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カテゴリー「PC・ツール・サイト」の検索結果は以下のとおりです。

xinit、E200HA

E200HAにArchを、その3

GUI化あたりのことを書いておこう。関連するパッケージのインストールはこの一行で、

$ yay -S xf86-video-intel xorg-server xorg-xinit icewm xterm

X Window Systemディスプレイサーバー(Xサーバー)上でIceWMを使う構成。ディスプレイマネージャ(DM)ではなく、xinitでXサーバーを起動し、デスクトップ環境(DE)ではなく、ウィンドウマネージャ(WM)でXサーバーを補完する。

xf86-video-intelは、Intel汎用のビデオドライバ。ターミナルのxtermは、IceWMのオリジナル・ツールバーから起動できる(ことが判っている)、とりあえず入れる。

設定は、以前、G550(Lenovo)で経験しているので、戸惑うことはない。Xサーバーの自動起動設定を.bash_profileに、IceWM開始のコマンドを.xinitrcに、各々書き込む。

書き込む文字列は、そのほかのも色々取りまとめてテキストファイルにし、USBメモリーを介して持って来ると作業はだいぶ捗る。USBメモリーのマウント(念のためメモ)は、

$ sudo mkdir /mnt/usb
$ sudo mount -t vfat /dev/sda1 /mnt/usb

識別子sda1(E200HAの場合はこれ)は、USBに挿してlsblkすると判る。作業のあとにアンマウントする時は、umount /mnt/usb

その他の設定ファイル、いわゆるドットファイル類も移す。IceWMの設定は.icewmフォルダーごと、ごっそりと。すると、使い慣れた環境が、たちまち出現する。

そして、ターミナルはlxterminalに置き換え、そのほかに、thunar、Google Chromeなど普段使うアプリケーションを導入。そうそう、GUI化の後には、忘れずキーボードレイアウトをjpにする。

$ sudo localectl set-x11-keymap jp

これで、ほぼ整った。さて、メモリーをどのくらい占有しているだろうか、

$ free -h

351MBと出た。思惑通り、軽い。首尾は上々と言いたいところだけれど、Google Chromeを立ち上げた時、難題が残っていることを知った。つづく。

E200HAにArchをiceWMの起動、Arch Linux(いずれもサイト内) xinit|ArchWiki

systemd-boot、E200HA

E200HAにArchを、その2

この度、Arch Linuxへの載せ替えを企図したのには、いくつかの理由がある。UEFI BIOSではどんな具合になるだろうか試してみたいと思ったのもその一つ。

以前、Archを入れたG550(Lenovo)は、レガシーBIOSだった。E200HAは、比較的新しいPCなので(と言っても9年前のモデル)、UEFI BIOSをサポートしている。

実際のインストール作業では、2つの点で、以前と異なる操作を行った。

まず、ディスクのパーティション。cgdiskというコマンドを用いた。パーティションの方針は、boot用UFEI 512MB、SWAP 4GB、rootに残り全て。その通りに区切った。

# lsblk
# cgdisk /dev/mmcblk1

次は、ブートローダーの導入。デフォルトでインストールされているsystemd-bootを選択した。これはレガシーBIOS非対応。作業は、まずこのコマンドを実行する、

# bootctl install

その後、2つのファイルを整える。(1) "/boot/loader/loader.conf"。nanoで作成した。

default arch.conf
timeout 0
console-mode auto

そして、(2) "/boot/loader/entries/arch.conf"。カーネルにlinux-ltsをインストールしたので、以下の設定でもltsを付ける。○○○○部分は実際の識別子の略記。

linux /vmlinuz-linux-lts
initrd /initramfs-linux-lts.img
options root=UUID=○○○○ rw

このarch.confを作成するには、以下で必要な文字列を取得。あとはnanoで編集した。

# ls /boot > /boot/loader/entries/arch.conf
# cat /etc/fstab >> /boot/loader/entries/arch.conf

2つのファイルを整えた後、エントリー内容を、bootctl listコマンドで確認。

# bootctl list

type: Boot Loader Specification Type #1 (.conf)
title: arch.conf (default) (not reported/new)
id: arch.conf
source: /boot//loader/entries/arch.conf
linux: /boot//vmlinuz-linux-lts
initrd: /boot//initramfs-linux-lts.img
options: root=○○○○ rw

その後、何もかも完了してリブート。素早く立ち上がって来る。OSを選択するメニューが出ない設定(timeout 0)も奏効している。

E200HAにArchを(サイト内)。Arch Linux をおしゃれに最速インストールArch Linuxの最小限インストールsystemd-bootの紹介

iwd、E200HA

E200HAにArchを、その1

E200HA(ASUS)では、Lubuntu(22.04 LTS)を使って来たが、これをArch Linuxに置き換えることにした。そのインストールではいくつかのヤマ場が想定された。ネットワーク接続もその一つ。

今回、iwdのみでの無線LAN接続を行った。それについてメモしておこう。

USBからブートしてインストールを行う(archlinux-2025.03.01-x86_64.iso)。この段階でのネットワーク接続は、無線の場合、iwctlで容易に進む。pingを飛ばして接続確認。

