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涼しい顔をする

文化庁による「国語に関する世論調査」の結果が公表された。それを採り上げたnikkei.comの記事によると、「忸怩たる思い」や「涼しい顔をする」は、本来とは違った意味で使われるようになって来ているのだとか。

誤用だ、けしからん、などと目くじらを立てるつもりは毛頭ない。用語の意味は移ろうものだし、新しい表現はどんどん生まれて来る。

例えば、独特な意味を示す「引く」や、「推し」「盛る」が、だいぶ浸透して来ていることが今回の調査で明らかになった。そのことを日経は「新しい表現の受け止めも調べた」と紹介している。

その「受け止め」という名詞も、比較的最近、とみに見聞きするようになった表現のような気がするがどうだろうか。記事の内容に合わせて、意識的に、その言葉が用いられたのかもしれない。

棹差す前広に(いずれもサイト内)。国語に関する世論調査|文化庁、「涼しい顔」は「大変でも平気そう」6割 違う意味浸透(9/29)

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