実質的にまだ占領下にある
- 2023/02/17 06:20
- カテゴリー:読み物
日本の政治家や官僚には、インテグリティがない
アメリカは、基地にせよ原発にせよ、日本に対して要求を突き付けながらも、それに対して抵抗もせず、国民の人権を守ろうとしない、日本の政治家や官僚を「心の底から」軽蔑している。インテグリティがない人たちだ、と「人格を完全否定」して。
引用は、矢部宏治著『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(講談社+α文庫、2019年)から(p18)。
国民皆が挙って読むべき本ではないだろうか。日本が、実質的に、今でもアメリカの占領下に置かれていることを知るために。
本来あるべき国家主権を我々日本国民の手に取り戻すには、安保条約第6条の一部削除、日米地位協定の改定、砂川裁判最高裁判決の無効化、この3点さえ行えば良い。巻末の「著者による解説」(p372)がそう教えてくれている。
# 本土の人間は知らない、専守防衛を放棄するのか(いずれもサイト内)