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キーワード「相撲」の検索結果は以下のとおりです。

尊富士の新入幕優勝

2人に共通するのは、自分の相撲を貫こうとする姿勢だろう。小細工せず、真っ向勝負。それが余計な迷いを払って、快進撃につながっている

古い友人からも、この春場所は「面白い」と連絡をもらっていたものの、色々あってまったく関心を向けられなかった。引用は、東京新聞の社説「尊富士と大の里 電車道の土俵人生を」(3/26)から。すごいことになってたんだな。

大相撲の春場所、24歳の尊富士が新入幕優勝を果たした。最後まで賜杯を争ったのは23歳で幕内2場所目の大の里。片やちょんまげ姿、片やざんばら髪の2人が「歴史的な熱闘で、大相撲の魅力と面白さを再確認させてくれた」(東3/26)。

「新入幕力士の優勝は、1914年夏場所の元関脇両国以来、110年ぶり2度目の快挙だという」、殊勲、敢闘、技能の三賞も総なめで記録ずくめ、「久しぶりに大相撲の魅力を堪能したファンも多かったのではないか」(読3/25)。

若い力が旋風を巻き起こした、その一方で、こういうことが指摘されている。「今場所の土俵では横綱、大関ら上位陣が精彩を欠いた」(毎3/26)。宮城野部屋での暴力事件発覚と親方の降格処分は「大相撲のイメージを大きく損ねた」(産3/25)。

さて、3/25週、在京六紙の社説は、そのほかに、ロシアで大規模テロ、戦闘機輸出の閣議決定、ガザの飢餓危機、大谷選手と水原通訳、地価上昇、同性カップルの権利、紅麹サプリの被害、小林製薬の会見、後半国会へ向けて、宝塚劇団のパワハラ、自民裏金問題(派閥幹部の再聴取、処分、森元首相)などを話題にした。

六紙社説、相撲(いずれもサイト内)

宮城野親方降格

横綱時代に自身の取組に物言いを求めたり、土俵下での優勝インタビューの後に万歳三唱を観客に促したりしたことなども問題視。今回の懲戒にも、現役時代終盤の振る舞いが考慮された。

過去のこともほじくり返されたんだな。引用は、webの記事「希薄だった問題意識 現役終盤の振る舞いも影―宮城野親方」(jiji.com、2/23)から。

弟子の暴力行為に対する監督義務違反で「師匠失格の烙印が押された」(産2/27)と、在京六紙の社説も本件を採り上げた。今のところ3本かな。それを見て、jijiの記事を思い出したのだった。

江戸の敵を長崎で討つみたいでちょっとどうかなと思ったりもしたけれど、道交法では違反点数がたまると免停になったりするし、今回のように不祥事の積算もありなのかな。もしかすると点数を勘定している人が相撲協会にいるのかもしれない。

横綱白鵬が引退へ(サイト内)。希薄だった問題意識 現役終盤の振る舞いも影―宮城野親方(2/23)。宮城野親方の降格 元大横綱を甘やかすな(産2/27)、相撲界の暴力 健全育成にかじを切れ(朝2/28)、大相撲で相次ぐ暴力 角界挙げて悪弊絶たねば(毎3/1)

裏金の解明には程遠い

これ以上、解明の足踏みは許されない。まずは国会の政治倫理審査会で当事者に説明を求めるべき時

自民党による組織的な裏金づくり問題。朝日新聞の社説がそう書いたのは2月15日。それ以降ここ数日まで、在京六紙の社説がどう書いているか、タイトルで追ってみよう。

「自民裏金解明 もう足踏みは許されぬ」(朝2/15)、「自民全議員の裏金調査 自浄能力のなさ露呈」(毎2/15)、「自民裏金の実態 身内では解明できない」(東2/15)、「政治資金問題 改革につながる論戦に努めよ」(読2/15)

「政倫審の開催で合意せよ」(産2/17)、「出席の回避は許されない」(毎2/17)、「実態解明 国会が果たせ」(朝2/17)、「不透明な金の流れ根絶を」(毎2/18)「実態解明 先延ばしは許されない」(東2/21)

「政倫審開催へ 実態解明に資してこそ」(朝2/22)、「説明尽くせ」(産2/25)、「実態解明の第一歩に」(経2/25)、「鍵握る議員がなぜ出ない」(毎2/24)

