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2020年09月の記事は以下のとおりです。

シューマン作品86

  • 2020/09/23 21:29
  • カテゴリー:音楽

Konzertstück für vier Hörner が、さっきラジオでかかっていた。N響9月公演の中継。曲目紹介で、「小協奏曲」と言われるのを聞くのは今回が初めてだった。専らドイツ語そのままに「コンツェルトシュテュック」と呼ばれる(と思う)。同じ Konzertstück でも、ウェーバーの作品79は「小協奏曲」、メンデルスゾーンの作品113と114は「演奏会用小品」、そしてこのシューマンの「コンツェルトシュテュック」と、日本語表記が使い分けされている印象がある。気のせいだろうか。

一度は演ってみたいと思う奏者は少なくない、かつて、あるホルン吹きがそう言っていた。確かにカッコいい曲だ。その分、吹き手の力量が問われるのだろう。本日のホルン、特に1番の高音、は辛そうな箇所がちらほらあった。録音しなかったので聴き直せないのだが。

9/23 19:00 NHK-FM ベストオブクラシック▽N響9月公演
シューマン「4本のホルンのための小協奏曲ヘ長調作品86」
(ホルン)福川伸陽、今井仁志、勝俣泰、石山直城
コダーイ「ミゼレーレ」下野竜也・編曲
シューマン「交響曲第4番ニ短調作品120」
(管弦楽)NHK交響楽団(指揮)下野竜也
~東京・サントリーホールから中継~

メンデルスゾーン作品113(サイト内)

水差しの蓋

当家にあるガラス製の水差し、これに元々付いていたプラスチックの蓋を木製に置き換えることにした。7月下旬、図面も引かずに実物を持って木工教室へ出かけた。採寸後、ごくシンプルなデザインをスケッチ。久しぶりに旋盤と格闘した。その日の内に、2つ削り出し、注ぎ口の部分を丸ノミで刻んで、ペーパーがけ。そして塗装。その後、教室は感染予防対策でお休みになったので、完成品を持って帰るのがこの四連休になった。図は作業中の写真。一つ削り終えて、はめ込んでみたところ。左にあるのが削る前の二つ目、旋盤のアダプタの径に合わせるために別材をボンド付けしている。奥にはオリジナルの白いプラスチック蓋が見える。

ケメックスの取手(サイト内)

1975年の映画

1975年、日本でヒットした映画ランキングを見てみると、「タワーリングインフェルノ」「エマニエル夫人」「ゴッドファーザーPART II」などがあって、アカデミー賞は「カッコーの巣の上で」が受賞している。

先月放送された「ポピュラー・ヒット年代史~1975年の作品から」(NHKラジオ深夜便、8/6 2時台)の中で、そんな話が出た。何となく違和感があって調べてみた。「カッコーの巣の上で」は、本国アメリカでは確かに75年11月に公開され、アカデミー賞を受賞している(76年3月)。それも、作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、脚色賞の主要5部門を独占。日本で公開されたのは、受賞の後、76年の4月だった。おれが中学2年の年だ。

75年に日本で公開された映画のリストを眺めてみた。例えば、サブウェイ・パニック(2月)、ジャガーノート(3月)、デルス・ウザーラ(8月)、金環蝕(9月)、ヤング・フランケンシュタイン(10月)、ハリーとトント(12月)など、懐かしい映画が並んでいる。メル・ブルックスの「ヤング・フランケンシュタイン」はこの年だったんだな。彼のコメディをまた観たくなった、「新サイコ」か何か手元にあったような気がする。

1975年の日本公開映画|Wikipedia。昭和枯れすゝき、シクラメンのかほり、想い出まくら、時の過ぎ行くままに、港のヨーコヨコハマヨコスカ

怪しい来客簿

  • 2020/09/21 07:01
  • カテゴリー:読み物

元来、中小企業はおおむね経営者のワンマン体制が敷かれており、社業の発展はすべてボスの功績によるものでなければならない。実力のある社員が居てはかえって困るので、ボスにとって、社員のせいで発展するくらいなら発展などしない方がよいのである。

中小企業とかビジネスとかに限らず、似た話はよくありそうだ。引用は、「色川武大 阿佐田哲也全集」第1巻(福武書店、91年)に収載の「怪しい来客簿」(77年刊)から(p40)。

不思議な短篇集。著者が、主に10代、20代、もしくは30代だった頃の、同時代の人々のことを書いている。濃密な関係の肉親や同僚たちだったり、興行の芸人や相撲取り、名も知れぬ街の人たちだったりする。各々の評伝であり、著者自身の自伝でもある。「夢に出てくる生家」(p60)、「今度、いくらかの取材をした範囲では」(p75)、「奇形の心境とはどういうものか」(p94)、「家系図というものが私の家にもあって」(p143)。

# NHKジャーナルのブックレビュー「怪しい来客簿」岸本佐知子選(NHKラジオ第一、7/21 22時台)

Re: 菅内閣発足

前首相の弟だけでなく、元家庭教師も入閣させた首相の義理堅さには少々感心した

産経新聞の論説委員長がそう書いている。そのお二人の評判はどうか。まず、防衛大臣に就いた弟。米シンクタンクは「初心者」の起用に疑念を示し、中国は「親台派」の就任に警戒する。そして、新復興相の元家庭教師。公明党やその支持母体創価学会から忌避反応がかなりあり、依然自公連立の新政権にとって「亀裂のスタート」になるかもしれない、と佐藤優氏が指摘する(くにまるジャパン極、文化放送、9/18)。

菅内閣発足(サイト内)。「NASA政権」国民に信を問え 対中政策は腹くくり国益第一で(9/17)、米識者「防衛相は初心者」 菅政権の岸氏起用に疑念(9/17)、「岸信夫防衛相」に中国が慌てふためく理由(9/17)、“待機組”平沢勝栄氏 入閣見送りの裏に公明山口代表の怨念(19/9/18)

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