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中山美穂さん死去

その日、19時のニュースで訃報が流れた。一緒に聞いていた家人が、お昼に香港の友人が知らせてくれたと言った。かの地でも速報が出たようだ。

その友人は、家人の昔の同僚で、もうすぐ英国へ移住することになっている。その前のタイミングを捉え、先月、沖縄へ遊びに来ていた。香港へ戻り、旅の後処理のようなことが色々あって、そのやり取りをする中で、女優の死が話題になったとか。

日本だけでなく、香港などアジア圏でも人気のある女優だったらしく、実際、その友人は主演作を何本も観たようだ。

私自身はその人がどんなドラマに出ていたのか、にわかに、思い出せない。追悼番組でもあれば観てみることにしよう。

# NHKきょうのニュース(NHKラジオ第一、12/6 19時)、俳優で歌手の中山美穂さん死去 54歳 東京の自宅浴室で(12/6)

終りに見た街

お父さんたち、何もかもわかっているような顔をして、日本人がいくら殺されても、日本よりアメリカが正しいようなこと言って、ちっともアメリカを怒らないのが堪らない

主人公らは家族揃って、戦時中の東京へタイムスリップしてしまう。そこでは、B29による空襲が始まっていた。親たちは、どうせこの戦争には負けるのだから、と分別のある行動をとろうとする。が、子供たちは、皆とともに、敵国アメリカと戦おう、と主張する。

山田太一原作、ドラマ「終わりに見た街」から(全4回の最終回)。

その時代にはその時代の最善がある。それを、別の時代に生きる者は、自分の尺度でとやかく言ったりするけれど、よく考えた方が良い。それも、このドラマに込められたメッセージの一つだろう。

西田敏行さん死去失われた兵士たち(いずれもサイト内)。新日曜名作座・選「終りに見た街」(4)(NHKラジオ第1、12/1 19:25-19:55)【原作】山田太一,【出演】西田敏行,竹下景子,【脚色】入山さと子,【音楽】小六禮次郎,【演出】小見山佳典,山村隼之,岩崎進、初回放送2014年4月

中東情勢とトランプ政権

イーロン・マスク氏が、イランの国連代表部トップと会談した、とニューヨークタイムズ紙が伝えた。マスク氏の右腕、オミード・アフチャールという人物は、イラン系のエンジニアであることを思うと、この会談は決して偶然ではないだろう。

高橋和夫氏(放送大学名誉教授)が、NHKのラジオ番組でそんな話をしていた。

マスク氏は、米次期大統領トランプ氏に一番近いと考えられている人。その彼がイラン大使と会うということは、トランプ政権がイランとの交渉を望んでいるということだ。

今後の中東情勢はどうなって行くのか。米国はどう関与して行こうとしているのか。

高橋和夫(サイト内)。「イスラエル・レバノン停戦合意の背景」高橋和夫(放送大学名誉教授)▽けさの“聞きたい”(マイあさ!、NHKラジオ第一、12/5 7時台)、イスラエルとヒズボラ 停戦発効1週間 合意守られるか依然焦点(12/4)

語りは伊東敏恵アナ

道長は、幼い後一条天皇の摂政となって名実ともに国家の頂点に立ち、

と説明が入る。語りは伊東敏恵アナ。大河ドラマ「光る君へ」(44)「望月の夜」から。この回で、道長は、あの有名な望月の歌を詠む。

それは日曜日のこと。翌月曜の夜にも伊東アナの声を聞いた。

2回シリーズで2つの敗戦国ドイツと日本のその後の悲劇を伝える。後編は、日本の敗戦とともに住処を追われその後の流転の運命を背負った人々の記録である。

「ふたつの敗戦国 日本 660万人の孤独」から。前編のドイツもそうだったけれど、後編の日本の話も見るに忍びなかった。

一つは平安朝の摂関時代を背景にしたドラマ。一つは敗戦後の引き揚げにまつわるドキュメンタリー。まったく趣向の異なる2つの番組ながら、語りは同じ人物。なんとも妙な感じがした。良い声だとは思うのだけれど。

光る君へドイツの新右翼(いずれもサイト内)。大河ドラマ「光る君へ」(44)「望月の夜」(NHK総合、11/17 20時)、「ふたつの敗戦国 日本 660万人の孤独」▽映像の世紀バタフライエフェクト(NHK総合、11/18 22時)

ライジング若冲

先生、まだまだ至らん私に教えてください。

伊藤若冲(中村七之助)が言う。それに対して、寿命を迎えようとしている売茶翁(石橋蓮司)は、「私に教えることなどない。只々感じ入るばかりや」と応える。

NHKの時代劇「ライジング若冲-天才かく覚醒せり」から。

もはや水準を越えている者が、「まだまだ至らん私に教えてください」と言う。心の叫びを聞くようでこちらの心も揺さぶられた。芸の道は長く厳しい。その深淵に臨み、美の本質を探究する。一流の者が超一流を追い求める。

それに、ここに謙虚の一つの形があるように思った。自分の能力に驕ることなく師や芸に接している。どこまで達しており、出来ないことは何なのか、まだ見えないものがある、と自身の能力を正当に評価した上で、さらに高みを目指す。己をしっかりと見据え、自信を持っていないと謙虚にはなれない。へりくだれば良いというものではない。

例えば、自分は素人ですと何度も言う人がある。その筋で長い経歴があり、そこそこ事情に通じているのに、素人、つまり今始めたばかり、ゼロ、そんなはずない。謙遜しているだけなのかもしれないし、予防線を張っているのかもしれないけれど、同じ言葉を繰り返されると嫌味でしかない。同じ領域にいる人たちは不快に感じるだろう。

潔く「まだまだ至らん私に教えてください」と言えるようになりたいものだ。

謙虚(サイト内)。時代劇「ライジング若冲 天才かく覚醒せり」完全版【作・演出】源孝志(NHK総合、11/2 15:05、初回放送2021/1/2)

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