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カテゴリー「興行・放送」の検索結果は以下のとおりです。

吉田簑助

昔から受け継がれている型でも時代の流れによって変えていく場合もある。師匠方、先輩方の芸を自分の目で盗んで、役をいただいた時には、自分なりにデッサンをして舞台にかける。

今朝の「あの人に会いたい」は、人形遣いの吉田簑助さんだった。この番組で採り上げられるということは亡くなったということ。訃報に気付かずにいた。一年前だったようだ。

何かを成し遂げた人は、先達からの教えを基礎にしている。直接、間接、意識して、無意識に、人色々だが、学ぶ、真似る、そういうことに例外はないだろう。

学術系の人たちは言うに及ばず、音楽だってそう。モーツアルトはM.ハイドンのスコアを読み、ベートーベンはモーツアルトの弦楽四重奏曲を丹念に研究した。書いたものが残るジャンルは多少は有利か。文楽など、形があるようでない技や芸は、見て覚える、それこそ「目で盗む」という独特の努力が求められるのだろう。

アインシュタインよりも笑いを知りたい超文楽入門(いずれもサイト内)。NHK映像ファイル「あの人に会いたい」吉田簑助(NHK総合、11/8 5:40)、吉田簑助さんが死去 文楽人形遣い、91歳(nikkei.com、2024/11/8)

手塚治虫日記を読む

ずっと続けている脊髄前角注射は、結局、モルヒネであった。柔らかく包み込むように痛みが消えて、体内が暖かくなっていく時の快感は、母に抱かれているような素晴らしさだ

ETV特集「手塚治虫の遺産 父の背中~手塚治虫日記を読む」(1995年)から。

1988年、手塚さんは、胃ガンで病床にあった、その頃も日記を書いていた。

その前年、私は、似たような経験をしていた。就職したその年、腰部に激しい痛みがあり病院へ担ぎ込まれた。原因は、尿管結石。即入院となり、鎮痛のために神経ブロックの残置針を付けてもらった。針は脊髄のどこかに刺さっている。チューブは、背中に這わせ、その出口(注入口)は首のあたりにあった。

激痛が走った時に枕元の呼び出しボタンを押す。担当の方がやって来て、薬剤を注入してくれる。冷たい液が背中のチューブを流れて行くのが判る。それが患部付近に届くや否や、痛みは嘘のように、すぅー、と消えていく。何という心地良さだろう。

何回打ってもらっただろうか、その回数は覚えていない。が、あの時の「快感」は忘れられない。それは「暖かく」ではなく、薬液の冷たさを伴っていた。

手塚治虫定期通院(いずれもサイト内)。おとなのEテレタイムマシン▽ETV特集「手塚治虫の遺産 父の背中~手塚治虫日記を読む」(NHK-Eテレ、11/1 22時、1995/7/10 初回放送)

いつか、無重力の宙で

人工衛星。何もないところから打ち上げられる状態までつくったわけですよね。それは立派な「0から1」やと思いますよ。

ドラマ「いつか、無重力の宙で」第31回(NHK総合、10/29 22:45)から。

何となく、ずるずる、全32回すべてを観てしまった。終盤に、自分にとって馴染み深いこの言葉「0から1」が登場して、ちょっと嬉しいな、と思った。何もないところから新し事業をつくり出す物語だった。

それも、まず、一緒にやりたい人を集める。そして、微妙なところはあるけれど、何を行うか、テーマは後で決める。「誰をバスに乗せるか」の議論そのままに話が進んだ。

いいドラマだった。

音楽を生きるイヌ的?ネコ的?フレームワーク十選べらぼう(15)新規事業、その後(いずれもサイト内)

トロント・ブルージェイズ

定期通院で病院へ行くと待合のテレビで野球をやっていた。大谷選手が投げている。ということはメジャーリーグのワールドシリーズだ。その選手が所属するドジャースがシリーズに出場することは、いつだったか、ニュース記事で読んだ。

相手チームは、トロント・ブルージェイズと画面に出ている。はて、トロントとな。確かそこは、カナダのはずだが。へえ、隣国カナダを本拠地とするチームもメジャーリーグに参加しているんだな。初めて知った。

Wikipediaで見てみると、ブルージェイズは、「2005年以降、MLBで唯一アメリカ国外に本拠地を置くチーム」とある。2004年まではモントリオールのチームもあったようだ。

ワールドシリーズなどと尊大な名称はいかがなものか、とずっと思っていた。米国とカナダのチームどうしの戦いなら多少なりとも違和感は和らぐというものか。

さてゲームの結果はブルージェイズの勝ち。これで2勝2敗だとか。既に4試合もやってるんだな。野球興行は毎日のようにあるのでシリーズの進展も早い。

MLBのソロバン勘定大谷選手50-50比較優位と二刀流(いずれもサイト内)。トロント・ブルージェイズ2025年のワールドシリーズ|Wikipedia

地面師詐欺事件

ただの出会い頭の泥棒集団よ。たまたま表に出て(いる五反田の件が)、上手くいっただけの話であって、見えないところで失敗したのって、いっぱい、山ほどある

詐欺集団、地面師のグループって洗練された緻密な連中なのか、と問われ、事件で逮捕された口座準備役の男が言う。

「未解決事件」File.03「地面師詐欺事件」(NHK総合、10/25 22時)から。

土地があって、買いたい業者がある。複数の土地、そして複数の買い手、掛け算で母集合は膨らむ。どれか一つでもウソが成立すれば良い。一つの土地に限って見れば、多くの人を騙す必要はない。一人、一社だけが、心底、騙しに引っかかってくれればそれで良い。

実際、五反田の55億円の事案では、約50の不動産業者に声をかけ、その多くが騙しと気付く中、積水ハウスだけは買うところまで話を進めてしまう。カモになったのだ。それどころかネギも背負っていた、と番組を観て思った。

ノンフィクション作家の森功氏がこう言った。地面師たちは「計算ずくでやってる。7、8年懲役くらっても、10億だませば年収1億ってそういう計算だから割り切っている。世の中にそういうワルがいる」と。

確率を読む。計算をする。地面師たちは「洗練された緻密な」集団なのかもしれない。

ジャッカルの日ずっとだまされやすいはず選択を間違えた場合に(いずれもサイト内)

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