ペトルーシカ、N響#2035
- 2025/07/16 05:59
- カテゴリー:音楽
ディアギレフのバレエ・リュス版を少なくとも一度は見ておくべきだろう。なぜなら、スコアに書き込まれたグリッサンドやちょっとした細かい点が何を意味するか判るからだ。
指揮のパーヴォ・ヤルヴィ氏が、番組の冒頭、インタビューでそんな話をしていた。普段よく聴くコンサート用編曲版ではなくバレエ用全曲(1947年版)が採り上げられた、
N響第2035回定期公演
ストラヴィンスキー作曲
バレエ音楽「ペトルーシカ」全曲(1947年版)
(指揮)パーヴォ・ヤルヴィ
(管弦楽)NHK交響楽団
(ピアノ)松田華音
(34分08秒)
2025年4月17日サントリーホールで収録
全曲を聴くのは今回が初めて。最初ラジオ(聴き逃し)で聴き、今回テレビでも観た。いつになく、かなり、注意深く観たけれど、正直、全曲のありがたみは判らなかった。機会があればバレエを観てみよう。
Pfは、指揮者の目の前、弦に挟まれ、オケのほぼ中央に配置されてるので、カメラによく捉えられる。アップ気味の時はもちろん、他パートの脇でちらちらと。この曲のPfパートは難しいと言われる、その演奏する姿が画面で見られるのは珍しいことかもしれない。
# 定期通院、25年6月、N響(いずれもサイト内)。N響第2035回定期公演▽クラシック音楽館(NHK-Eテレ、7/6 21時)