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NHKの危機

安倍晋三が介入を繰り返し、菅義偉が総仕上げに入ったNHK国営放送化が出来上がれば、“みなさまのNHK”が、“自民党と官邸のみなさまだけのNHK”へと変容していく。

PRESIDENT Online の「またも看板キャスターが降板」NHKは"忖度人事"をいつまで続けるのか-もはや自浄作用は期待できない(2/25)から。記事は、NHKの危機は、われわれ国民の「知る権利」の危機である、と終わる。

世を騒がす総務省接待問題。なぜか、NHK解説委員室はそれを番組で採り上げない。新聞の社説が、毎日のように書き立てる中、「時論公論」などが本件について沈黙しているのはあまりにも不自然。圧力がかかって、やれないのか。忖度して、やらないのか。

例えば、コロナ禍について社説が書く、NHKも解説する。ワクチン接種が始まるとなれば両者ともに意見を述べる。題材が共通していることが少なくない。最近では、ミャンマー政変や、五輪組織委会長交代もそうだった。前者については計10本の社説を在京六紙が2月に入って書いた。後者は22本。NHK解説委員室は、いずれも3つの番組で解説を繰り広げた。

  • ミャンマー政変 民主化を後退させるな(時論公論、2/1)
  • ミャンマークーデター1週間 事態打開のカギは(ここに注目!、2/8)
  • 中国の影響力拡大とアジアの民主主義のこれから(時論公論、2/18)
  • 森会長辞任へ 社会に求められることは(時論公論、2/12)
  • 問われる本気度 縮められるか? 男女の格差(くらし☆解説、2/18)
  • 橋本会長就任 信頼を取り戻すには(時論公論、2/22)

総務省接待問題はどうか。六紙社説は今朝の3本を加え計21本。NHK解説委員室が、複数の番組で採り上げても良さそうなものだが実際はゼロ。放送行政を歪めかねない疑念なのだから、いの一番に、かつ厳重に、意見して然るべきと思う。NHK、いったいどうしている。やはり、圧力をかけられているのか、それとも忖度か。

「またも看板キャスターが降板」NHKは"忖度人事"をいつまで続けるのか-もはや自浄作用は期待できない(2/25)、解説委員室|NHK、「外国人長期収容問題 入管法改正 審議を尽くせ」(時論公論、2/26予定)、クローズアップ現代+(2月)

Re: テンペスト

外交に答えはない。あるのは互いの思惑と妥協点のみだ。

尚泰王に問われた朝薫と寧温は、別の場所にいながら、同じように応える。ドラマ「テンペスト」第8回「ペリーとの対決」から。ある交渉のことを考えていて、この科白を思い出した。きのう、録画を早送りしてその部分を今一度確認。結局、続きもずるずると最終話までまた観てしまった。

2020/10/31 (1)(2)、11/3 (3)-(6)、11/7 (7)-(10)、全10回、計8時間、NHK総合でアンコール放送された。最初の放送は2011年。

テンペスト(サイト内)。ドラマアンコール「テンペスト」|NHK。テンペスト ロケ地ガイド

7年ごとの記録、35歳

環境がかわって立場が良くなる、年を取って上に立つ。すると、勘違いをする。テングになる。そうなってはいけないとは思っているけれど、今、調子に乗ったな、エラそうにしたな、と感じる時がある。これではいけないと、今一度、初心を思い出す。

歌舞伎俳優の彼がそんなことを言っていた。録画しておいた「7年ごとの記録」(NHK総合、2020/12/29 16:45-17:58)から。一方、国際線のCAになった彼女は、仕事を辞めていた。苦労した就職活動を語る時、テレビカメラの前で涙を浮かべ声を詰まらせた彼女だったが。

今回、彼ら10人は35歳になった。28歳までは、確か、もう少し人数が多かったように思う。全員が全員、この長いプロジェクトに付き合ってられなくなるだろう、ぼんやりとそんなことを思ったのは、彼らが21歳の時だったか。

7年ごとの成長記録|Wikipedia

モモリン

バク転のできる市長がいたら連れて来いここへ、そんなものができるわけないだろう

モモリン・フラッシュ(笑)。立川志の輔の新作落語「モモリン」から。志の輔ラジオ落語DEデート新春スペシャル(文化放送、1/1 13時)。観世能楽堂で収録(19年1月)。

年末年始には、この外にもいくつかラジオ番組の落語を聴いた。きのう引用した三遊亭金馬3「高田の馬場」や、春風亭柳昇5「結婚式風景」ほか(NHK第1、12/30 9時)、柳家小さん5「御慶」(NHK第1、1/1 1時)、桂吉弥「いのいちばん」(NHK第1、1/2 1時)、桂三木助3「ねずみ」(NHK第1、1/4 1時)。それと講談では、一龍斎貞水「駿府城内猿飛佐助忍術大暴れ」ほか(TBS、12/20 20時)。

立川志の輔さん肺炎で入院 パルコ全公演を中止(1/4)。講談師で初の人間国宝 一龍斎貞水さん死去(20年12月)

天涯通信

スーパーマーケットに寄って昼食の食材を買う。あれやこれやを買って、レジの前の列に並ぶと、いつもと支払い方法が変わっている。

自分で支払機にお金を突っ込む。コロナで世の中が色々と変わった、これもその一つ。先日訪ねた病院もそうなっていた。引用は、沢木耕太郎著「天涯通信2020 第一信」(12/18)から。恒例のラジオ番組に先駆けて書き下ろされたエッセイ。

その病院には週を跨いで二回通い、胃と大腸の内視鏡検査を受けた。ほぼ一年ぶりに訪ねたそこでは、支払機の外にも色々と変化が感じられた。主任の看護師が替わったようだし、検査室の前室や回復室の様子が違う。それに、ぎこちなさとスマートさが綯い交ぜになったスタッフたちの動きや接し方が気になった。それもこれもコロナの影響だろうか。それとも病院の経営方針に変更があったのだろうか。

検査は、手際よく進められた。前回ポリープが見付かった辺りを中心に丹念に診てもらった結果、今回は異変なし。胃の方も炎症が治まっていた。心身とも健全。感染症の騒ぎが続く年の瀬にそう実感できるのは幸いなことだ。

大腸内視鏡検査(サイト内)。沢木耕太郎~ミッドナイト・エクスプレス天涯へ2020

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