「裏金事件の政倫審 目に余る自民の迷走ぶり」(毎2/29)、「政倫審巡る混乱 自浄能力欠如の表れだ」(東2/29)、「不信の上塗り許されぬ」(朝2/29)、「内容のある答弁を聞きたい」(読2/29)

「政倫審で露呈した自民の深刻な統治不全」(経3/1)、「首相が政倫審に 裏金の解明には程遠い」(東3/1)、「何のために出て来たのか」(毎3/1)、「開いただけでは解明にならぬ」(読3/1)、「全容解明にもっと努めよ」(産3/1)

「政倫審 予算案強行の踏み台か」(朝3/2)、「証人喚問が必要」(毎3/2)、「この説明では納得いかぬ」(産3/2)、「連座制導入が不可欠」(東3/2)、「国会の混乱 言論の府の権威を貶めるな」(読3/2)

各紙のタイトルを見る限り、国民の多数意見を代弁しているようだ。が、読売新聞のタイトルだけ拾うと、「改革につながる論戦に努めよ」、「内容のある答弁を聞きたい」、「言論の府の権威を貶めるな」など、他紙とは明らかにトーンが違う。ゆるい。首相や党への甘さがあるように感じられる。擁護できるなら擁護したいと思っているのだろうか。

さて、2/26週の六紙社説、そのほかには、ウクライナ侵攻その後、農業基本法、NHK経営委への不信、相撲界の暴力、NATO北方拡大、ブラジルG20、能登地震2か月、減り続ける出生数などを話題にした。

六紙社説(サイト内)

大関の矜持

人生かかってますから。

優勝決定戦を制した貴景勝がそうコメントした。戦ったのは東前頭15枚目の熱海富士。随分格下の相手に「立ち合いで左へ変化してはたき込み」。要するに、ずるい方法で勝利を手にしたのだ。

優勝決定戦で、それも大関がやることなのか。実際、相撲協会の首脳陣は「ああいうのを見せてほしくなかった」、「がっかりした」と語ったとか。

大関なのだから、当然、横綱への昇進を目指しているだろう。「人生をかけている」、その気持ちも判る。けれど、ずるい手であろうが何であろうが、とにかく勝つ、という姿勢はどうか。そんな力士を横綱にしたいと思うだろうか。ファンは観たいと思うだろうか。

伯桜鵬が休場すると聞き、この場所は興味を持てなかった。が、帰省した際の数日間は、母とともにテレビ観戦。熱海富士や高安の善戦を観て、今場所の優勝は平幕だな、すっかりそう思った。土日の結果を知らずに那覇に戻り、血迷った大関のことを読んだのだった。

大相撲帰省、23年9月(いずれもサイト内)。「悪いけど自分の呼吸で…」貴景勝Vも来場所の横綱挑戦に〝物言い〟 決定戦はまさかの注文相撲「人生かかってる」(9/25)

「暖流」を読んでみよう

  • 2023/07/25 05:49
  • カテゴリー:読み物

大相撲をNHKプラスで観ていて、岸田國士の「暖流」を読んでみようと思った。

大相撲名古屋場所の14日目。翔猿と千代翔馬の一番、途中、行司が待ったをかけた。千代翔馬の緩んだまわしが、しっかり、締め直された。行司は、三役格の木村容堂だった。

そこから連想が繋がって行った。木村容堂から同じ容堂で山内容堂。NHK大河ドラマ「龍馬伝」(2010年)で、山内容堂を演じた近藤正臣。昔見たドラマ「暖流」(1976-77年)に彼は出演していた。このドラマでは、中田喜子が扮する看護婦、石渡ぎんの恋の行方に気を揉んだものだ。

原作の「暖流」(1938年)では、石渡ぎんはどのように描かれているのだろうか。近い内にその小説を図書館で借りて来よう。調べてみると、県立の「岸田国士全集13」(岩波書店、1991年)に所収されているようだ。最寄り市立図書館には、残念ながら、蔵書なし。

暖流 (小説)|Wikipedia、岸田國士(きしだくにお、1890-1954)、木村容堂(3代、九重部屋、1961-)、近藤正臣(1942-)、中田喜子(1953-)、高橋玄洋(1929-)

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