# ping -c4 archlinux.jp

pacstrapで、linux linux-firmware baseなどをインストールする際に、iwdも一緒に入れておく。あとで入れようとすると、凍結した水道をお湯で溶かそうとするのだが、沸かすべき水が出ない、それと同じような状況に陥る。

インストールを終えてUSBを抜きPCを再起動。ログインしてまずネットワーク接続。忘れずにiwdを起動し、最初と同じようにiwctlの設定を行う。

# sudo systemctl enable --now iwd
# iwctl

が、USBでブートした場合とは違って、これだけでは繋がらない。pingを飛ばすと、名前の解決ができていないだけで、いい線行っていることは判る。それと、iwctlに立ち上げた折に出た、"NetworkConfigurationEnabled: disabled"が気になった。

すったもんだの末に繋がったのは、2つのファイルが奏効したようだ。それは、

/etc/iwd/main.confに、EnableNetworkConfiguration=trueの一行を記入した。このファイルは新規に作成した。(追記。冒頭に[General]の一行が必須なので実際は2行)

/etc/resolv.confに、nameserver ○.○.○.○と家庭内の無線ルータのアドレスを一行書き加えた。このファイルは作成するまでもなく存在した。冒頭に"Generated by dhcpcd"とある。試行錯誤する中で、dhcpcdをsystemctl enableした際に自動作成された模様。ない場合には新たに作ることになったのだろう。

# sudo systemctl restart iwd

iwdを再起動。pingを飛ばして接続したことを確認。自宅で使うだけなので、とりあえず今回の設定で良しとしよう。

E200HAでLubuntu再チャレンジ、Arch Linux(いずれもサイト内)。インストールガイド|ArchWiki、久々にArchLinuxのインストールArch Linux - ネットワーク接続

Micro HDMI ケーブル

Lubuntuを載せているE200HA(ASUS)用にHDMIケーブルを調達した。接続ジャックの形状はマイクロD。それに合わせて、ケーブルのタイプは、Dオス-Aオス。長さ1m。

Twozoh製のケーブルはそのPCに問題なく接続できる、という記事をwebで見かけたのでそれにしようと思った。Amazonで、5百円台であるのを見付けていたが、送料を加算すると千円ほどになってしまう。躊躇していたところへ、Yahooショッピングから千円のクーポン券が届いた。そっちで買う(もらう)ことにした。

注文後、中2日で到着。郵便受けに入れられていた。

Twozohは中国のメーカー。webでの評価は悪くない。どんな企業だろう、とパッケージに記載されたwww.twozoh.comへアクセスしようとするのだが開かない。同じ面に会社名が記されている、Manufacturer: Dongguanshizhonghuadianziyouxiangongsi。さらにその下に同じくアルファベットで所在地が続く。Google翻訳で中国語(繁体)へ訳した。

製造商:東莞市中華電子有限公司
地址:廣東省東莞市虎門鎮陳村工業區龍穗路一號四樓

また時間がある時にこの社名で調べてみよう。

さて、ケーブルを試してみた。普段Windows機で使っているLG製ディスプレイE2240Vに映るかどうか確認。パソコンはASUS、ディスプレイはLG、そしてケーブルはTwozoh。台湾、韓国、中国という組合せ。繋いでみると別段いがみ合うこともなく正常に機能した。

ASUS(サイト内)。Monitor Setup / MENU / 表示 / OVERSCAN(オン→オフ)

Lenovo G550、その後

ちょっと離れた場所でパソコンを使いたい、できたらそっちに、それ専用の1台を設置して欲しい、と家人が言う。webブラウザがあればいいようだったので、遊休状態のLinuxマシンを使ってもらうことにした。

Arch Linuxを入れたLenovo G550、ブラウザはGoogle Chromeにしてある。とりあえずはこれでいいだろう、と立ち上げてみた。IDとパスワードは辛うじて覚えている。

まずファイル更新。昨年の8月以来なので、更新対象のファイルは3百を超えていた。なかなか終わらないし、それにエラーが出て更新不能。もう一度やってみたけれど結果は同じ。

ま、更新しなくても使えるだろう。試しに、古いバージョンのままのGoogle Chromeを立ち上げたら、問題なく使えそう。なのだが、最新版ではない、という表示がしつこい。

Chromeは、確か、AUR(Arch User Repository)由来。AURのパッケージのみを更新するコマンドがあったはず、全ファイルの更新はいずれ考えることにして、とりあえずはこれで凌ぐことにした。そのコマンドは、

$ yay -Syua

無事にGoogle Chromeは最新版になった。それ以外にも、AUR由来のyayとdropboxも併せて更新された。

家人は、USBメモリーのデータを読めるようにして欲しいとも言う。USBに差し込んで、マウントするコマンドをいれて、と通常の手順を進めるのだけれど、なぜか繋がらない。マシン側が何らかのトラブルを抱えているようだ。とりあえず(が多い)、dropbox経由で必要なファイルを送って対処した。

今のところ特に支障なく動いている様子。

たまには更新、Arch Linux(サイト内)

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