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カテゴリー「興行・放送」の検索結果は以下のとおりです。

遙かなる山の呼び声

知らない

と吐き捨てるように言うのは民子の口癖か。オリジナル映画版でも登場していた。テレビドラマ「遙かなる山の呼び声」再編集版(NHK総合、2023年、元は2018・22年)から。

たまたま第一話(9/23)を旅先で観た。リメイクされたことを知らなかったので、そのタイトルが画面に出た時には、てっきり、1980年のあの映画だろうと思った。

このテレビドラマ版では阿部寛と常盤貴子なのだが、お二人にこの役どころは荷が重かったろう。なにせオリジナルは高倉健と倍賞千恵子だ。それに虻田役の筧利夫がいけない。その役はハナ肇のイメージが強過ぎる。お三方にはお気の毒なことだが、やはり、映画版と比較して観てしまう。

第2話以降もすべて観た(9/30、10/7、14)。が、どうもしっくり来ない。民子が男に惚れていくあたりが上手く描けていないのが一番の拙さか。配役だけでなく、脚本や演出にも難ありなのだろう。オリジナルでは語られなかった後半は蛇足だ。

映画十選如意寺、神戸市西区(サイト内)。遙かなる山の呼び声|Wikipedia

読売だけ竜王と呼ぶ

将棋の藤井聡太棋士は、8つのタイトル戦すべてを制覇し八冠となった。在京六紙は社説でこれを採り上げた。

各紙社説のタイトルを眺めて違和感を覚えた。「藤井聡太8冠の誕生」(毎10/14)、「藤井八冠の誕生」(産10/13)、「藤井八冠誕生」(経10/13)、「藤井さん八冠」(東10/13)、「藤井竜王八冠に」(読10/12)。

一紙だけ竜王の呼称を使っているのだ。竜王戦を主催する読売新聞だ。

七冠の時はどうだったろう、6月の社説を見た。「藤井聡太新名人」(東6/2)、「藤井新名人の誕生」(産6/2)、「藤井新名人」(朝6/3)、「藤井最年少名人の誕生」(毎6/3)、そして「藤井竜王七冠に」(読6/3)。

読売だけ、やはり、竜王の称号を付している。当社が主催する竜王戦の覇者、分かりやすく言うと、うちの竜王、が、七冠になったと言っている。この時は名人位を奪取した。他紙は新名人の誕生を祝うが、そんなことおかまいなしに読売は竜王と呼ぶ。

竜王と名人、両タイトルを同時に保持する場合、正式には「竜王・名人」という特別な呼称で呼ばれる。そこを竜王の呼称だけ使う。なにせ自社が主催するタイトル戦だ。社説だって宣伝に使ってしまう。商売熱心なことだ。

さらに遡った。「藤井竜王六冠に」(読3/21)、「藤井竜王五冠に」(読2022/02/13)、そして「藤井竜王誕生 四冠達成」(読2021/11/14)。いずれも名人になる前だから竜王が正式な呼称だ。もう一つ前は、「将棋最年少三冠」(読2021/09/15)、さすがに竜王の文字はない。「竜王候補」とでも書きたかったのだろうけれど。

藤井聡太は史上最強かエンジンを積む藤井七段が平成最後の新人王に(いずれもサイト内)。棋戦 (将棋)|Wikipedia

イヌ的?ネコ的?

1) 仕事とは苦しい物であって給料は我慢料という考えに違和感を覚える、2) 指示された範囲外でもいいと思ったことはやってしまう、3) 同調圧力をかけるのも、かけられるのも嫌い。

仲山進也氏がラジオの番組で言っていた「ネコ度チェック」。

オペレーションが得意なイヌ的人材、クリエーションが得意なネコ的人材、そういう区分けをしているようだ。そんな表現があるんだな。よく言うのは、事業が10までのステップで成り立っているとして、0から1までに取り組める人、そして、1から10を動かすのに強みを発揮できる人たち。それがネコとイヌに当てはまるのだろう。

どちらがいいとか悪いとかではない。双方の機能が健全に備わってこそ、組織運営や事業をより良く展開することができる。

番組でも言っていたけれど、新規事業の開発にイヌ的人材を割り当てる、とか、ネコ的活動に理解のないイヌ的役員が新規テーマを管理する、とかが時として起こる。そうなると新しい事業の創出は覚束ない。事業は人なりとはよく言ったものだ。

心理的安全性(サイト内)。マイ!Biz「組織の中であなたはイヌ的?ネコ的?」仲山進也・楽天大学学長▽マイあさ!(NHKラジオ第一、9/28 6時台)

プロジェクト成功の秘訣

目的の明確化、高過ぎない到達目標、適切なリーダー、メンバーの人選、本気でやっているか

この5点を見れば、プロジェクトの成否は、そのスタート時点で判るのだとか。NHKのラジオ番組から(9/27)。

何もプロジェクトと断わる必要はないだろう。仕事全般に当てはまることだ。実際、番組の中でも、普段の業務中で抱えている課題をちょっと視点を変えてみることで解決する、そんな表現があった。

上手くいっている事業、儲かっている会社、そういうところでは、よく観察してみると上で引用した諸条件は整っているものだ。特にリーダーやメンバーの人選が効いている。

# マイ!Biz「“プロジェクト・マネジメント”成功の秘けつ」竹林一(京都大学経営管理大学院・客員教授)▽マイあさ!(NHKラジオ第一、9/27 6時台)

大関の矜持

人生かかってますから。

優勝決定戦を制した貴景勝がそうコメントした。戦ったのは東前頭15枚目の熱海富士。随分格下の相手に「立ち合いで左へ変化してはたき込み」。要するに、ずるい方法で勝利を手にしたのだ。

優勝決定戦で、それも大関がやることなのか。実際、相撲協会の首脳陣は「ああいうのを見せてほしくなかった」、「がっかりした」と語ったとか。

大関なのだから、当然、横綱への昇進を目指しているだろう。「人生をかけている」、その気持ちも判る。けれど、ずるい手であろうが何であろうが、とにかく勝つ、という姿勢はどうか。そんな力士を横綱にしたいと思うだろうか。ファンは観たいと思うだろうか。

伯桜鵬が休場すると聞き、この場所は興味を持てなかった。が、帰省した際の数日間は、母とともにテレビ観戦。熱海富士や高安の善戦を観て、今場所の優勝は平幕だな、すっかりそう思った。土日の結果を知らずに那覇に戻り、血迷った大関のことを読んだのだった。

大相撲帰省、23年9月(いずれもサイト内)。「悪いけど自分の呼吸で…」貴景勝Vも来場所の横綱挑戦に〝物言い〟 決定戦はまさかの注文相撲「人生かかってる」(9/25)

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