二回見たような気分でした。一回目は最前列、二回目は後方でしたが、同じ映画、同じ結果でした。

野茂投手が二度成し遂げたノーヒットノーランについて、デシールズ(Delino Lamont DeShields)選手がそんな風に言っていた。NHK スペシャル・平成史スクープドキュメント第1回「大リーガーNOMO~“トルネード”日米の衝撃」(10/21)から。インタビュアーの大越健介アナウンサーがかつて野球をやっていたことをこの番組で知った。

泣き虫しょったんの奇跡

将棋という激しいゲームは、負けた者に、人格まで否定されたようなショックを与える。だからプロ棋士は、どんなに痛い負けでもすぐにそれを忘れる技術を身につけている。そうしないと精神がもたないのだ。

引き分けなどグレーが無く、必ず、白か黒、決着がついてしまうシビアな、かつ潔い、勝負の世界なんだろうな。瀬川晶司著「泣き虫しょったんの奇跡-サラリーマンから将棋のプロへ」(講談社、06年)から(p9)。図書館の奥の棚でたまたま見付けた。

サラリーマンとて、仕事のプロである以上、「忘れる技術」を身につけるに越したことはない。業務上にも勝ち負けはある。新たなビジネスづくりほどには劇的ではないのかもしれないが、日々、利益を獲得するための勝負と言い切って良いだろう。おまけに、社内での不毛な戦いも付いている。長年務めていると、当然、人格の否定云々のような大きな負けにも遭遇する。将来に活かせる点を抜き出して、あとはさっさとゴミ箱に捨てるように忘れてしまえるならだいぶ楽になるだろう。それ以前に、ここぞという勝負の場面では、選択肢を複数用意しておいて、決して負けない戦いにしておくことが肝心だ、潔くないと言われても。

村上 RADIO 第3弾放送決定

とか。TOKYO FM のサイト https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/ によると、12月16日の放送、お題は「村上式クリスマス・ソング」。お、聞き逃した第2弾も再放送されるようだ。

  • 12/9(日)19時、村上 RADIO プレスペシャル
  • 12/14(金)20時、村上 RADIO (2) ~秋の夜長は村上ソングで(再)
  • 12/16(日)19時、村上 RADIO (3) ~村上式クリスマス・ソング

藤井七段が平成最後の新人王に

両者の軌跡を比較すると、多くの共通点を見出すことができる。たとえば平成最後の新人王が藤井聡太ならば、昭和最後の新人王は、羽生善治

引用は、Yahoo!ニュース「藤井七段が平成最後の新人王に!昭和最後は羽生竜王、2人の軌跡を比較」(10/17 17:21)から。「多くの」とは書いているものの、ある年号が終わる辺りに新人王になった点、それが共通していると述べるだけで、他の点については言及していない。

なるほど、と思える共通点を別の記事で見た。谷川浩司九段の発言。出典は、「めまぐるしい変貌を見せる将棋界の近未来を、谷川九段、森下九段、木村九段が語り合う!3年後の覇者は一体誰だ!【将棋世界2018年11月号のご紹介】」

いちばんの共通点は、昭和62年当時、羽生さんは棋士になって二年目くらいだった。で、今回も藤井君が棋士になって約二年と。成績も羽生さんが二年で100局ほど指して80勝くらい挙げた。藤井君はもっと勝っていて85勝している。そのあたりも共通しているんです。

昭和62(1987)年という年は、7タイトルを7人で分け合う「戦国時代」だった。只今現在も複数冠がおらず(9/27に豊島二冠が誕生するまで)戦国時代の再来と言われている。87年の羽生、現在の藤井、二人の活躍ぶりが似ていると指摘しているのだ。戦国時代を抜け出し一時代を築く、という点でも、二人は似ることになるのだろうか。

ついでに、最近読んだ藤井七段のインタビュー記事をメモしておこう、「なぜ藤井聡太はフィクションを超えたのか?」(10/11 20:30)。【叡王戦24棋士 白鳥士郎 特別インタビュー】の一つ。

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