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8月ジャーナリズム

広島と長崎に原爆が落とされ、玉音放送が流されたのは八月。日本では新聞やテレビがこぞって、第二次世界大戦を特集する。「八月ジャーナリズム」と聞いたことがある。

【ドナルド・キーンの東京下町日記】夏の記憶原爆消えぬ「なぜ」(東京新聞、2013年8月3日)は、冒頭そのように始まる。8月ジャーナリズムと揶揄されるようになってどれくらい経つだろうか。今年もその様相は変わらない。放送局にとって、8月の特別編成は、レギュラー番組の担当者に夏休みを取らせるという事情もあるのかもしれない。

今月、ラジオの番組表でも8月ジャーナリズムがいくつか目に付いた。特別番組のようなものだと例えば以下。多いのか少ないのか判らない。例年このぐらいはあるのだろうか。

  • 報道スペシャル「戦争はあった」(8/28、文化放送)
  • 特集「#あちこちのすずさん」(8/27-31、NHKラジオ深夜便)
  • 特別番組「ねじれちまった悲しみに」(8/18、TOKYO FM)
  • 高橋源一郎と読む「戦争の向こう側」(8/15、NHK第1)
  • 日記でたどる「日本人の戦争」(8/14、NHK第1)
  • 声でつづる昭和人物史「大岡昇平(1)(2)」(8/5・12、NHK第2)

横山たかしさんをしのんで

すまんのー、大金持ちのおぼっちゃまじゃ。みんな笑えよー。

冒頭のこれだけでどっと笑いが来る。上方演芸会「横山たかしさんをしのんで」(NHKラジオ第1、8/10 19:20)では、横山たかし・ひろしの漫才、新旧二題が放送された。「ほら吹き健康法」(兵庫県篠山町、1988年収録)と「おぼっちゃま故郷に錦を飾る」(愛媛県松前町、2010年収録)。二つのうち比較的古い方では引用したそのギャグはまだ未確立。これは、いつ頃から使われているのだろうか。手元にいくつかある録音を引っ張り出したが残念ながらそれを確かめるほどには充実していない。一番古くて07年、もちろん、そのギャグは登場している。

船も時代で変わる

船には燃費よりも輸送の速度が求められていましたが、時代とともに求められる性能が変わり、温暖化対策がより重視されるようになりました

速度は遅くても良くなったわけじゃないだろうから、燃費、速度、その両立がより高度に求められるようになって来ている、と解すべきなんだろうな。引用は、ビジネス特集「船の形を変えると何が変わる?」(NHK News Web、2019年7月29日 17時11分)から。

安い労働力を求めた結果

雇用格差は、90年代半ばに日経連が提唱した労働の三分類に端を発している。時の政権は、経済界の要望を汲み取って派遣法などの改正を推し進めた。

内橋克人氏がそのように指摘していた。マイ!Biz「解決できるのか雇用差別問題」(NHKラジオ第1、6/12 6:40-)にて。小泉(01-06年〉、安倍(一次、06-07年)、両政権の時代だ。その頃の法改正によって、時給制で、昇給や退職金のない有期雇用、いわゆる非正規雇用が広く定着し、著しい雇用格差がこの国の社会に生まれた。

一方で、人手、特に若手労働力、の不足が深刻化している(と言われる)。これも非正規雇用の問題と結び付いているのではないだろうか。統計などで検証したわけではない、おれが思うところはこう。今、企業は、定年後の高齢者を再雇用する。そこそこ仕事ができる人材であるにも拘らず、低賃金の非正規で良いからだ。働く側の高齢者も文句は言えない。このことによって非正規労働の賃金は、全体に、低く抑えられてしまう。比較的若い求職者は、正規雇用が限られる中、非正規に甘んじざるを得ないが、こんな低い賃金ではやってられない、と就労に対して積極的にはなれない(親のすねをかじり続ける)。高齢者の労働参加が途切れない限り、非正規労働の賃金は低め維持、若者の人手不足は続くことになるだろう。経済界は、安い労働力を求めて非正規雇用の仕組みを獲得した。そのことが、雇用格差や人手不足の酷い有様を招いたとしたら、自分で自分の首を絞めていることになる。

経済界が安い労働力を求める限り、悪いことは収まらないような気がする。けれど、彼らの飽くなき追求は続く。次のターゲットは外国人だ。今年4月の改正入管法施行、それから何年経てば、その顛末が見えて来るだろうか。もっと酷い事態が招来されるのではないだろうか。桑原桑原。

初めて見る人の印象

I confess: I hate Marie Kondo because,

なぜなら、と、二つほど理由を言っている。ふと目に留まった、「私はこんまりが嫌い」アメリカ人著名作家がツイート、差別的と批判され謝罪(buzzfeed.com/jp 19/2/5 12:53)から。この記事の著名作家ほどに理由を明確にはできないけれど、おれも良い印象を持っていない。直観だ。深く知っているわけではない。一度だけ、テレビの番組、それはNHKスペシャル「密着ドキュメント 片付け-人生をやり直す人々」(19/4/14 21時)、に出演している彼女をちらっと見て、かつ、その中で「こんまり流片付け」なるものを見知ったに過ぎない。

#16時頃から雷を伴って激しく降った雨は一段落して今は小雨に。

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